• twitter
  • youtube

「色カテゴリ」 一覧

好き!11 投票)
読み込み中...

存在なら消した、風なら吹いた。

2017/09/06

ダウンロード

山吹の風は吹いてきた、
夜、トンネルから抜けてからも
眩暈がした。何も照らすものはなかった、
光を持っていたとしても
それは、”光”ではなかった。

それならば、風に溶けてしまえ
何ともないことで、くよくよしてしまうのなら
自分など存在のしない感覚で
生きる実感を捨て
ただ、手を動かして足など踏んでしまえ、
いない、いない、ここにもそこにも
あしたにもいない、
どこにもいないならだいじょうぶだ。

更新履歴 ピアノ即興

好き!5 投票)
読み込み中...

碧の部屋(二部編成)

2017/08/29

ダウンロード

(ver.song)
碧の部屋 ver.song[download id="724"]動画版

(ver.piano solo)
碧の部屋 ver.piano solo[download id="723"]

ドアを開けたら誰もいなかった。
ガラクタばかりで、引き出しも開けっ放しだった。
カーテンがゆれていた、そこに腰をかけることにした。
頑張っても頑張っても
何も報われなかったので
その部屋に鍵をかけて
ずっと何も聞こえない場所で
ねむりについた。

更新履歴 ピアノ即興 弾き語り

好き!7 投票)
読み込み中...

心満ちたなら

2017/08/25

ダウンロード

やさしく時は流れていた。
あなたがいると、見るもの全ては
どうしてかこんなにも愛しく
尊く、つらいことも忘れることができた、
魔法みたいに、笑顔でいられた。

更新履歴 ピアノ即興 桃色

好き!7 投票)
読み込み中...

途端、雷とともに雨は降りだした

2017/08/24

ダウンロード

ピシャリ、と刺々しい雷が
風景を白、それから黒に
染めて。すぐそこまで追いかけてきた。
渦を巻いている大きな雲も
少しずつ勢いを増している、
息が苦しいぐらい湿度は高く、
体は動かない、雨が降り出してきた、
逃げられない、
その風が近づく、雨音は叩き付ける、
息を呑む、瞬間、走り出した。

更新履歴 ピアノ即興

好き!8 投票)
読み込み中...

風に溶け込む

2017/08/09

ダウンロード

「秋が、近い。」

樹木がきらきらと光を帯びている、
その光はやがて秋へめぐっていくようだ。
いくつめぐっても
問いかけたことの答えは出なくて
涼しい風はそんなことさえ
どうでもよいと思わせてくれた。
今はただ、時の流れに
さからうこともなく
ただめぐる季節に、漂うに身を任せるだけ。

更新履歴 ピアノ即興

好き!13 投票)
読み込み中...

風によこたわる

2017/08/03

ダウンロード

---つらい心は横たわらせて
風が運べば少しの間わすれることができた---

更新履歴 ピアノ即興

好き!8 投票)
読み込み中...

想うこと全ては風となってゆく

2017/07/26

ダウンロード

大切な気持ちを思い出した日には
青空が明るく見えるような気がした。

いくつかの不安がふっと浮かぶけれど
それ以上に上を向いていたんだ、

見えていることも、見えていないことも
すべては彩を成していて
心の中にある形のないものも
いつか容を宿して
手を動かして、足を動かして
息づくでしょう。

自然と体は動き始めていた、
心にあるのなら”確か”でしょう、


心清らかに 進んでいこう。

水色 更新履歴 ピアノ即興

好き!9 投票)
読み込み中...

花のうまれる場所で

2017/07/24

ダウンロード

その、何の容もない小さな
かけがえのないものは
だんだん輝きだして光の粒がきらきらと
零れて、一滴、一滴、
涙の雫となり
水溜りが出来て、世界は彩を成し始めた。

淡い橙がかった桃のベールを被った
その人は
まっ白な世界で、やさしく
しなやかに
手を動かしながら、魔法をかけるのだった。

この場所に生命を宿して
愛しい、花がうまれた。

更新履歴 ピアノ即興 桃色

好き!5 投票)
読み込み中...

懐かしい記憶を越えて

2017/07/20

ダウンロード

よいことを得ることが
よいものを作ることが
大切か、

穏やかな心をわすれて
果てしない場所までたどりついたように思う。

こんなに大切にしてきたことを
否定して
途方に暮れるまで解決する答えを
探してきたけれど

解決できないことが
たくさんあることを

過去の私は教えてくれる。

更新履歴 ピアノ即興 水色

好き!6 投票)
読み込み中...

始まりの場所まで

2017/07/18

ダウンロード

徐々に、閉じ切った殻の中から
這い出て、最初の地点まで
戻ろうと
体の一部は竜巻のようになって
本来あるべき姿の瞬間まで
剥き出しになって
抱きつくようにして
腕を伸ばして必死にしがみついた、
そんなのもう、木の棒にしか過ぎない、
日々、脱皮していく時の流れには
抗えないもの、
だけれど本当の姿には
誰だってもどりたい、
走れ、
まだ間に合う、
走れ、しっかり掴む、
そうしてしっかりと胸の中に
押し付けて
もっと深くどこまでも闇に突っ込むようにして
飛び込む、今なら、落とさない。

更新履歴 ピアノ即興

Copyright© 君の音。 | 真島こころ公式ウェブサイト , 2024 AllRights Reserved.