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少女炭酸集
2019/12/25

― この間はごめん。君と約束をしたことを
― すっかり、忘れてしまっていたんだ。
― でも、もう忘れたりしない。
切ない淡い息苦しさを纏った
儚くもやさしい、憂いを帯びた
炭酸の中に溶けるような
少女と少女の恋心。
苦くも愛しい彼女たちの短編を五編収録。
音楽CDの方ではお話に合わせた5曲を収録。
聞きながら本を読むと
どっぷり浸かれるかと思います。
音楽はやさしいコーラスで語りかけて
だけれどどこか控えめに本を読んでも
邪魔をしない世界観にしました。
この作品を作るまでに、作ろうと思ってから
何年もかかりました。
ようやく皆様の元へ、そして私の元へ届きました。
本とCD、ぜひじんわり手に取ってみてください。
(また、こちらは百合作品となるため、
苦手な方はご注意ください。)
[小説&曲目]
ep&tr.1 夜の鉄道
ep&tr.2 桜バス亭
ep&tr.3 朝の光
ep&tr.4 木漏れ日
ep&tr.5 シャーベットアイス
[価格]
本&CD 1050円(パッケージ・データ版)
本のみ 600円
CDのみ 500円
【新作CD&短編集】「少女炭酸集」をリリースしました。通販スタート!冬コミ【C97】も委託します!
2019/12/13

いつもありがとうございます。
真島こころです。
ようやく今思うと
踏ん切りついて作品に出来たと思うのですが
始まりはもっと十年も前、
作りたいと思っていた作品です。
今回百合作品ということで、苦手な方は注意ください。
音と小説で楽しめる
新作「少女炭酸集」をリリースしました。
BOOTHより
[通販ページ](期間限定2020年1月中まで)
動画も公開です。
イラストには夏香子さんをお招きしました。
以前夏香子さんと北海道コミティアで知り合ったのを
きっかけに、創作漫画のイメージ曲の
ご依頼をくださったことが始まりでした。
今回メインとなるお話は星のシーンもあり
夜と星が美しい作家さんにお願いしようと思い
迷うことなく星香子さんに
今年の前半辺りにご依頼しました。
きらめきある窓の向こうを始め
背中から感じる陰りや切なさといったものを
表紙で表現して頂きました。
また、挿絵も書き下ろしで3枚挿入しますが
こちらも表情が特に見てほしい部分で
普段漫画も描かれてる方だからこそ
感情の表現、ニュアンスが素晴らしい方だなと思います。
(挿絵をお願いするのもあり、
漫画を描いてる方にお願いしたいと
思ってお願いしたのもあるんです!)
また、小説短編の校正にたくさんお世話になってる
サークル、超水道メンバーの
作家の蜂八憲さんをお招きしました。
佐倉ユウナの上京やAngeldoll、
またSantaClotheなどで度々ご一緒してます。
グーグルのドキュメントで
全体的な校正の提案と
部分的な提案を頂きましたが
とても親身になってニュアンスなどを
考えてくださり
すごく勉強にもなりつつ、助けられました。
全体的な本のレイアウト組も見ていただいたりと
大変お世話になりました。
動画には、今回チャリキさんをお招きしました。
普段はLive2Dの製作なども行ってる
とてもクオリティ高い動画やデザインを作られる方で
途中段階見た際は言葉では表せないほど
感動して、あまりにもの完成度本当にびっくりしました!
動画を見ていただいたほうが早いかもしれませんが(笑)
鉄道の走るような演出やぼかしを使ったりして
匂わせるプローモーションが
繊細ながら美しくて情報も読み取りやすくて
感動しっぱなしでした。
チャリキさんはツイッターやサイトで
ご依頼も承ってるようですので
リンクも貼っておきますね!
とっても素晴らしいデザイナーさんです。
今回本とCDを合わせたものを作りましたが
本だけでも楽しめて
CDだけでも楽しめて
そして合わせるともっとより楽しめる作品になりました。
音楽は劇伴というよりは読みながら聞いても
臨場感があるように、
でも音楽単体でも聞ける
読書の際も邪魔をしないコーラス作りを目指しました。
今回は音は「南極地平線から」のような
コーラスピアノアンビエントみたいな感じが
近いです。だけれど、
南極CDともちょっと違いがあるかと思います。
それは聞いてからぜひ、
感じていただければと思います。
長年作りたい百合ものというジャンルでしたが
女性ならおそらく今までに経験したことあるような
友情以上の感情、人間関係の摩擦や葛藤や苦い記憶など
そういったものが収録されてます。
ぜひなにか感じるものがあれば幸いです。
また、12/30(月)に冬コミ、くらやみ横丁
宵町めめさんのブースで小数部委託させて頂きます。
かなり小数部となるため、お早めにどうぞ。
ブース番号は【西L19a】です。
年明けのイベントについては改めて来週辺りに
CDパッケージビジュアルサンプル写真とともに
サイトでもお品書き出しますので
お待ちください。
【告知】
この間はごめん。君と約束をしたことを
すっかり、忘れてしまっていたんだ。
でも、もう忘れたりしない。苦くも愛しい少女達の短編を五編、
CDではお話五曲を収録。新作リリースです

ピアノ音楽素材集vol. 4~ホラー・ダーク~
2019/11/07

君の音。第四段となる有料のピアノ音楽素材集が
出来上がりました。
生音の演奏による、ホラー・ダーク系に絞った
ピアノ曲の素材集です。
怖いシーンやダーク・ホラー作品の
製作作業BGMとしてもおすすめです。
[試聴]
[曲目]
01.理の彼方へ
02.少年達の秘密基地
03.霧は立ち込めて
04.怪しい尾行
05.始まりの廃墟
06.クラシカル・レイン
07.今宵、洋館で私と踊りましょう?
08.不気味な森
09.聳え立つ墓標
10.終焉の扉
11.逃げられない、終わりだ
12.緊急事態発生
13.誰もいない研究室
14.悲劇はいつまでも続くのでしょう
15.止まらない街で
16~20.ジングル5種
[価格]
1,050円
【2019/10/27(日)】Lideaさんのブース 第一展示場【L-17a】へ、庭園を舞台にしたピアノ&歌コーラスCD「風の吹く庭に」委託させて頂きます!
2019/10/15

いつもありがとうございます。
真島こころです。
今年も秋M3が間近ということで
今月27日に行われる
東京流通センターで開催される
音系・メディアミックス即売会「M3」へ
第一展示場【L-17a】Lideaさんのブースにて
M3では初となる「風の吹く庭に」を
委託させて頂きます。
委託作品情報
「ゆこう、いつもの日々を、風景を。」
きらきらとそれはやってきた。
季節は瞬いた、いくつも風景は
彩りを成していった。
今なら歩ける心があるんだ、ゆこう。
この”ガーデン”に辿りつく運命は
決まっていたんだ。
-
コスモスやシュウメイギクが咲く
ガーデン(庭園)を舞台にした少女の物語。
ピアノ伴奏の歌&コーラスの曲を7曲収録。
1曲1曲尺がたっぷりあるので、ボリューム感もあります。
洗練とした雰囲気に少しの切なさと力強い意志。
澱んだ世界を乗り越えていく心模様を歌詞におさめてます。
ブックレットには全曲の歌詞を収録してます。
また、収録楽曲「月夜」については
こちらのCDでは歌として収録しますが
ライブではインスト版として演奏する予定です。
君の音。のリスナーさんより
度々「真島の歌のCDが欲しい」と言ってくださる方々が
いらっしゃいました。
ありがたくも、歌に極度に自信がなかったり
「歌はだめだ」「ピアノ曲の方が好きだ」
という言葉もかけられたりと
歌は物凄く好きでしたし、むしろピアノを
奏でるだけよりは歌の方が正直なところ
好きだったんです。
だけれど、自分の中で歌に対して
"あきらめ"や"悟り"を感じていて、
今まで歌メインでCDを作るところまでには
至ってなかったのです。
勿論自分の中でピアノ曲の方が堂々と出せる
ような気はしてますし
完成品も届いてリリース前の今でも
とても不安はありますが
ある意味自分のためにも
歌のアルバムを作りたかったという思いがあります。
完成品が届いてから、リリース前にずっと
このアルバムを日々聞き返してたんですが、
とある友人たちと会った夜、
駅の改札を抜けてこのアルバムを聞いたんです。
その時に一番、今までで作ったアルバムの中で
自分自身が作ってよかったと思えたというか……
人と会った後だったから余計に
このアルバムを無意識のうちに作っていた意味が
わかりました。
歌詞をこのアルバムでは沢山綴りましたが、
言葉ひとつひとつ、ここ一年感じたことが
詰まっていて、
「25をなぞって」の最後では
「それでも人が好き」だった1フレーズが
今回の新譜では「人を愛してるから」という
言葉に変わって、あれから一年、
様々に感じたことを経て、心模様を
描きました。
当方のアルバムを昔から聞いてくれたり
サイト展示の曲を追ってくれた方には
意味がちょっとわかるかもしれません。
是非お手に取っていただけたらすごくうれしいです。
刺さる方には刺さる言葉のアルバムでは
あるかと思っております。
CDについての経緯が長くなりましたが
イラストは長年、憧れだったイラストレーターさんに
お願いしました。
数佳さんです。
pixivを見てるとき、ずっとファンで
イラストをチェックしてました。
今回ジャケットを描いて頂きました。
植物がいきいきして描かれる
数佳さんのイラストは、どこか少女の表情も纏う姿も
洗練とした空気を放っていて
また、沢山の色を使っているのに
綺麗にまとまった一枚一枚のイラストに
いつも見惚れておりました。
また、ロゴデザイン・特設デザインには
今回委託先となる
同じ北海道作家のLideaさんにお願いしました。
彼女はいつもは歌や作曲でCDを出して
よく隣接でイベントに出ております。
ロゴもお洒落ながら凛としたデザインを作ってくださり
特設も情報量が多い依頼だったにも関わらず、
美しく見やすいデザインを頂きました。
ロゴの花のシルエットが特設にも使われてて
かわいらしいです。
また、映像には「25をなぞって」でも
映像をご担当頂きました宵町めめさんを
お招きし、今回も絵が一枚の中
素敵で遊び心たっぷりなPVを作って頂きました。
演出が素晴らしいです。
とても時間を感じさせないPVになってます、
是非見て頂きたいです。
そんなスタッフさんに支えられ、
今回のアルバムができました。
ガーデンを舞台にしてますが、庭園はある意味
辿りついた場所としての例えで
様々な試練を越えての"居場所"という意味でも
あるんです。色んなこと想像しながら
ぜひ聞いてやってくださると幸せです。
委託先のLideaさんの新譜もぜひ合わせて
チェックくださると幸いです!
かわいらしい歌声、だけれどどこか陰りありつつ
彼女の世界観にぜひ触れて頂けたらうれしいです。
Lideaさんの新譜情報も情報が出次第
こちらの記事に記載させて頂きますね!
また当日会場に当方はいませんので
ご注意ください。
かなり小数部の委託となりますので
ご希望の方はお早めに!
どうぞよろしくお願いします。