沈まない太陽 ? ver. short demo -
2014/01/07

朝という事実は変わらず。
置き去りにしてきたものから目を背け、歩いたのは
この太陽の真下。
白い光は、憂いを帯びた世界に降りそそいだ。
雨の中も、風の中も、
幸せな喜びの日も、かんかん照りの夏の日も、
冷や汗を垂らすように、朝が止まっていた。
☆2014春M3に出展の際に出す、
製作中のアルバム「朝を終えるために」より。
マスタリング:nakyamo
雪明かりの路
2014/01/06

セピア色のコントラストに白の浮き上がった雪たちが
少し暮れた夜の世界に、降りそそいでは、どこかに消えた。
白の絨毯を埋まるように歩いていけば
こんな雪の日が悪くはなくて。
雪が降るたびに思い出すんだと、笑った。
音が鳴る世界では、心が共鳴するように伝わって。
冷たくなる手を、強くはなく、離れない強さで、握った。
心地よい調べが、街を降りそそぐ。
それは、いつだってきれいで。
焼き付けるように刻むように瞼を開いては閉じた。
心のドアが今、開いている。
やさしい風が吹いては、撫でるように歌う。
怖いことなんてない。なににも代えれない大切なものが、
この世界にあることを知った。
それを、しあわせと呼ぶのだと、知った。
自分の見つけたことを、信じてあげて
2013/12/03

自分の見つけたことを、信じてあげて。
どんなことがあっても。
自分の見つけたことを、守っていかなきゃならない。
「負けないで。」
どんな日も強く、生きて。
涙もやさしさに変わるから。
いっぱい泣いて、いっぱい笑って、
いっぱい怒って、一生懸命生きて。
自分の見つけたこと、
しっかり掴んだまま、離さないで。
桃色の栞 - ver. short demo -
2013/11/25

ふわりと、ほのかに色づくピンクが少しだけ見えて、
胸がこそばゆくて、
ずっと時間が止まってればいい、と願った。
綻んでは、頷いて。
そうやって、あっという間に過ぎてしまって。
☆2014春M3に出展の際に出す、
製作中のアルバム「朝を終えるために」より。
マスタリング:nakyamo
ゆきのおはなし
2013/11/18

(テーマ曲-BGM)
(テーマソング)
「雪は好き?わたしは好きなの。
だって、なにもかも白くて。
色んな事が忘れられそうだから」
彼女はそう言って笑って、
雪の道を、僕の前を一緒に歩いてた。
橋を渡って、
僕が白い息を手袋の両手の中におさめた。
僕は、彼女が好きな雪だったから、好きだった。
歌詞
雪のような 女の子
ふわりと舞う 仕草
高いところから、きたんだ
雪のように 降った
町は 色付き
冬の風景が 飛ぶ
踏切渡ると 交差点
今日も、さようなら。
☆WEB企画「ゆきのおはなし」(無料公開)の、
劇中BGMと、それに添えた即興詩の弾き語りです。