• twitter
  • youtube

「緑」 一覧

「きらきらって。まぶしいけれど、どこか懐かしい視界。」

カテゴリ一覧

曲を色で探す

好き!3 投票)
読み込み中...

夏の旅路

2021/07/17

ダウンロード YouTubeで聴く

あの森の奥の湖で君は絵を描いていた。
きらきらと水面が光反射して
眩さは自分のどす黒さに痛く沁みこんで
許されないようで
一瞬にして白い何も見えない霧の中に
閉ざされた。
僕はそれでもこの道を選んだ。
それは呪いでもあった。
それは赦しでもあった。
あの霧の向こうへ僕は必死に歩いて
目指すのだった。

更新履歴 ピアノ即興 弾き語り

好き!1 投票)
読み込み中...

新快速二番線より

2021/03/05

ダウンロード

新快速、二番線より
発車の音が轟く。
この音は少し東京と似ている。

私はこの風景を知っている。
第二の故郷が近づくにつれて
はじめての故郷が重なって見えた。

なぜかほっとして、
なぜかすっと力が抜けて

心強くて、愛おしくて
待っている人のもとに
帰るのだ。

こんな田畑の夜の風景を見て
もっと、もっとなにも建物のないところまで
連れてってと願う。

あなたが待っているその駅へ。
ゆけ。ゆくんだ。

更新履歴 ピアノ即興

好き!7 投票)
読み込み中...

五月の泳げない魚

2020/05/12

ダウンロード YouTubeで聴く

プカプカと小学校のときの
プールに浮かんでいた。
それはまるで死体のように
空ろな目をしている。

夏の授業は恥ずかしくて
いつも水に入らなかった。

プールも習ったが
いつも手洗い場に逃げていた。

水に浮かぶだけで
人は必死だ。自分のことで
いっぱいでただ浮かぶことしかできない、
私はいつまでもプールに浮かんだまま
横目であのリアルを見つめている。

プカプカと小学校のときの
プールに浮かんでいた。
それはまるで死体のように
魚みたいになれないまま大人になってしまった。

更新履歴 ピアノ即興

好き!3 投票)
読み込み中...

確かな光

2019/11/30

ダウンロード YouTubeで聴く

列車、最後の車両から見える景色は
だんだんと遠ざかってゆく。
こんなにも残酷なほど目に見えるほど
トンネルのなかで滲む光は
弱い心を無理矢理でも
立たせようとする。
この景色をあの日も見た記憶がある。
確かに雪は降っていた、積もっていた、
心は歩きだしていた、
とても正直だ。
さ迷う暗闇が晴れていく、
じきにこの雪もやむだろう、
隙間なくうめられた未来が諭す、
「どんな朝がきたって構いやしない、
 どんなに、這いつくばっても。」

更新履歴 ピアノ即興

好き!9 投票)
読み込み中...

ひとひらの光、曇り空の向こう

2019/10/10

ダウンロード YouTubeで聴く

/YOUTUBE版

陰のかかった曇り空、高くなびいている。
小鳥たちのさえずりが聞こえる。

一歩、一歩、踏み外さないように
歩いていくのは大変で
明日や明後日、ましてや今日のことを
考えるだけで今は精一杯だ。

それでも、時間の流れははやくて。
流れに流れることもできない。

陰のかかった曇り空、高くなびいている。
胸の内はざわめき始めている。

秋、ひとひらの光を抱えて
落とさないようにする。

更新履歴 ピアノ即興 水色

好き!4 投票)
読み込み中...

息を吹き返して

2019/07/06

ダウンロード YouTubeで聴く

海面を目指して水の中から
また息の吸える場所を目指して
勢いよく顔を空へ見上げるようにと飛び出した。
不条理なこの今の状態を
どうにかしたくて
また地面へと足をつけた。
逃げ場にしていた、
潜れば何も傷つかなくて済むから。
久しぶりに見上げた空は
過去と繋がって流れてきた、
だけれど心の中は前を向いていた。

更新履歴 ピアノ即興

好き!4 投票)
読み込み中...

音は色褪せることがなかった

2018/10/22

ダウンロード YouTubeで聴く

/YOUTUBE版

きらきらと瞬きをする、教室だ。
肌色のカーテンゆれていた。
次第に鍵盤を奏ではじめた。
一斉に歌い始めた、
ざわりと心が震えた、
意識はどんどん深くのめりこんでいく、
歌声と教室のピアノの音が体中を支配した。
あのまっすぐな瞳。

「ここに、いたんだね。」
彼女はその教室の一番後ろで眺めていた。
やさしい音が次第にやってくる。
ここにいた確かなこと。
気が付いたら瞳は濡れていて
ベッドの上にいた。

更新履歴 ピアノ即興

好き!7 投票)
読み込み中...

朝靄は明けない

2018/08/08

ダウンロード YouTubeで聴く

ぼぅっと、人影が見えた。
ような気がした。誘われて踏み入れてみれば
まだ、嗅いだことのない匂いがした。
黒と灰色のコントラストの隙間から
光はいつものように見えない。
だけれどそれが居心地よかった、
静かに彷徨いつづけた、
夏を歩くのはもう疲れた、
ここに眠ろう、

更新履歴 ピアノ即興

好き!7 投票)
読み込み中...

水に透

2018/05/21

ダウンロード YouTubeで聴く

/YOUTUBE版

桃色や薄紫、薄い紅色の
全て同じトーンで彩られた
花たち、ひとつひとつ形も大きさも違う。

四角い桃色の箱にたっぷりの水が
潤っていて、
その中に花たちは沢山沈んでいました。

花たちはだんだん水を浸透させて
ぷかりと浮かんで光に透りぬけて

ただ、そこで、潤いを楽しまれているだけなのです。

更新履歴 ピアノ即興

好き!3 投票)
読み込み中...

教室の陰で

2017/10/28

ダウンロード


木漏れ日、教室。眩いひかりが
きらきらと輝いているのに
意識は朦朧としている。
誰かの話し声、笑い声
他愛のない話が繰り広げられているようで
その声は彼方遠く
ぼんやりと別世界みたいだった。

更新履歴

Copyright© 君の音。 | 真島こころ公式ウェブサイト , 2021 AllRights Reserved.