「色カテゴリ」 一覧
2013/11/11
空の上には、きっと静かな海がいつも波を打っていて。
安らかに還る場所があるんだなってずっと思っていた。
東京から乗った飛行機から見えた空は、
ほんとうに空の海みたいで、この曲を眺めながら、聴いた。
とてつもない旅が終わり、また明日からがんばろうと、
還ってきた空で沢山のことを強く思った。
☆2014春M3に頒布予定の新作CDに入れる
この「空の海」のリメイクに合わせて、
2011秋M3に頒布の
「タオ~時は線路を越えて~」(データ版のみ販売中)より、
この曲を無料公開をすることにしました。
マスタリング:神崎鳴宗
ジャケットイラスト:虎瀬くの
更新履歴 水色
2013/11/06
太陽が雲の狭間で落ちていく。
音楽がゆれた、朝の夢がゆらりと、ゆれた。
心はあの空の中に溶けた。
ほんとうに、うつくしいものは、
こんなに近くで世界をやさしく、包んでいて、
「哀しいことなんてない」と諭していたんだ。
更新履歴 桃色
2013/10/31
「―――――――――――――――――――――」
更新履歴 橙
2013/10/29
ドアを閉めて。海を歩いた。湖のようでもあった。
いや、川のようでもあったかもしれない。
すすんでいけば、なにもなくて、
手を伸ばしたら消えそうで、
歩き疲れてその水を口にしては、苦しくなった。
更新履歴 青
2013/10/21
(言い訳-前編)
目を閉じて、無にしていく。血液の色が視界を染めていく。
真っ白な壁に伝えたいことをほんの少し描いて、逃げた。
考えても、考えても、行き止まり。
(言い訳-後編)
もう、かんがえるの、やめよう。
もう、わすれてしまおう。
言い訳をならべて、ぼうっとしてるふりして、
目を泳がせて、静かに瞼を閉じて、
心を浅瀬に沈めた。
あきらめたことにして、気を楽にした。
ことばで、自分に嘘をついて、息をした。
また、戻っては、また、戻っては。
赤 更新履歴
2013/10/15
どんなに楽しいことがあっても、
それは終わってしまって。過ぎていくんだ。
「しあわせが、いつまでも続くとは思わない。
でも、今あるしあわせが、未来に生きる光を射してくれるんだ」
今を大事に。過去を大事に。
どんなに苦しい絶望の日が来ても、思い出しては生きて。
更新履歴 桃色
2013/10/10
今日は、雨だった。
雨音が耳のむこうで遠くなって、街の喧噪に消えた。
ガス工事中の歩道。取り壊された建物。
雨で黒く濡れた道路。浅い、夢を見る。
傘から、ぽたりぽたりと垂れて地面に落ちた。
レンガが濡れて、私もすこしだけ濡れて。
街は、雨に濡れる。
更新履歴 mono
2013/09/30
夢を見ていたんだ。疲れやだるさとともに、
夢を見ていた。長い睡眠だったと思う。
まるで昨日や一昨日のことがうそのように。
目が覚めたのは、うそだと笑いたかった。
今日がまた始まった。うそだと笑いたかった。
更新履歴 紫
2013/09/25
朝が来たから、起きるんだよ。
と、やさしく笑う君は
ほんとうに朝みたいなのでした。
ぼぅっと、窓の向こう側に目をやると
今日をはじめていく人たちが、ほら、
たくさん歩きはじめていて。
更新履歴 桃色
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