「桃色」 一覧
ほのかに揺れる、やさしさは心に浸るようにピンクが色づいた。
ほのかに揺れる、やさしさは心に浸るようにピンクが色づいた。
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とても、とても小さなカエルが跳んでいた。
懸命に飛んでる姿を
じっと、私は見つめた。
雨はずっと降っていた。
電話の後だった。
ずっとずっと雨が降っていて。
想いを遠く、遠く馳せた。
叫びみたいな憤りが込み上げて
私に語りかける。
「命を粗末にしていた君が、何故」
身を投げ出したことだって幾度もあったのに。
貴方の命は長いようで一瞬で
気が付いたら会えないまま
立ち上がれなくなって
歩けなくなってしまっていた。
何故生きているという問いは
果てしなかったのに
今こんなにも愛おしい命の数々が
私を見つめていた。
大事な愛おしい命が沢山、
私へ教えてくれる。
"命"を。
ふわふわと遊園地のコーヒーカップに乗っていた。
なぜかいくら回しても目が回らなかった。
だからずっと手で回して回して
ずっと回し続けて
運んでいくカップは一人だけ、私だけが
乗っているようだった。
くるりくるりとそのカップは回って
誰ともぶつかることはない。
これが夢の中であることはわかっていた。
いつまでも一人で回っていたかった。
くるりくるりと夢は永遠に。
いつまでも覚めないで、と願った。
現影の日から、時を経て
この場所、この地へ降り立った。
見る場所は知らない世界だけれど
徐々に電車を乗っている間に
ふしぎと懐かしくて
訪れた湖は
まるで呼んでいるみたいな心地で
波は穏やかで
つらいことも疲れも苦しみも
すべて波がさらってくれるみたいで
こんなに空気が澄んでいるのなら
今日は思いっきり深呼吸してみようって
思った、今、空を飛んで
湖にさらわれてどこまでもゆけるみたいだ。
誘いの手に招かれて
スタッカート/力強い/ダンジョン/勇ましい/進む/冒険/RPG
神殿に光る
神殿/神々しい/荘厳/RPG/夜/幻想的/広々とした/光
帆をあげて
船/航海/広々とした/RPG/海/爽やか/希望/空/旅/冒険/壮大/明るい/前向き
罪の残響
罪/過ち/過去/後悔/懺悔/戒め/夜/幻想的/壮大/シリアス/RPG
風船の飛ぶ街
明るい/希望/少しコミカル/穏やか/街/フィールド/優しい/日常/平穏/RPG
魔王復活の刻
魔術/不穏/演出/表現的/緊張感/シリアス/ダーク/嵐の前/予兆/静けさ/RPG
陽はまた昇る
また訪れた平穏/平和/優しい/穏やか/RPG/希望/光/再会
今日もまたここで。
エンディング/スタッフロール/RPG/ノベル/平穏/希望/余韻/優しい/穏やか/ハッピーエンド
「お前はなんのために言葉を、紡ぐのだ」
老人は、そう言う。
自分のため。誰かのため。
いや、誰の為でもないのかもしれない。
そこに、意味は成してないのかもしれない。
言葉と初めて向き合ってから
幾つもの時が流れて、幾つものの
呼吸のしにくさを感じた。苦しさばかりだった。
「こんなに大切に、言葉を、できないのなら
言葉などいらないです」
言葉はあるとき他人を傷つけた。
言葉は跳ね返って自分を苦しめた。
そんな言葉なら、言葉などいらないと願った。
口を塞ぎ、目を閉じて、だけれどそれは違った。
そのことにある日を境に気付いた。
「言葉は、苦しんだり、他人を傷つけるものではないのだ」
言葉があるから、生かされたり、
誰かに救われたこともあった。
言葉が自分のためになることもあった。
「言葉は、ただの、道具だ」
一瞬、一瞬、ガラクタのような文字列が心に転がっている。
一瞬、一瞬、私は言葉を使って、
私も、世界を、少しでも楽に、
少しでも幸せにできたら
自分の心が、全てをあらわしている。
心から綺麗に洗浄して、
いきましょう、わかったのなら、もう口を塞ぐことはない。
ゆこう。
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