自分自身と音楽について
2013/03/21
「自分自身と音楽というのは、別物ですか?」
なんて返すかな わからないや わからないや
自分自身と、そして自分と、その音楽について。
歌詞
いつも 描いているのは 自分を取り巻くこと
いつも 描いているのは 自分自身の、こと
応援してくれる人がいる
自分の曲を好きだと言ってくれる人がいる
それでも自分自身と音楽というのは
別物だって思い始めた
自分を取り巻くことを 描く人が
自分の目の前に現れたら 聞いてみたい 聞いてみたい
「自分自身と音楽というのは、別物ですか?」って
なんて返すかな わからないや わからないや
自分を取り巻くことを 描く人と
出会いたい そして語り合いたい 語り合いたい
☆即興弾き語り、MIX、作詞、ジャケット:真島こころ
みんな事情を抱えてる
2013/03/11
どの人も、どの人も、あらゆる"事情"を抱えている。
誰もが、その事情を容易く、語るわけではない。
たいせつなことは、
届かない場所にある箱に、そっとしまうだろう。
誰かが、ほんの少しの好奇心で開けてはいけないものだろう。
小さな事情も、大きく、とてつもない複雑な事情も、
その人自身の瞳に映るのは、
私にはどんな大きさかはわからない。
☆孫雄さんが、アレンジしてくださりました。
空気感、臨場感漂うアレンジは圧倒されてしまいます。
こちらから。
☆「ミュージックもん」様にて、
2012年4月掲載曲として楽曲が掲載されました。
すべての人へ
2013/03/11
「どんなことがいつ起きるかわからない。
だからこそ、今日をいつも通り過ごそう。」
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
いつか なにもなくなるときのために
「ありがとう」を言おうか
いつか なにもなくなるときのために
「ごめんね」を言おうか
どんなにうまくいってる道を歩いてても
失くすことは避けられない
もしかしたら 明日 誰かが
なにもかも失くしているかもしれない
いつか なにもなくなるときのために
外を散歩しようか
いつか なにもなくなるときのために
家族と笑おうか
いつか なにもなくなるときのために
名前を呼び合おうか
いつか なにもなくなるときのために
ご飯、沢山食べようか
こんな 鬩ぎあいようがないことが
この世界には たくさんあって
ただただ そのことを 受け入れて
強く、強く 前を向かないといけない
いつか なにもなくなるときのために
部屋の掃除しようか
いつか なにもなくなるときのために
今日をいつも通り過ごそうか
いつか なにもなくなるときのために
「ありがとう」って言おうか
「ごめんね」を言おうか
失くすことは 誰だって怖いよ
そして 失くさないことも
誰だって、ない
失くして 悲しまない人もいないし
失くすことに 慣れてても、悲しい
いつか なにもなくなるときのために
カーテンを開けようか
いつか なにもなくなるときのために
できることを しようか
いつか なにもなくなるときのために
人をまた、愛そうか
いつか なにもなくなるときのために
いつも通り 過ごそうか
また、ね
2013/03/07
冷たい風が通り抜ける中、
とっさに案内したのは、誰もいないレストラン。
知らないオペラが店内を流れていて、彼女もやがて、
口を開いた。
頼んだマシュマロココアは甘すぎるし、
流れるオペラの曲は今の話にしっくりきすぎて、
逆にどれも邪魔に思えた。
人は、もしかしたら、年をとると、
少しガンコさんになったり、
大人らしい大人になっていくのかもしれない。
雪解けの道は、歩きやすいけれど、
彼女と出会った頃に歩いた道を思い出させた。
どうにも腑に落ちない感情は、
やがて列車に乗せて運んでくれた。
彼女のようなお花の咲く季節が、
今年もやってくるんだなって、
冷たい風に身震いしながら、思った。
☆「ミュージックもん」様にて、
2012年10月掲載曲として楽曲が掲載されました。
ちっぽけなうた
2013/03/03
外は嵐だし、今日は本当に憂鬱だ。
だるいや…寝ちゃおうかな。面倒くさいや。
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
今日はなにも、かんがえたくなかった
外は嵐だし 風の音も慌ただしい
前より、すごく淋しさは埋まったのに
どうしてか布団にモグりたくなる
先のことなんて考えなくていい
今のことさえできないのに
そもそもやろうともしないし
情けないなって思う事で楽になるし
せめて外が晴れたら
ちゃんと歩こうって
思ったけれど
「自分を肯定したいから」です。
だめだだめだだめだ
今日は憂鬱だ
そもそも大勢多数の人が
喜んでくれる曲を描きたかったわけでもないし
でも褒めてもらえるとうれしいし
そんなこと考えたら面倒くさいなって思う
ばかだばかだ自分はばかだ
そう思ったほうが楽だろうって
悩みすぎだろう
どれだけの人が 遠いどこかで
たくさん悩んでいるのかもしれないな
でもそんなこと 今はどうでもいいよ
悩んでる人がどれだけいたって
この気持ちは自分だけのものだから
ああ なんか すごく 面倒くさいな
窓から見えるのは冬でした
2013/02/26
藍色のリビングのカーテンを開いた。わずかに光が射す。
子供が一人…下校中だ。今日は雪、降っていない。
静かだな。冬は静かだと私はよく思う。
特にこの時間は、陽が落ちた色が雪に染まるため、
気持ちがどこか冬にさらわれていく。
この窓辺でピアノを弾いていると、
なんだかどんなことも忘れていく気がした。