「色カテゴリ」 一覧
2016/02/15
しとしと、と雨が垂れてきた。
深く積もった雪は、じんわりやさしく溶けてゆく。
こころに柔らかい高音がひびいて
想いも溢れかえるように春まで伸びてゆく。
もう少ししたら出かけよう。
心も体も春の風でいっぱいにして
飛んでゆくんだ。
更新履歴 水色
2016/02/12
白き、淡き ぼんやりとしたゆめを見た。
どうしてか涙がとまらなくて
目をぎゅっと瞑るのだった。
思い出したくないこと、思い出すたびに
記憶はさらに記録されていく気がするのだ。
時間が経っていくうちに 薄れていくと思っていた、
だけれど鋭い刃みたいな光が いつだってやってきて
深く深く 呼び戻される。
更新履歴 青
2016/02/09
ほたるのように、雪が光って舞い降りた。
灯りはいつだって、心に寄り添うもので
こんなにつらい帰り道だって
並ぶようにして橙色の光が灯ると
もうどうだってよくなるんだ。
うつくしいその世界に僕は全てをゆだねた。
更新履歴 橙
2016/02/08
毎日はどんなに冷たい春がきたとしても
時間は変わらず進むし、下を向いていても
それでいて小さなことの繰り返しを
やめずに重ねてゆく。
立ち止まり、しゃがんで、声を上げて泣いて
それでも夜がきたら眠りについて
また今日の私に生まれ変わって
出会った人たちの言葉を忘れず
想う。想い続ける。
つらいことも、淋しいことも、哀しい、苦しいことも
決して忘れてはいけない。そのことが、
どういう風に歩けばいいか 教えてくれる。
抱えるようにして、幾つものの明日へ。
更新履歴 桃色
2016/02/08
愛しくて、さびしくて、怖くて、疲れ果てて。
更新履歴 mono
2016/01/28
曇り空の真下
空虚/曇り/灰色/淡々/冷たさ/静けさ/やや暗い
水温5℃
水/冷たさ/ぬるま湯/幻想的/悲しい回想/記憶/透明感
夜が散らばる
低音/轟き/粒/氷/演出的/夜/決戦前夜/静けさ/緊張感
白く薄れた世界
何もない部屋/透明感/静けさ/空白/記憶/冷たさ/消えていく
変わらない空へ宛てて
淡い青空/広がる/穏やか/爽やか/優しい/ゆったり/しなやか/日常
更新履歴 桃色
2016/01/19
間違っていない、そう言い聞かせた夜のこと、
闇に溶けていった。朝へ沈む、
今日限りの夢を見て、はしゃぐように
紅い空を飛んでいた。彷徨う体は夢の中で繊細に
描写されている。まるで、朝の夢の中で
痛みのない自分を探しているみたいだ。
雲の中で現実が見えたので目をつむって
もっと奥へと意識が溶けていく。
更新履歴 赤
2016/01/18
時間は刻々と過ぎていく。こんな毎日でも
いつか明ける日が来るのだと思えば。
時計の針が進んでいく、風景も変わっていく、
自分自身も変わっていく、みんな変わっていく。
毎日も、そうして、変わっていく。
橙 更新履歴
2016/01/16
熱い風がなびいている。月の真下、
そうっと風に触れて、確かめる。ここに今いることを。
踊るようにぐるぐると風が吹いてきたので
地面をしっかりと踏み締めるのだった。
更新履歴 紫
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