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「色カテゴリ」 一覧

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repent

2018/06/21

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溶けてしまいそうなぐらい眠りにつきたいときでも
あなたは私の中にずっと棲んでいて
夢の中で軽やかにタオルケットをかけてくれて
何も悔いのない笑顔で
許しをくれた。

更新履歴 ピアノ即興

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一瞬の漣が打つ

2018/06/19

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風の波がさざなみのように
耳から、身体中へ、海鳴りがきこえた。
一瞬にして、瞼をとじれば
鳥の鳴き声が心の中の色彩を覆って
甘酸っぱい湿った初夏の匂いがするのだ、
外に出たら、何もかも新しくてきれいだ、
また生まれ変わった、
こころもからだも、
全部。

更新履歴 ピアノ即興 水色

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あの夏のことを忘れない

2018/06/05

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その線から、その崖から
何もさえぎるものはない。
宙に浮いた私はそのままどんどん
加速していく。落ちていく。
沢山人がいるのに、その場所で
ひとりだけしかいなかった。

消えかかった闇の中に放り込まれて
だけれどその闇に呑まれることを
最初から知っていた。
眩い光を覚えているか、
ついこの間のことだ、
眩しすぎて思い返せない、
あの暑かった、夏の始まり。

更新履歴 ピアノ即興 黄色

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ありあまる心は振り返れないでいた

2018/05/28

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ガラクタばかりがまた増えていく。
街の中でいくつもの音が忙しなく通り過ぎる、
またひとつ、ふたつガラクタが増えた、
交差点で沢山の人たちがすれ違う、
そうしているうちにも、ありあまった心は
蓋が開いた水の入ったボトルが倒れたみたいに
流れ落ちた、流れていく、
押し流されて、
戻れない。

ピアノ即興 更新履歴

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水に透

2018/05/21

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/YOUTUBE版

桃色や薄紫、薄い紅色の
全て同じトーンで彩られた
花たち、ひとつひとつ形も大きさも違う。

四角い桃色の箱にたっぷりの水が
潤っていて、
その中に花たちは沢山沈んでいました。

花たちはだんだん水を浸透させて
ぷかりと浮かんで光に透りぬけて

ただ、そこで、潤いを楽しまれているだけなのです。

更新履歴 ピアノ即興

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霧のない世界に立っている

2018/05/17

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目の前には、今まで見えていた
濃い霧や、強く尖った矢の幻も
見えなくなっていた。

振り返ることも時にはあれど
だけれどそれ以上に想うことが
出来たのだと想う。

だってそうでしょう、私が歩ける場所は
過去ではないのだから
こんな風にとん、とんと地面を蹴って
何にも構わず、突き進んでいくんだ、

もう何にだって怯えやしない。
ここにいることの確かなる実感を感じながら
生きていることを強く思いながら

もっともっと、手のひらを伸ばして
沢山のかけがえのないものを
愛していくのだ。

更新履歴 ピアノ即興

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心は再生した、確かなる光を感じた

2018/05/11

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心には愛しさ、芽生えはじめてから
いくつも風景は変わりはじめていた。
視界は明るい。そのことに
違和感も今は感じない。
かけがえのない愛しいひとたちが
音を待ってくれるひとたちが
そこで佇んでいる。
こちらを笑顔で見守ってくれる。
こんな風に、永続的に幸せを感じることが
今なら怖くないのだ。
光は降りそそぎつづける。
心に愛しさがあれば、いつまでも
いつまでも降り続けるのだろうと誓った。

更新履歴 ピアノ即興 黄色

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雨は上がらない

2018/05/03

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空はご機嫌ナナメ。あーあ。今日は雨だ。ついてない。
傘を無造作に開いた。濡れたっていいけどね。
雲間から光が差し込む気もしない。

さぁて、帰ろうかな。

水色

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look the reality

2018/05/03

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私はまた生きることを選択した。

→生きる

霧は消えていた、微かなあたたかさも
もうなくなっていた。

→忘れる
→振り返る

正しいことなんてなにひとつどこにだってない。

「忘れなくてもいい。」

振り返らない、忘れたくない、
忘れなくていい。

思い出すことは減っていた。
忘れてるように感じていた。
焦っていた。
足も手もいつだって動かさなくてはいけないと。

“いつだって、時間を無駄にしてはいけないと。”

白い花束を持ったあなたが
いつだってあなたは生きることができるのだからと
教えてくれたからだ。

だから、私は有意義に、時間を使っていた、
ように思えて体はずっと、心はずっと、

全速力で走っていた。消耗していた。

このまま走り続けることはできない……。

桃色

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心は遅れてやってくる

2018/04/23

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心の中で熱は冷めなかった、
怒りさえも気付けなかった。
夢の中でわたしは拳を上げる、
君は泣きそうな顔をしながら
笑顔で、わたしの矛先を受けた。
あの時上手に怒りを燃やしきっていれば
時が随分経ったとしても
こんな風に、むなしい朝は来なかっただろう。

更新履歴 ピアノ即興

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