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「水色」 一覧

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懐かしい記憶を越えて

2017/07/20

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よいことを得ることが
よいものを作ることが
大切か、

穏やかな心をわすれて
果てしない場所までたどりついたように思う。

こんなに大切にしてきたことを
否定して
途方に暮れるまで解決する答えを
探してきたけれど

解決できないことが
たくさんあることを

過去の私は教えてくれる。

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風の舞踏

2017/06/22

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やさしい風が吹いたのなら
思いっきり地を蹴って、扉を開けて
どこまでも滑らかに漂うように
くるり、くるりと踊って
思い通りに身体をうごかしながら
指先を立てながら
ゆこう、ゆきましょう、軽くステップを
時々しながら、水色の真下、
描くように、そよ風に乗せて。

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五月を越えて

2017/05/29

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五月が、終わろうと、していた。
幾つ月日が流れても、変われないことは
変わらなかったし、
突き刺さった棘は、二十年の時を経ても
刺し込んだまま、抜けずに、
癒えずにいた。

在ることは愛しいのに
在るが故に苦しみが、憤りが、焦りが
多大な呪いをいくつも抱えてしまっていて
それを背負いながらも、
歩いていくことが、生きていくことだ、

それならば、向かって明日へゆこう、
強く息を吐いて、沢山息を吸って
踏ん張って、
迷いも、身にまとっているものも
すべて遠くへ投げ捨てて

強くなるために。

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夏が寄せた幻

2017/05/19

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そこは”いつもの風景”みたいだ。
一緒に笑っていた、前みたいに
一緒に並んで椅子に座っていた、
あなたは幼き姿のまま変わらないままで
またあなたと過ごせるのだと
胸を躍らせた、

朝、目を覚ませば、君は消えていた、

重い身体を起こして、
また視界の暗い世界に戻るのだった。
不安がいつも過る日々、
衰えてしまった心や身体は
もう二度とあの日へ戻れないことを
諭すのだ、あなたはいるのにもういない、
あんな風に同じものを見て同じ感覚を持って
笑えないだろう、同じように過ごすことはできないだろう、
あなたは別の世界の人、
私も随分遠くに来てしまったようだ。

朝、目を覚ませば、君は消えていた、



2016年製作の「まどろみの中の目隠し」リンク曲です。

ピアノ即興 水色 更新履歴

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空中に浮く

2017/04/26

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ずっと足が着地できないまま
少しだけ空中に浮いた場所で
佇んでいた。
思い出したくないことで
頭をいっぱいにさせながら
今日もつらいことがよぎっては
瞼を強く、瞑った。

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吐息 ver.short demo

2017/04/01

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それは、水音のように。か細く、淡く―――。

☆収録曲より。現在アルバム「泣かない」を製作中です。
紺・灰・水・桃・白色を基調とした
かすかに水の音がきこえるようなピアノ曲集を目指します。

Artwork:素敵なゲスト様より。(お楽しみに。)

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夜から朝へ (二部編成)

2017/02/20

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「夜の水槽」
夜の水槽[download id="629"]

「なにを焦っているのだ、
 君は、大切なことを約束しただろう、」

自分の中の神様はそう言う。
唸り続けて叫び続けて
夜の真下で獣みたいに鳴いていた。
ただただ滴りながら
吼えて、狂い荒れながら
自分の中の神様は語りかける。

「もう話しかけるな」
そう放てば、神様は黙る。

黒い黒い明かりのない場所で
そこにいることが今の自分にとっては
許しにもなるだろうと思う、
暗い暗い闇の底まで沈んで
遠く遠く吼えていた。


「どうしてか、」
どうしてか、[download id="630"]

それでも朝は来てしまっていて
こんなに苦しい気持ちも
少し引きずるものの
はじまりの世界では
気持ちを入れ替えて正していかなくてはならない。

コップに水を入れて、口の中を潤して
一日は始まる。どんな怖い夜がきたって。

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風のような景色に

2017/01/10

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「風のようになめらかな景色が、ゆっくりと流れる」

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白い器

2016/11/17

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大切に出来なかったものは
すべて雪みたいにじんわりと
服に落ちて溶け込んで
喉の奥まで上がってきて息を出来なくして
苦しんで 苦しむことで自分を留めて
動けない幻が 包んでいて
すべては"不確か"だと教えてくれて
花束を持ったあなたは
私に教えている、
「あなたは生きているのだ」と。

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まどろみの中の目隠し

2016/06/06

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まどろみの中で、またあなたは現われた。
何も言わず、ただやさしく笑うので
声をかけようとすると、あなたは急に泣きだした。
あなたがなぜ泣いているのか、わからないまま
私はそこで立ち尽くして、眺めていた。

あなたは、そうしてまたやさしく笑う。
あなたは、そうしてまたやさしく笑うので、
私はまたわからなくなって

遠回りするように、とぼとぼとあなたとは遠い世界を
底の低い世界を亀のように歩き続けた。

まどろみの中で、またあなたは現われた。
私は両手で自分の右目と、そして左目を隠した。

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