Cold sleep ver.short
2017/10/25

ドライアイスが霧がかった、
その一室ではモニターがちかちかと光り
人の眠る姿が微かに透けて見える冷凍カプセルでは
綺麗な白い肌をした若い人たちが沢山ひとつひとつ
カプセルに収まって眠りについている。
☆良太様主催、コンピレーションアルバム
「未来宇宙コンピ-from the Space Station 2217」より
参加させて頂きました楽曲のデモです。
2017/10/29 秋M3、[O-08a]ブースにて頒布されますので
是非特設サイトもチェックくださると幸いです!
未知なる奥へ(二部編成)
2017/10/17

「第一部:この世で僅かな一粒の存在」
自分の考えることなど
ちっぽけな霧の一粒のようなもので
怖がっていることなど
強く地を踏んで心の目で見れば
何も怖いことでなくて
すべてどんな風に転がっても
なるようになるのなら
やることは決まっているでしょう、
大きく蹴飛ばして体を前のめりに、
走りだした。
(動画版リンク)
「第二部:心だけでなく」
-----君の言う”情熱”というのは本物なのか。
怖がらなくていい、一歩一歩、進んでいけばいい、
一歩、二歩、三歩も後ろに下がったとしても
微笑みながら背中を押さえてくれる人達が沢山いた。
うずくまるように丸くなっても、また次の日には
立ち上がれた。
強い安心感、大きな歩幅、
つらくない、
怖くない、
行こう。
レヴィアタンの海 ver.short
2017/10/13

審判の日。海の支配者は荒れ狂うように波の上を
勢いよく突っ切れば、海は割れるようにして
閃光を放っていた。レヴィアタンの在る処に
悪魔の光宿る。
☆Kyocmp様主催、壮大コンピ「ONNUEHO5」より
参加させて頂きました楽曲のデモです。
2017/10/29 秋M3、[N-22a]ブースにて頒布されますので
是非特設サイトもチェックくださると幸いです!
楽曲は海の悪魔とも呼ばれる、レヴィアタンという
ドラゴンをイメージしました。
嵐の中の海の上を、光の閃光を帯びながら
飛んでいく、という曲設定になっております。
漂流の信 (二部編成)
2017/10/12

(第一部|ピアノ曲|「翳る場所で」)
(第二部|弾き語り|「自分との対話」|動画版)
「誰よりもずっと、あなたのことを信じていた。」
光は、放たれる。視界は前より明るく感じる。
確かな安心感に包まれていた、
足取りは早く、誰にどう思われても
どう言われても
構わないだろう。
大事なことは輪郭を帯びて見えている、
大事にするべきことも
心の中でずっと佇んで
いつも対話している。
対話をやめるな、今日も、明日も、明後日も
自分にそう言う。
構うな、何も思うな、何よりも
信じることがあるのなら
ただ一心に、そこだけを見て
生きてみよ。
まだ、あの美しい風景に留まりたい
2017/09/21

ちゃんと持ち帰った筈だった
けれど鞄から取り出したものは
もう全て虚像でしかなかった。
見た景色は全て褪せて、
だんだんこの焼きついた景色も
加速する時間とともに
褪せていく。
褪せても尚、心の中には
確かな形のない証拠が存在していて
私はここであの美しい風景を見てたんだよって
強く、言い聞かせた。
そこにいて、今もいる。
ここにいるのに今いない、
心はまだあの風景の中で
愛しいまま留まっているんだ。
それでいいでしょう、しばらくは
うんと思いっきりいつまでも
ここにいても尚焼き付けながら
もういいでしょう、ってところまで
見てきたら、帰っておいで。
雨粒の世界で出会いましょう
2017/09/12

打ちつけた。たたきつけるように
ぴしゃり、と雨粒はアスファルトを踊った。
窓硝子だって曇らせてぼかしていく、
部屋の中は暗い、そういうときは
感傷的になるでしょう、
だから踊り荒れ狂う雨粒をながめて
心だけひゅるりと旅に出るんだ
風に乗って、君と踊った、
ぱち、ぱちと手をたたきながら
足は、とん、とん、とリズムを取って
加速する風景の中で
窓辺の中に世界がある。
その窓に吸い込まれるようにして
悩ましいことも
雨粒に委ねて。いつまでも
踊ればよいでしょう、
赤い花 ver. piano sing
2017/09/12

少女は、”赤の銀河”のユメを見ていた。
満月の夜、月の子どもは
「それは夢だよ、」と
教えにきたのだ。
かなしい夢を解くために
満月で照らしてあげた。だけれど
少女はずっと永くユメは覚めないようだった。
☆2013年製作の弾き語り曲「赤い花」の
ピアノソロバージョンです。
また、同曲は「月の子ども(弾き語り)ver.short」や
「夜の雲が笑う」、「青炎の瞳」や
アルバム「朝を終えるために」より
収録曲「月の子ども」の同系列作品となっております。