感覚と冷えた温度と水分と
2021/10/18
冷えた温度が指先でなぞるすべてを
ざらつかせて
朝目が覚めたらなんて第一声を放とうか
考えている。
胸がいっぱいになった夜は
駅のメロディが鮮やかに光って
私は生きているんだと息を強く吸っては
吐いて
売店の緑茶を飲み干して
確かめる、
冷たい温度はすべての感覚を研ぎ澄ませるように
仕向けた。
すべてを感じている。
魂の対話
2021/10/11
季節は瞬く間に雪の結晶のように
一瞬を閉じ込めては消えていった。
帰り着く場所はやはりここなのでしょうと
苦笑いした。
それならば貴方に話しかけるように触れた。
「私はここにいるよ!」と。
貴方なら例え暗くても怒っていても
あらわしてくれるでしょう。
私の心と対話してくれるでしょう。
私はここににいる、叫んだ。
小さくて汚らしい心だけれど
構わない。
貴方はそういう私を見てきた。
今、対峙して心を露わに、
私はきっとやめない。
季節は瞬く間に雪の結晶のように
一瞬を閉じ込めては消えていった。
帰り着く場所はやはりここなのでしょうと
苦笑いした。
yourself
2021/06/28
時間が経てば経つほど
苦しみやつらさや痛みはなくなり
幸せは強く感じるようになって
同時に憎しみは濃く滲むようになった。
変わっていく心模様と
私の姿があまりにも情けなくて
鏡に映る心から目を背けた。
あの頃は無知でなにもかもが
きれいなままで
知らなくてよかったから
知ってしまって
また時が経って
私はとても汚い人間なのだと薄笑いした。
ねぇ、嫌でも変わっていくでしょう。
いい方向に?悪い方向に?
なりたい自分になりたくない自分に
大人になって
こんな見たくないことばかり見るのだったら
ずっと瞼を閉じたままのほうがいいって
あの頃は思った。
眼光を開き今の現実の世界を見た。
そして、自分の心を受け入れた。
これが、自分だ。









