「色カテゴリ」 一覧
2017/12/13
/動画版
空が移り変わるたび
苦しむ人がいて、
綺麗な姿でいることが保てる人がいれば
目にも留まらない素通りされて
今にも心も全てが絶えそうな人がいて
当たり前に衣服や
ましてや食べるものがあるときだって
それすら叶わない人は多くいて
運がいい人もいれば
運が悪くただなにも悪いことをしていなくても
何もかも失う人もいる、
それだけ、その世界があっても
ただ傍観するばかりで
体が宙に浮いて心は陰がかかって
ずっと傍観していた
祈ることほど無力に等しく
動かなければ何も変わらず
願うだけ無駄で
神様などいないのだとこの日から
わかるようになった。
更新履歴 ピアノ即興 赤
2017/12/06
疲れ果てた、雪の根深い道を
足を引きずりながら歩いた、
夕焼けが佇んでいる、
暗いトンネルのようなこの季節には
眩い鮮やかな夕焼けは沁みるほどに痛みつける、
雲間から差し込む光、どれも今は
つらい、コートやニットを着込んで
寒くはなかった、息を吐けば白い、
痛みを感じながら
歩く道はこの季節のように長く感じる。
更新履歴 ピアノ即興 赤
2017/11/30
/動画版
長い峠の麓で降り積もる雪は
冬の知らせを告げた、向こうからやってきた。
重く、深く、呼びもどすことがあれば
潔く心から消して、
振り返らず、進んでいくことを決めた。
更新履歴 ピアノ即興 mono
2017/11/28
たぷたぷと、そこで水がバケツに溜まっている。
それを押し流せば
心の中は目いっぱい空っぽになって
空気よりも軽く空に浮かんで
雲のように流されていった。
今、崖になっていたものは全て朽ちて
平坦な場所で息をしているのだろう、
だけれど、そこに留まりたくない。
心に溜めることの出来る場所まで
幾分も流されて辿り着いたら
また歩き始めよう、
絶望になるまで燃え尽きて
上昇を目指して。生きるならば全力をかけましょう、
ピアノ即興 赤 更新履歴
2017/11/25
/動画版
幸せが誰かを苦しめるときは
心は水のように、ただ透明で
微かな温度だけでよいから
“無”になって水中をゆらゆらと漂っていたくなるのだ。
苦しくはない、ただ自分や世界を傍観しているだけ。
更新履歴 ピアノ即興 紫
2017/11/24
/ショート動画版
寒空の下、真冬の世界に
しとしとと、雪の混じった雨粒が落ちてきた。
雨は止まらず、次々へと私の元へ
降らしては、だんだん大降りになってきた。
淋しいきもち、冬はそうさせてくるようで。
更新履歴 ピアノ即興 mono
2017/11/18
/動画版
行く手には道がいくつも広がっていた。
対話を始めればほら、
ドアがいくつも開いた、開いて
瞼を開けてみれば案外怖くなくて
開いて、開いて
まだ見たことのない風景、
そして取り戻したかった風景が
新しい彩を成して輝いていた。
心は決まっている、信じて、ゆこう。
更新履歴 ピアノ即興 水色
2017/11/16
心が強くはねていた。
開くのは自分、克服だって
自らを持って、表へと動き始めないといけないんだ、
どんな悪夢を見てその日を思い出しても
今自分がいるのは”ここ”だ。
心も足も固めて、信じて生きていけば
きっと間違わないでしょう、
きっと堂々と歩けるでしょう、
前をまっすぐ見て、生きていけるでしょう。
更新履歴 黄色
2017/11/10
「凍える世界で彼等は幻を探している」
紅色の空、そしてその紅色に染まった大海原には、
いくつもの数えきることが出来ない流氷が漂っていた。
溶けかけた氷山が今日もあちこちで崩れる。
☆APOLLO第7回データ版先行リリースを目指して
現在製作中のアルバムより1曲ショートデモです。
終わりのみえない旅、閉塞感、流氷の浮かぶ海を題材とした
南極観測隊をイメージしております
ピアノ×多重コーラスのアンビエント風アルバムです。
更新履歴 赤 アルバム視聴デモ
2017/10/28
木漏れ日、教室。眩いひかりが
きらきらと輝いているのに
意識は朦朧としている。
誰かの話し声、笑い声
他愛のない話が繰り広げられているようで
その声は彼方遠く
ぼんやりと別世界みたいだった。
更新履歴 緑
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