空中ブランコに寄せて
2017/02/05

決して楽しくはないこの場所で
唯一乗れる空中ブランコは心を癒してくれる。
憂鬱な気持ちは風に運ばれて
ぴゅうっと廻った、
そうして加速する、吹かれては瞼をとじて。
シリーズ第四作「朝焼けのブルー? - Mezzo forte episode -」を公開しました。
2017/01/24

一作目「朝焼けのブルー」、
二作目「朝焼けのブルー?-Pianissimo episode-」、
そして三作目、
「朝焼けのブルー? - Mezzo piano episode ?」を
プレイくださり、ありがとうございました。
その続きのお話となります、
「朝焼けのブルー? - Mezzo forte episode -」を
リリースしました。
・特設サイトはこちら。
・DLはこちら。(ふりーむ様に飛びます)
「もう、大丈夫だから」
小さく、小さく……囁くように、そう呟いた。
槇は目を細めて、口元に笑みを浮かべて。
とても安心した横顔が青葉の瞳に大きく映った。
ざぶりと大きな波が打ち寄せる音が轟いて。
青葉の耳に、波の音が広がっていった。
これは、海の煌く場所から始まる
哀しく、切なくも、やさしい物語。
「海を見ていると、あの子のことを思い出す。
こんな風に、祐くんたちと話していても……」
海がざぶりと音を立てて、心を締め付ける。
隠れていた月に、雲がだんだん流れて、
おぼろげに光を帯びて姿を現した。
今日も、明日も、明後日も、
苦しみ続けるいつもの風景は、ゆっくりと動き出していた。
第四作目は、?や?に登場した、
"青葉【あおば】"という少年の視点より
物語が始まります。
ゆっくりと、流れゆくいつもの風景の中で
それぞれのキャラクターたちに
心の変化がありながらも
やがて、過去へ遡り、
あの海の日のことへも…。
物語は加速しながら、動き始めます。
今回も前作に引き続き、
イエロービオラの Hitoki Fedya Horie様と
望月ぼたん様にプログラムと校正をお願いしました。
タイトル画面では、はじめからなどの選択肢とともに
タイトルロゴなど、フェードインして
表示される実装などして頂いたり
本編でも、真島からお願いした"ト書き"原稿をもとに
たくさんの演出の実装を施して頂きました。
お二人には、自分の出来ない面をひたすらカバーして頂き、
心より感謝致します。
イエロービオラのお二人には二作目より
シリーズの製作にご協力頂いておりますが
一人では身動きできなかった部分などを
形にして頂けて、「朝焼けのブルー」シリーズの
世界がもっともっと表現できるようになりました。
改めて、ありがとうございました…!
また、今回初の試みとして
EDテーマ曲の編曲にTakaaki Izumiさんを
お招きしました。
朝焼けのブルーシリーズをプレイした方なら
ご存知のあのメインテーマ曲の
アレンジをして頂いております!
音楽はひたすら真島一人でしたが
次章の?へ続く、素晴らしいED曲となっております。
この作品、音楽分野でゲストをお招きするとは
自分でも思ってもいなかったのですが
どこか暗い、陰のある、温度のぬるい音楽は
Izumiさんだからこそ担当してもらえた音楽だと思っていて
朝焼けのブルーは派手な色を使ったり
きっときらきらした明るい音が入れば
その役は務まらず、
作品の一部として一体になる音楽を
作ってくださったなと思っております。
Izumiさんだからこそ、音楽面のゲストに
お招きできたのだと思ってます。
また、EDは真島がムービーにしまして
YOUTUBEで先ほど公開致しました。
朝焼けのブルー ver.?- Ending arange (Takaaki Izumi)
また、サイトにて朝焼けのブルーシリーズの
?~?までのキャラクターを集めた
人気投票を行っております。
サイトのゲームページからも投票できますが、
リンクもしておきます。こちらより。
是非、よろしくお願いします。
?の発表から、私がもたもたシナリオを書いてた為に
大分間隔が空いてしまいましたが
その期間中も朝焼けのブルーシリーズの新作まだかな?と
仰ってくださる方も見かけたりと
そのような言葉を頂くたびに
開発の意欲が沸いてくるというか…
製作中はすごく孤独で
特にゲーム製作というのは時間がかかる分
作ってる方々はみんな水面下で潜って製作するため
モチベーションを維持するのが非常に大変な分野だと思ってます。
自分ではない方と一緒に作っていたり
プレイしてくださった方の感想の言葉が
製作の要になっているというんでしょうか、
すごくパワーになって、今まで作ってきました。
いつも朝焼けシリーズ、プレイしてくださり
ありがとうございます!
私の製作の動力源となってます。
?までまた少し間は空きますが、
こちら最終章になる予定(予定…です)ですので
頑張って製作に移っていきます。
よろしくお願いいたします!
「朝焼けのブルー? - Mezzo forte episode -」は
ふりーむ様にて?と?と?に引き続き、無料公開中です。
まだシリーズをプレイしてない方も
この機会に?からプレイされてはいかがでしょうか。
どの章も1時間以内でプレイできるようになってますので
宜しければ是非です。
それでは、改めて よろしくお願いいたします。
【告知】https://t.co/XQPZJiFDdD
サウンドノベル「朝焼けのブルー? - Mezzo forte episode -」を公開しました。
少年少女、そして青年。やさしくも切ない、海を巡るサウンドノベル。
?~?までフリー公開しております。この機会に是非どうぞ。 pic.twitter.com/t3JpVo6qKX— 君の音。公式*真島こころ (@KIMINOOTO_PIANO) 2017年1月24日
見えていること全てが
2017/01/12

みえていることは、どうしてか
こんなにいとしくて。
君の髪に触れて、ただ心のままに
撫でて。
みえないことが大切だと言うけれど
記憶のあちこちで残した”もの”たちは
そこに在ったこと、居たことを教えてくれて
今もちゃんと、抱えていきなさいと
言っているみたいだ。
みえていることは、どうしてか
こんなにいとしくて。
あらゆるものは、それをガラクタだと
言うのに そうは思わず
みえていることは、どうしてか
こんなにも、尊いものだと。
また飛び立つ日のために
2017/01/06

なにを描きだしても本当の世界にはかなわない、
こんなにも笑って声をあげるほど泣いてしまうことが
そして目が焼き付けるほどの眩い風景が
いとしくて、あなたは世界を色付ける。
描き出すことの全てが今は果てしないこの世界には
かなわないと知れば
私のいくべきみちは、桃色や黄色や
緑色や水色に輝く、どしゃぶり雨の瞬くもとで
教えてくれる、あの場所へまたゆくひのために

作曲のご依頼の新規受付を再開しました。
2017/01/04

作曲のご依頼の新規受付を再開しました。
皆様よりのご依頼を心よりお待ちしております。
ご依頼ページより、お気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。

年明けの1/5まで、BOOTH君の音。ショップ、年末年始 大感謝セールを実施中。
2016/12/26

君の音。ショップでは、年明けの1/5まで
年末年始大感謝セールを実施中。どれも大切な思い出深い作品たちです。
是非この機会にどうぞ。
セール終了しました!沢山の方に
お手に取って頂けて、とてもうれしかったです。
本年もよろしくお願いいたします。
【冬コミ(C91) 1日目ロ-41b】 豆屋様企画、秘封倶楽部ピアノアレンジCD「雪音終永」と、紅魔郷ピアノアレンジCD「もう、ひとりじゃない」にて、音楽を担当させて頂いております!
2016/12/26

いつもありがとうございます。
今週末行われる、
冬コミ(C91)1日目ロ-41b、
豆屋様のブースより頒布されます
東方アレンジCD二枚の
ピアノ演奏・アレンジを担当させて頂いております。
一枚目は、いつもおなじみ
アレンジさせて頂いております
秘封倶楽部アレンジCDより
「旧約酒場」をアレンジしましたCD
「雪音終永」になります。
[雪音終永/全曲試聴]
こちら、かつて上野と札幌を結んでました
夜行列車「北斗星」をアルバムモチーフにしまして
北海道を目指し列車に乗りつつも
その中で幻想郷を垣間見るというコンセプトに沿って
アレンジさせて頂いております。
豆太郎さんにはいつもご依頼の際
1曲1曲詳細に描かれたモチーフの上
アレンジさせて頂いておりますが
今回、自分の好きな鉄道を
モチーフにしていることと
地元北海道も登場するモチーフということで
車窓より見える雪景色も
意識したアレンジ演奏にしてみました。
淡い幻想的な景色とともに、
あるときは力強く電車を走らせ
幻想を垣間見て。
今回も楽しくアレンジさせて頂きました。
こめら様の、淡い美しい色遣いの
ジャケットがとても素敵です。
是非特設サイトもご覧くださるとうれしいです。
二枚目は、今回初めて
東方紅魔郷アレンジに挑戦してみました。
「もう、ひとりじゃない」という
アレンジCDになります。
紅魔郷の曲は色の濃さが濃くて
艶めいて、そして鮮やかな景色が浮かびますね。
紅とつくのがしっくりくるというんでしょうか、
一枚目の秘封倶楽部アレンジCDの淡さとは
打って変わって、色の濃いCDとなっております。
担当した曲だと自分はクラシックの一部のフレーズが
出てくるセプテットも弾いてて楽しかったのですが
紅茶館や、メイドと血の懐中時計なんかも
弾いてて楽しかったですね。
個人的にこういうテイストの曲を
現在、推していくように水面下のお仕事や
そして展示曲でも好んで弾いてるので
二枚目は特に楽しみながらアレンジさせて頂きました。
(もちろん一枚目もなのですが…笑)
エシュアル様の鮮やかな光輝く
あたたかなジャケットが美しいですので
是非こちらも特設サイトご覧くださると幸いです。
こちらも是非、「雪音終永」とともに
よろしくお願いいたします。
おすすめです。
また、当日は豆屋様のブースにて
君の音。発オリジナルCD
「フエラムネの向こう側」「少女の海から」を
委託させて頂いておりますので
そちらも宜しければ、チェックしてみてください!
詳しくはこちらにまとめておりますので
どうぞご覧ください!
それでは、改めてよろしくお願いいたします。