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2016/09/21
(01.prologue)空の移動-prologue-[download id="601"]
(02.main)空の移動[download id="602"]
その日は、風が吹いていて。
高い建物がシルエットとなって、空が
一気に動き始めていた。
なぜか、この真下にいると
私が大切に想う場所や環境さえ
動き始めているように思えて
やがて私自身も動き始めて
遠く移動し始めた、
その日は、風が吹いていて。
自分の往く未来すら
なにをすべきなのか
手に取るようにわかって。
☆効果音無の02.mainのみ、
素材として利用可能です。
更新履歴 ピアノ即興 緑
2016/09/15
ひんやりとした風が、微かに露出した肌に
掠れるように触れて
くしゃみが、ひとつ、ふたつ、空中に散らばった。
長いカーディンを羽織って、この街を歩こう、
海の近くの運河通りで僅かに肩を震わせて
少し暑くなったらカーディガンを脱いだ。
更新履歴 ピアノ即興 橙
2016/09/08
昇った、その小さな石はどこまでも昇って
頂上で大きな音とともに破裂して
どこまでもどこまでも落ちるのだ。
どうしてだ、昇っていけば破裂することが
わかっているのに、なぜとめられないのだ、
私の心がころがってころがって
漣のようにすすきの揺らめく道沿いを越えて
カーテンの揺れる真下から水が漏れ出して
体もぽろぽろ、ぽろぽろと壊れはじめて
小さな石になって、破裂するのを
とめることができない。
更新履歴 ピアノ即興 桃色
2016/09/02
なにも思わず、
ただこの幸せな海の音がうかんでいた。
更新履歴 桃色
2016/09/02
いつまでそうしていたか、わからない。
やさしい風の音が聞こえた、
見上げれば、高く高く雲が広がり
秋の中に私はいたんだと気付く。
見るもの全てがなぜだか昨日までとは
ぜんぜん違った。
迷いを置いて、本をたくさん散らばしたまま
気がつけば自転車をこいで
すすきがそよぐ、あの道を走っていた。
更新履歴 ピアノ即興 橙
2016/08/09
なにも不自由していないのに、
それ故に傍にあるものを粗末にしていた。
胸の奥が苦しくていたくて、かなしくて
なぜこんなにさびしいのだ、
形では幸福としても心の中がこんなに
今にもぷつりと切れそうに
か細い糸で伝っている。
更新履歴 黄色
2016/08/05
なにかがあったわけじゃないのに、
こんなに苦しいのはなぜだろう。
暑くもなく、今日はとても涼やかな風も運んでいたのだ。
頑張って作ってくれたご飯すら一口も入らない。
見るもの全てがまるでどこか遠くから眺めているようで
声も出なくなっていた。
なにに対して想っているのだろう。
それすらもわからないまま、ただ漠然とした
愛しさと苦しさを抱えた。
自分のことは自分で感じるもののはずなのに
自分の感じることすら
よくわからなくて
年を重ねて枝分かれして色んな感情が芽生えて
私には言葉にできない想いが溢れる。
愛しくて、苦しくて、
カーテンの揺れる風景の向こうで
鳥の鳴き声や子供たちの声がして
美しくてぼんやり眺めていた。
更新履歴 青
2016/08/05
「バレッタを、なくした」
更新履歴 緑
2016/07/27
(ver.piano sing)
frailty[download id="588"]
"そうして、立ち止まる。"
(ver.song)
frailty[download id="589"]
歌詞
このままでは、ゆけない。
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…)
このままでは、ゆけないから
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…)
両手。頬を ばしっと、叩いて。
脆さ。紐を ぎゅっと結んで。
いくつかの日 くじけて
かたちのない 君は 話しかける
「もう、だめだよ…」と、かえしたよ?
このままでは、いけない。
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…!)
このままでは、ゆけないから
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…?)
このままでは、ゆけないから
(ゆこう、ゆこう。ゆこう。)
更新履歴 鶯 弾き語り
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