カテゴリ一覧
曲を色で探す
2024/06/07
果てしない空のことを想った。
ここにいること。
確かめたんだ。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
2023/03/16
叫びたい気持ちがだんだんと降り積もっていく。
桜が舞い落ちる頃、
溢れた言葉が絨毯のように覆いつくして
私は声にならない叫びを上げた。
誰もいない場所で、叫んだ。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
2022/08/10
風がカーテンを揺らしていた。
そこに腰かけて
いくつもののことを思い出してた。
何も言わず口を結び
ただ自分の中だけのことにした。
溢れ出そうな言葉の数々をしまっていた。
少しの風がやさしくて涙ぐんだ。
そんな毎日が、続いていた。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
2021/07/20
憧れはきらきらとしていた。
あの頃焦がれた夢が叶う。
それは遠い、記憶。
鶯 更新履歴 ピアノ即興
2021/02/12
飛行機雲がすいーっと伸びて
走るように空に駆け抜けた。
雪の積もった山が天高く聳え立っている。
あたたかくて、時々肌寒くて
これは春だ、と気づいた。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
2021/01/02
真っ白になった雪景色は
溶けない長い冬を思い出させる。
ほのかに灯るこのあたたかさと
やさしさに包まれて
忘れてしまうことも、たびたびあった。
しばらくふわふわと幸せに浸っていた、
尽きない幸せを感じていた。
不思議なぐらい不安がなかった、
そんな日々が刻まれていて
体はいつだって壊れるのに
今は何も考えれないほど
幸せに浸っていたかった。
真っ白になった雪景色と冷え込む寒さは
あの闇に飲まれた日々を思い出させる。
少しだけ目をそらせば
幸せだけが見えた。
少しだけもとの場所を見れば
ーいつかは崖から落ちる。
そう自分に戒めておくのだ。
だけれど、私には今までないぐらいの
強さが宿っている。
例え崖から落ちても
這いつくばってまた光の場所に辿り着くんだ。
何度でも登ってきたこの私の生きた日々が
未来に続く導となる。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
2020/09/03
時は風のように流れゆく
やがて必死にしがみついた
あの場所へもうすぐ行けるという。
すべての苦しみは川のように
湖まで流れていく。
時はやさしくも厳しく
時にかなしく残酷で
時はいつも教えてくれた。
いつのときも忘れてはいけないよ、と
言った、言い放った、
君は波のように押し寄せて
私をさらっていく、
振り切れなかった記憶もすべて
押し流して
埋めつくしたい、
すべての記憶をあの場所で
埋めつくしたい。
水のように溢れ返った心は
すべての水を入れ替えて
赤ん坊の頃までに遡った。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
2020/05/01
思考の旅はまた始まってたみたいだ。
変わっていくこと。
変わらないこと。
いつまでも、変われないこと。
太く刺し込む棘が増えていくばかりだ。
きれいなこころは
もう息をしていない、
黒ずんで暗い沼のようだ。
何もかも振り切ったら
何もかも信じられなくなっていた。
水を口にした。誰かと話した。
SNSで発信した。
でもどこにも、私は
どこにもいない
ただ無になって
なにもない場所で
寝そべっていた。
本当の心は消えた。
どこにもない。
消えたんだ。
更新履歴 ピアノ即興 鶯
2020/03/29
/YOUTUBE版(ver.short)
外に出れば木々の端々からやわらかい光が
射し込んだ。不思議と、息は出来て。
水が流れる小川、小鳥の鳴き声、
ずっとここにいたいと、そう願った。
ーヘルマン・ヘッセの車輪の下を読んで。
小説「車輪の下」ぜひ読んでみてください。
★こちらはつばさ様のコンピレーションアルバム
「外出自粛コンピ」に参加させて頂いた曲です。
DLはこちらからどうぞ。
更新履歴 鶯
2019/10/02
/YOUTUBE版
風が心と共鳴するように
静かな泉のようにたぷり、たぷりと
涼やかにかなしく漂っていた、佇んでた。
なげやりな気持ち、呼吸はしにくい、
だけれど生きていた、それでも生きていた。
ピアノ即興 鶯 更新履歴
Copyright© 君の音。 | 真島こころ公式ウェブサイト , 2024 AllRights Reserved.