君は招いた、私は誓った。
2018/09/02
その光は、幾つもの陰りを
やさしく照らした、鳴らすようでもあった。
夢の中で君は、私に今でも諭すように
現れて、喉の乾きをうったえて
横たわる。翳りゆく夢はそうして
哀しいほどに広がる、めくるめく景色は
残酷だ。
今でも蘇る、
あの日は、尊くて、大切で
この光を消さないように
控え目なやさしさをつくった。
濃き色は哀を溶かした
2018/08/20
薄く色付いた紅色やオレンジ色のあの日々が
いつまでも自分を苦しめた。
跳ねてもぐんぐんと走っても平気だった頃、
何色にだって染まって私は何も知らないまま過ごした。
幾つも春が過ぎて夏も過ぎて
明日も明後日も過ぎて気が付けばまた春に戻った。
いつまでも苦しめた。
今日、この場所で瞼を開けていたら
あの日々を重ねていた。
同じようで全然違う、だけれど何重にも
あの日々を忘れるぐらいに
色は重なって濃くなって、
本当に幸せだった。

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