永久の衝動
2018/02/24


果てしない道のりをいつまでも歩いたとしても
行き着いた場所はいつも断崖絶壁だった。
時には急降下するぐらいに
底まで落ちてしまうこともあった。
だけれど、なぜだかいつも
底で倒れて身動きが取れなくても
しばらくしたら、またへろっと笑って
歩き出した。
そういう風にいつも繰り返す日々だった。
痛みも、いてもたってられないほどの苦しさも
いつも声を上げて子供みたいに
泣き叫び続けることもあったのに
それでも光をあきらめきれない。
それなら、とことん生きてみましょう。
全力で、泥臭いままに紡いで、感じて
呼吸して、精一杯心より生きていけば
微かな光だって、見えてくるのでしょう。
Cold sleep ver.short
2017/10/25

ドライアイスが霧がかった、
その一室ではモニターがちかちかと光り
人の眠る姿が微かに透けて見える冷凍カプセルでは
綺麗な白い肌をした若い人たちが沢山ひとつひとつ
カプセルに収まって眠りについている。
☆良太様主催、コンピレーションアルバム
「未来宇宙コンピ-from the Space Station 2217」より
参加させて頂きました楽曲のデモです。
2017/10/29 秋M3、[O-08a]ブースにて頒布されますので
是非特設サイトもチェックくださると幸いです!
想うこと全ては風となってゆく
2017/07/26

大切な気持ちを思い出した日には
青空が明るく見えるような気がした。
いくつかの不安がふっと浮かぶけれど
それ以上に上を向いていたんだ、
見えていることも、見えていないことも
すべては彩を成していて
心の中にある形のないものも
いつか容を宿して
手を動かして、足を動かして
息づくでしょう。
自然と体は動き始めていた、
心にあるのなら”確か”でしょう、
心清らかに 進んでいこう。
懐かしい記憶を越えて
2017/07/20

よいことを得ることが
よいものを作ることが
大切か、
穏やかな心をわすれて
果てしない場所までたどりついたように思う。
こんなに大切にしてきたことを
否定して
途方に暮れるまで解決する答えを
探してきたけれど
解決できないことが
たくさんあることを
過去の私は教えてくれる。
夏が寄せた幻
2017/05/19

そこは”いつもの風景”みたいだ。
一緒に笑っていた、前みたいに
一緒に並んで椅子に座っていた、
あなたは幼き姿のまま変わらないままで
またあなたと過ごせるのだと
胸を躍らせた、
朝、目を覚ませば、君は消えていた、
重い身体を起こして、
また視界の暗い世界に戻るのだった。
不安がいつも過る日々、
衰えてしまった心や身体は
もう二度とあの日へ戻れないことを
諭すのだ、あなたはいるのにもういない、
あんな風に同じものを見て同じ感覚を持って
笑えないだろう、同じように過ごすことはできないだろう、
あなたは別の世界の人、
私も随分遠くに来てしまったようだ。
朝、目を覚ませば、君は消えていた、
2016年製作の「まどろみの中の目隠し」リンク曲です。