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「赤」 一覧

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紅は告ぐ

2017/05/10

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強い予感は、体が震える程
その輪郭が見えない曖昧なこの日さえ
黒い雲がかかり始めていて
視界は暗く、夜が降りてきた、
夜、心はどしゃ降り雨で
明日はどうしてか怖くない、
手に取るようにわかるのは
私は常にそのような運命を背負っているからだ。

更新履歴 ピアノ即興

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時の通り路

2017/05/09

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動画版

時間が止まったかのように思える
高層街の一角、ビルは反射して

人が沢山交差点を行き来しているのに、
どうしてか自分だけがここにいた。

歌詞

夜明け、光は
いつも通りでした

朝靄、時の音。
非常に 冷たい

なぜ人は それでいて
流れていくのかしら、

なぜ人は それでいて
流れていくのかしら…

更新履歴 弾き語り

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序章~運命に縛られた者達~

2017/04/30

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真北理奈さまより、ご依頼頂きました
小説イメージ楽曲「序章~運命に縛られた者達~」を
サイトにて公開させて頂きました。

とても読みやすい作風で、
よい意味で不穏さが漂いながらも
情景が浮かんでくるような文章が素敵な
小説作品となっております。

ジャケットは真北様より提供頂きました。

真北理奈さまよりコメント

(ロザリアは笑う)にて展開されている
『光と闇に生きる者達』シリーズ小説の始まり
『緋の剣士に捧ぐ交響曲』のイメージ楽曲。

この楽曲は『緋の剣士に捧ぐ交響曲第二番』完結後に、
完結記念冊子である『深緑に死す』と同封のCDに
収録される楽曲のひとつです。
本編は鋭意製作中です。完成までお待ち頂ければ幸いです。

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螺旋を抜ける

2017/04/27

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「時間などあっという間だよ。」
と自分より少し年をとったその人は言う。
加速していく風景、つい先ほど起きたばかりなのに
もう夜だ、そして朝だ、夜だ、
朝だ。駆け足で、やがて高速に走り抜けながら
時の中で瞬く間に風景はいくらでも変わっていくのだった。

ピアノ即興 更新履歴

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風を追う魚のように

2017/04/02

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- 川の匂いを、
気配を探りながら
細い道へ、昏い道へ。 -

- 風を追うんだ。

----- ( 宵町めめさん作「川底幻燈」1~3総集編より引用 )

「Like a Night Fish?川底幻燈イメージアルバム-」
向けて製作したトラック1第一稿の楽曲でした。
本収録では違うバージョンを収録したため、
君の音。で展示出来ないかと、
原作の宵町めめさんより許可を頂きました。

総集編より風を追うシーン(P38~P46)を
イメージした楽曲です。
テーマソングとなっているAzellさん作曲、
瀧沢一留さん歌唱、
「夜に浮かぶ魚のように」のアレンジともなっております。
また、曲名を宵町さんより付けて頂きました。

原作本「川底幻燈」
イメージアルバムとともに、くらやみ横丁様より
こちらのページにて通信販売中です。

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熱量とダンス

2017/02/27

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ゆらゆらとしなやかに踊れば
心が穏やかで
自由にこんな風にいつだって踊れたら
素敵でしょう、と言うのだ。

放出していくエネルギーは
熱くて
ぼうっと意識が朦朧とする。

それならば踊りましょう、
自分の心をしっかり強く持ちながら
軽やかに熱く激しく
だけれどその表情は、笑顔だ、

ゆらゆらとしなやかに踊れば
心が穏やかで
自由にこんな風にいつだって踊れたら
素敵でしょう。と言うのだ。

更新履歴 ピアノ即興

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叫び

2017/02/23

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遠くの地平でかなしい事がおきて
憤りが喉から漏れ出して
その心を獣みたいにどこまでも放って
言葉にならない、納得できない、
怒りと苦しさがどこまでも伸びて
閃光になって

どうしてこんなにも
平等ではないんだ、
同じ事をしていても同じ言葉を話しても
どうしてか運が悪く
同じ環境だとしても同じものを食べても
こんな不条理な現実を突きつけられて
ましてや遠くの地平では

遠くの地平でかなしい事がおきて
その度どうすることもできないことに
ぶちあたる人々がいて
その一部を知りながらも
出来る事など
想うこと等なにも意味がなくて…

更新履歴 ピアノ即興

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心の雨だれ

2017/01/17

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心のベールが、はだけていても
考えることをやめてはいけない、
ましてや、心に ずっと とどめない
心にあることは 、ほんもの 、
だけれど 表現することは
もっと、 ほんもの 。

心のベールが、はだけていても
強いまなざしで 、離さず
それは、 本当の つよさ 。

更新履歴 ピアノ即興

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燃え滾る鳥よ

2016/12/15

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燃え滾る熱情は朱く大きな鳥となって
空へと翼を広げた。
なぜだろう、この感覚を覚えている
紅い雲は空を覆って
私をどこまでも誘うのだ、
今、どんな諦めも苛立ちも
あの紅へ消えていく。

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気泡の委

2016/12/05

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ゆらゆらと、気持ちが浮かび上がって
よそ見がやめられない、
ぷくぷくと、気持ちが浮かび上がって
気泡みたいに水の上に浮かんでしまった。

言いたいことは言わなくても
それで生きていけるから
しまってある言葉がたくさん増えた、

流して、揺られて、どこかへ忘れてしまうぐらい
私はどんどん海にながされて
その流れに身を任せてしまうみたいだ

言いたいことは言わなくても
それで生きていけるのなら
このまま海の中で流されて
陸に着くまで瞼を閉じよう。

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