「色カテゴリ」 一覧
2017/03/14
向き合って打ちこんで
ただひたすらに奏でていても
なんのために私は弾く、
なんのために私は続けていく、
なんのために紡いでいくのだ、
わからなくなって
ただ夢中で弾き続けて
どう弾けば一番正しいのか
どんな曲を作れば一番ほめてもらえるのか
そんな風に頭はいっぱいで
無我夢中で問いかける
今日も、たくさんわけがわからなくなって
放心する、力尽きるまで。
更新履歴 ピアノ即興 橙
2017/03/11
身をゆだねて、風にはこばれて
いくつもの雲がながれて
星がながれて
心はおなじ場所にあるのに
姿は幾度もかさねて
“かたち”をかえてゆく。
☆2014年製作「星の河」の姉妹曲です。
更新履歴 紫
2017/02/27
ゆらゆらとしなやかに踊れば
心が穏やかで
自由にこんな風にいつだって踊れたら
素敵でしょう、と言うのだ。
放出していくエネルギーは
熱くて
ぼうっと意識が朦朧とする。
それならば踊りましょう、
自分の心をしっかり強く持ちながら
軽やかに熱く激しく
だけれどその表情は、笑顔だ、
ゆらゆらとしなやかに踊れば
心が穏やかで
自由にこんな風にいつだって踊れたら
素敵でしょう。と言うのだ。
更新履歴 ピアノ即興 赤
2017/02/23
遠くの地平でかなしい事がおきて
憤りが喉から漏れ出して
その心を獣みたいにどこまでも放って
言葉にならない、納得できない、
怒りと苦しさがどこまでも伸びて
閃光になって
どうしてこんなにも
平等ではないんだ、
同じ事をしていても同じ言葉を話しても
どうしてか運が悪く
同じ環境だとしても同じものを食べても
こんな不条理な現実を突きつけられて
ましてや遠くの地平では
遠くの地平でかなしい事がおきて
その度どうすることもできないことに
ぶちあたる人々がいて
その一部を知りながらも
出来る事など
想うこと等なにも意味がなくて…
赤 更新履歴 ピアノ即興
2017/02/20
「夜の水槽」
夜の水槽[download id="629"]
「なにを焦っているのだ、
君は、大切なことを約束しただろう、」
自分の中の神様はそう言う。
唸り続けて叫び続けて
夜の真下で獣みたいに鳴いていた。
ただただ滴りながら
吼えて、狂い荒れながら
自分の中の神様は語りかける。
「もう話しかけるな」
そう放てば、神様は黙る。
黒い黒い明かりのない場所で
そこにいることが今の自分にとっては
許しにもなるだろうと思う、
暗い暗い闇の底まで沈んで
遠く遠く吼えていた。
「どうしてか、」
どうしてか、[download id="630"]
それでも朝は来てしまっていて
こんなに苦しい気持ちも
少し引きずるものの
はじまりの世界では
気持ちを入れ替えて正していかなくてはならない。
コップに水を入れて、口の中を潤して
一日は始まる。どんな怖い夜がきたって。
更新履歴 水色 緑
2017/02/14
「龍宮町は海の底」
龍宮町は海の底イメージ曲[download id="627"]
「出発の地平線」(最終話イメージ曲)
出発の地平線[download id="628"]
"長い海の底で、眠っている町。龍宮町。
黒いベールに包まれたこの町で、
ふたつの足音が聞こえる。"
☆漫画家宵町めめ先生よりコミックガム様にて
配信中の連載漫画「龍宮町は海の底」二次創作曲になります。
海底の町を舞台にされた、切なくも繊細な
ファンタジー作品です。
こちらのイメージ曲のひとつは、公式様でも
第一巻のPV曲としてご使用を頂きました。
宵町先生の描かれる、水の世界で
繰り広げられる壮大なストーリーは胸を熱くさせます。
第一巻は 各書店様にて発売されております。
第二巻も近く発売される模様ですので
この機会に是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
更新履歴 青
2017/02/13
何だか、不思議な幻想の中にいた。
幻になってしまった世界へ出発してから
あなたのことをまだ感じている。
そばにいるような気がしたんだ。
それでもまた、音と言葉がざわつく世界で
生きていく、歩いていく
歩いていくことをやめない、立ち止まらない、
聞こえる、言葉が、音が
心に届く、かなしいぐらいに
響いて。
更新履歴 ピアノ即興 緑
2017/02/06
諦めた心の中で、ふつふつと湧き上がる
期待など、沸点に達せば
どん、と大きな音を鳴らしながら
消滅してしまうほどの脆さ。
溜息ばかりつく、
そうして今日も熱い心を打ち込んで
消耗するように倒れるだけ。
ピアノ即興 青 更新履歴
2017/02/05
決して楽しくはないこの場所で
唯一乗れる空中ブランコは心を癒してくれる。
憂鬱な気持ちは風に運ばれて
ぴゅうっと廻った、
そうして加速する、吹かれては瞼をとじて。
更新履歴 ピアノ即興 紫
2017/01/31
辺りは一面と自らを映し出す鏡の世界で
進んでも進んでも鏡の中に自分が、
そして鏡の中に鏡が向こう側へ通り抜けるみたいに
映し出された。映し出された自分の表情は
まるで心までも見透かされたみたいで
どこまでも逃げるように駆けた。
更新履歴 ピアノ即興 mono
Copyright© 君の音。 | 真島こころ公式ウェブサイト , 2024 AllRights Reserved.