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「水色」 一覧

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一瞬の漣が打つ

2018/06/19

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風の波がさざなみのように
耳から、身体中へ、海鳴りがきこえた。
一瞬にして、瞼をとじれば
鳥の鳴き声が心の中の色彩を覆って
甘酸っぱい湿った初夏の匂いがするのだ、
外に出たら、何もかも新しくてきれいだ、
また生まれ変わった、
こころもからだも、
全部。

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雨は上がらない

2018/05/03

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空はご機嫌ナナメ。あーあ。今日は雨だ。ついてない。
傘を無造作に開いた。濡れたっていいけどね。
雲間から光が差し込む気もしない。

さぁて、帰ろうかな。

水色

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永久の衝動

2018/02/24

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果てしない道のりをいつまでも歩いたとしても
行き着いた場所はいつも断崖絶壁だった。
時には急降下するぐらいに
底まで落ちてしまうこともあった。
だけれど、なぜだかいつも
底で倒れて身動きが取れなくても
しばらくしたら、またへろっと笑って
歩き出した。
そういう風にいつも繰り返す日々だった。

痛みも、いてもたってられないほどの苦しさも
いつも声を上げて子供みたいに
泣き叫び続けることもあったのに
それでも光をあきらめきれない。

それなら、とことん生きてみましょう。
全力で、泥臭いままに紡いで、感じて
呼吸して、精一杯心より生きていけば
微かな光だって、見えてくるのでしょう。

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window

2017/11/18

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/動画版
行く手には道がいくつも広がっていた。
対話を始めればほら、
ドアがいくつも開いた、開いて
瞼を開けてみれば案外怖くなくて
開いて、開いて
まだ見たことのない風景、
そして取り戻したかった風景が
新しい彩を成して輝いていた。
心は決まっている、信じて、ゆこう。

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Cold sleep ver.short

2017/10/25

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ドライアイスが霧がかった、
その一室ではモニターがちかちかと光り
人の眠る姿が微かに透けて見える冷凍カプセルでは
綺麗な白い肌をした若い人たちが沢山ひとつひとつ
カプセルに収まって眠りについている。


☆良太様主催、コンピレーションアルバム
「未来宇宙コンピ-from the Space Station 2217」より
参加させて頂きました楽曲のデモです。


2017/10/29 秋M3、[O-08a]ブースにて頒布されますので
是非特設サイトもチェックくださると幸いです!

水色 更新履歴

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想うこと全ては風となってゆく

2017/07/26

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大切な気持ちを思い出した日には
青空が明るく見えるような気がした。

いくつかの不安がふっと浮かぶけれど
それ以上に上を向いていたんだ、

見えていることも、見えていないことも
すべては彩を成していて
心の中にある形のないものも
いつか容を宿して
手を動かして、足を動かして
息づくでしょう。

自然と体は動き始めていた、
心にあるのなら”確か”でしょう、


心清らかに 進んでいこう。

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懐かしい記憶を越えて

2017/07/20

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よいことを得ることが
よいものを作ることが
大切か、

穏やかな心をわすれて
果てしない場所までたどりついたように思う。

こんなに大切にしてきたことを
否定して
途方に暮れるまで解決する答えを
探してきたけれど

解決できないことが
たくさんあることを

過去の私は教えてくれる。

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風の舞踏

2017/06/22

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やさしい風が吹いたのなら
思いっきり地を蹴って、扉を開けて
どこまでも滑らかに漂うように
くるり、くるりと踊って
思い通りに身体をうごかしながら
指先を立てながら
ゆこう、ゆきましょう、軽くステップを
時々しながら、水色の真下、
描くように、そよ風に乗せて。

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五月を越えて

2017/05/29

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五月が、終わろうと、していた。
幾つ月日が流れても、変われないことは
変わらなかったし、
突き刺さった棘は、二十年の時を経ても
刺し込んだまま、抜けずに、
癒えずにいた。

在ることは愛しいのに
在るが故に苦しみが、憤りが、焦りが
多大な呪いをいくつも抱えてしまっていて
それを背負いながらも、
歩いていくことが、生きていくことだ、

それならば、向かって明日へゆこう、
強く息を吐いて、沢山息を吸って
踏ん張って、
迷いも、身にまとっているものも
すべて遠くへ投げ捨てて

強くなるために。

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夏が寄せた幻

2017/05/19

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そこは”いつもの風景”みたいだ。
一緒に笑っていた、前みたいに
一緒に並んで椅子に座っていた、
あなたは幼き姿のまま変わらないままで
またあなたと過ごせるのだと
胸を躍らせた、

朝、目を覚ませば、君は消えていた、

重い身体を起こして、
また視界の暗い世界に戻るのだった。
不安がいつも過る日々、
衰えてしまった心や身体は
もう二度とあの日へ戻れないことを
諭すのだ、あなたはいるのにもういない、
あんな風に同じものを見て同じ感覚を持って
笑えないだろう、同じように過ごすことはできないだろう、
あなたは別の世界の人、
私も随分遠くに来てしまったようだ。

朝、目を覚ませば、君は消えていた、



2016年製作の「まどろみの中の目隠し」リンク曲です。

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