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新しい曲
君の優しさ
2024/12/18
君は控えめなやさしさでいつも私に接してくれた。
口数は少ない。
だけれど確かな愛を持って。
背中に手を置いているだけで
押すことはない。
それは君が歩くか決めることだからって
言った。私はその君のやさしさが
好きだったんだ。何よりも。
⭐️今年も調律を本日行いました。
以降の依頼や制作曲は
調律した音でお届けします。
緑
夏、忘れてしまったことを拾いに
2024/12/18
あの記憶を探しにいこう。
どこまでも駆け抜けて。
アスファルトが反射した。
⭐️この楽曲は過去、ポケットサウンドへ寄稿した楽曲です。
今回自サイトにも展示しようと
再録してみました。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
深い眠りへ微睡みへ
2024/12/05
温室で守られた私は
深い眠りにつくことができて
明日になるのも待ち遠しくて
帰ったらほっとした心地で
笑いあえるのだ。
幸せが怖くなくなったその頃
私は安堵して
微笑みながら眠った。
ずっと、ずっと。
この日々が続きますようにと。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
飲まれる想い
2024/11/03
全ての事が手のひらから
ゆるやかに落ちる頃、
凍てつく季節がやってきたのだ。
いつからか、気付いてはいたのだ、
ひび割れが出来ていると
気付いた頃には遅かったのだ。
波は押し寄せてぐんぐんと
闇に飲み込まれるのだった。
“好き”が”嫌い”になっていく
もうどうやっても止められなくて
塞き止めようとしても
どうにも出来ず
波はどんどん私を流していくのだった。
悲しい。
苦しい。
ただその二つがさらにそれを加速させるのだった。
波がずっと私を流して流して
遠くにやっていく。
二度と、同じ場所に戻れぬように。
更新履歴 ピアノ即興 mono
世界と貴方と私と
2024/10/14
街の喧騒が今は嘘みたいだ。
ネオンが揺らめく世界から一変、
静寂の中であなたとお別れしている。
言葉がいくつも降りかかって
必死に自分を保っている。
街の喧騒が嘘みたいだ。
ロープウェイで見ていた景色のように
ひとも世界も変わり続ける。
変わらないのはずっと自分だ。
自分だけが変わらなくて
世界はこんなにも変わっていく。
あなただって、また会う時には
変わるのでしょう?
手のしわが増えて、やがて華奢になっていくのでしょう。
それは止めることができなくて
悔しかった。
汽笛が鳴って新幹線に飛び乗った。
帰らなきゃ。
真っ直ぐに見れない世界がそこにはあった。
更新履歴 ピアノ即興 mono
その日、森に行くとイイデショウ
2024/10/09
占い師の女は指を差した。
早く行かないと奪われちゃうよ、と。
私はその森へと進んでいく。
やがて沢山の人が笑顔で立っていた。
笑顔の人たちに招かれた私は
まるで魅了されながら森の奥へと進んでいく。
探し物はなんだったかもう覚えてはいない。
占い師の女はくすくすと不気味に笑って
林檎を齧った。
ピアノ即興 赤 更新履歴
あの空を思い出していた
2024/09/03
太陽が秋空に揺れる。鮮やかな空は
あの頃の音を蘇らせた。
まだたどたどしい指先の旋律。
だけれど、無我夢中で音を必死で探していた。
それは刃のようでもあり危うさでもあり
未熟さでもあった。
あの日の音に耳を傾けて
あんなふうに伸び伸びと、誰のことも気にせず
弾いてた頃が今は懐かしい。
思い出すのはあの時の熱。
更新履歴 ピアノ即興 紫
立秋に寄せて
2024/08/06
秋の空が夕暮れの風とともに
やってきた。どんなに暑い夏が来ても、
君はやっぱりやってくるのだとほっとするのだった。
何故だろう、高ぶる気持ち。
それは、秋が呼んでいるからでしょう。
やがて両手を広げて大空を掻いた。
この気持ちに名前をつけるとしたら
なんて言葉にあらわせばいいのだろう。
🌟レコーダーを新調しましたので
ご依頼などこれ以降はこの音質でお届けになります。
更新履歴 ピアノ即興 黄色
夏、忘れてしまったことを拾いに - I won‘t forget you -
2024/08/06
とある夏の記憶を思い出す。
君と出会った、あの日の記憶。
もう忘れたりはしないんだ。
🌟レコーダーを新調しましたので
ポケットサウンド様に寄稿した
こちらの話題曲をアレンジして
当方のサイトでも展示することにしました。
こちらの楽曲が挿入された
「アクアリウムは踊らない」ドラマCDの
宣伝TVCMが8/11から毎週流れるので
ぜひリスナー様方もチェックしてみてください。
更新履歴 ピアノ即興 紫
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