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「色カテゴリ」 一覧

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秘密の楽園

2019/05/07

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振り返ったり虚ろに楽になるように
言葉を放出しても
苦しみもがくだけだった、
誰も知らない楽園に辿りついた、
このあたたかい日差しの中で
生き物は誰一人としていない、
秘密にされた場所で
見えない何かと一緒におしゃべりしながら
笑う、
踊る、
生きていくには少し
誰もいない場所で息をひそめたほうがよい、
そうして夢とも違う
楽園でふわり、ふわりと
浮かんでいましょう。

更新履歴 ピアノ即興 黄色

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未来へ

2019/04/30

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先は真っ暗で何も見えない。
この一歩を踏み出して
新しい時代を迎える。
同じ世界の延長線上で
不安がざわめいている、

それは静かで、洗練とした空気の中で。
無我夢中で何も見えない色を
旅するのだ。

汽笛は鳴った。世界は幾度も
瞬間、色を変えて。
電車は走り出す。
ホームに行き交う人々。
街は走り出す。

未来はいつだって真っ暗なのに
それでも進みゆくのは
まだ見ぬ世界を見てみたいから。

更新履歴 ピアノ即興 水色

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私と言葉と

2019/04/17

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「お前はなんのために言葉を、紡ぐのだ」

老人は、そう言う。

自分のため。誰かのため。
いや、誰の為でもないのかもしれない。
そこに、意味は成してないのかもしれない。

言葉と初めて向き合ってから
幾つもの時が流れて、幾つものの
呼吸のしにくさを感じた。苦しさばかりだった。

「こんなに大切に、言葉を、できないのなら
言葉などいらないです」

言葉はあるとき他人を傷つけた。
言葉は跳ね返って自分を苦しめた。

そんな言葉なら、言葉などいらないと願った。
口を塞ぎ、目を閉じて、だけれどそれは違った。
そのことにある日を境に気付いた。

「言葉は、苦しんだり、他人を傷つけるものではないのだ」

言葉があるから、生かされたり、
誰かに救われたこともあった。

言葉が自分のためになることもあった。

「言葉は、ただの、道具だ」

一瞬、一瞬、ガラクタのような文字列が心に転がっている。
一瞬、一瞬、私は言葉を使って、

私も、世界を、少しでも楽に、
少しでも幸せにできたら

自分の心が、全てをあらわしている。
心から綺麗に洗浄して、

いきましょう、わかったのなら、もう口を塞ぐことはない。

ゆこう。

更新履歴 ピアノ即興 桃色

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日曜の夜。列車に乗って

2019/04/04

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日曜の夜は何となく好きだ。
がらりと空席の多い電車で
運ばれてゆく人たちは
今日も仕事で疲れてる人や
明日からの憂鬱に俯いてる人、
しゃべりあって最寄り駅まで辿りつく
二人組みの女の子達。
そこに、物語があり、
続いている。
電車は今日も月曜までへと
運びゆくのだ。

ピアノ即興 更新履歴

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令和の音

2019/04/01

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新元号「令和」に寄せて。
聞こえる、令和の音。

更新履歴 ピアノ即興 mono

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言葉 ver.2019

2019/03/25

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「言葉にしない方が自分の為にもなるんだ」

ある大人は言う。言葉ばかりの世界で旅を続けて
疲れてしまった人だ。
自分のきもちを言葉にしないようにし続けて
振舞っていたら
確かに楽に生きることはできた。
“自分だけ”が楽に生きることができた。

☆こちらは「言葉」「ほんものさがし」
姉妹曲となっております。

更新履歴 ピアノ即興 黄色

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氷に眠る

2019/03/09

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風が冷たい。まだあたたかい春には遠く、
心もまだ冷ややかな氷の中に
閉じ込められている。
季節の変わり目はなにとなく切ない。
気温差に身体中が痛めつけられて
この痛みやもどかしさをどこにも放てないでいる。

更新履歴 ピアノ即興

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その階段を下りても世界は続くでしょう

2019/03/05

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/YOUTUBE版

その一歩を踏み出せば
いつもなら、世界との境界を感じるぐらいに
視界は真っ暗になって
怯える世界に戻ることになるでしょう、
だけれど今ここからは違う。
この一歩を踏んでこの線を越えたとしても
同じ世界のままだ。
幸せを感じることの違和感がなくなった日々は
視界は明るくも暗くなくて
世界に自然と綺麗なまま馴染んでいるのだった。
疑問に思うこともなかった、
これまでの足跡は確かに今日に息づいてる。

更新履歴 ピアノ即興 mono

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風の走った日に

2019/02/26

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“夜のこと、また歩き始める、光を見つけた。”

更新履歴 ピアノ即興

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春の景色

2019/02/23

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雪解けの道、毎年そのスピードも
速くなっていた。春。
変わりゆく風景は
あまりにも高速で、そのスピードも
速くなっていた。
変わっていく風景や人、
変わらないように思える自身に
春の日差しを溶かした。
時間の流れがこわくて恐ろしくて
日差しは心地よいで痛んだ。
沁みゆくこの温度は
あまりにも尊い。このまま時間よ止まれ。

更新履歴 色カテゴリ 桃色

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