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「ピアノ即興」 一覧

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メゾピアノ

2016/01/04

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青葉がぎらぎらと輝いて揺らめいていた。
汗をびっしょりにして、教室へ駆け込んで椅子に座る。

☆現在鋭意製作中、
「朝焼けのブルー? -Mezzo piano episode-」より。
特設サイトを公開中です。

歌詞

桃色の髪が、揺れた
風は うそみたいに
昨日のように

汗ばむ夏さえ
終わるのは

なぜだろう

秋へ、いきたくない…。

それでも 時は過ぎて
それでもね 時は過ぎて…

更新履歴 弾き語り ゲーム使用曲

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幻に溶ける

2016/01/01

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向こうで明かりが差す。やわらかな海の夢を見た。
遠い地平線の向こうで、山吹色の光が
放射線状に伸びて。波の音が音楽みたいに
心を揺らして、鼓動が高鳴る。
手を伸ばして掴もうとして、目が覚めれば
ベッドの上にいた。檸檬色のカーテンが光っている。
行こう。カーテンを開いて、窓を開いて飛び立つように
乗り出した。

更新履歴 黄色

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明日へ

2015/12/29

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僕は言った。

「ほんものをさがしにゆくよ」

本当の気持ちをさらけだしはじめた少年は
強い眼差しでまっすぐ前を向いていた。

迷いのない瞳には世界が大きく広がる。

更新履歴

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心が泣いている

2015/12/28

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日常は、過ぎる。遅くもなく、早くもなく、
同じ速さで。変わっていくのは私。

仕方のないことで苦しまなくなった日々は
どこか欠けているようにも感じたんだ。
すごく楽なのに、すごくさびしいのは
きっと苦しんでいる自分も、自分の一部だったからだ。

失くしてしまった心に触れようと手を伸ばした。
だけれど、届かなくて。

これから、どうやって、この心で
紡いでいいのか、わからないんだ。

更新履歴 黄色

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やさしい日 - Christmas night-

2015/12/23

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窓の向こう、空を見上げた。
星や満月がやさしく笑うから、僕もそっと笑い返す。
なにを想おう、なにを祈ろう、今日は特別な日。
あたたかな場所へ向かう。
街へと、雪や光の中で君を見つけた。
手を振れば、君は雪のように笑ったのだった。

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幸せの空

2015/12/22

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何も出来なくても明るい気持ちで溢れていた。
少しだけ大人になって見た世界は、
辛い場所もありながら、それを知るからこそ
感じる幸せがあったのだ。取り巻く人は言う。
君は一人じゃない、と。
そうだ、私は一人なんかじゃなかった。
弱さを見せる。そのたびに、支えてくれる人がいて。
私は生かされているのだと、知った。

更新履歴 桃色

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熱情に往く

2015/12/14

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まるで、終わりがない道を歩いてるみたいだ。
雲の隙間から光が伸びて、大きな石がいくつも降ってきた。
ポケットの中から手鏡を出して、自分の姿を見る。
辛い。絶望が湧き上がって、目を瞑った。
炎のような暑さの中で、熱を込めた気持ちを
しっかりと持った。

生きていればなんだって起きるから、
燃えるような気持ちをずっと、ずっと持ちつづける。
思いつづける、まっすぐ、まっすぐと。

更新履歴

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一瞬の毎日

2015/12/09

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毎日は風を切るように終わる。
一日、一日、どんな日だって終わっていくんだね。
外へ出ない日も、夢のような一日だって。
でも、それはかなしいことじゃないよ。
一歩、一歩。確かに自分を刻んで、道を歩いている。

更新履歴 黄色

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静かな海の墓場

2015/12/04

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(通常版)
静かな海の墓場[download id="523"]
(効果音無版)
静かな海の墓場(ver.効果音無)[download id="524"]

静かな海の中で瞼をとじていました。
その日は晴れていたように記憶しています。
水面には光がゆらりと泳いでいました。
抗うことなく、沈んでいくその様は
まるでこの時のことを知っているかのようで
口元には微笑みがあるのでした。


☆効果音無版のみ、素材利用可です。
効果音入りの通常版のご利用はご遠慮ください。

更新履歴

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冷えゆく世界へ

2015/12/03

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「寒いね、」

君は笑った。俯いた顔で頷いて、灰色の空を見上げた。
視界はぼんやりと、膨張するようにして揺れた、
雪がちらちらと舞っては君の肩にやさしくそっと落ちた。

マフラーが風に揺れて。君もだんだんぼやけていく。
目元が冷たい。雪がじんわりと染みるようにして、
涙のように流れていく。

こんなに寒いと、消えてしまいそうなぐらい
胸が締め付けられて。生ぬるくも、苦しくて。

更新履歴

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