空の海
2013/11/11
空の上には、きっと静かな海がいつも波を打っていて。
安らかに還る場所があるんだなってずっと思っていた。
東京から乗った飛行機から見えた空は、
ほんとうに空の海みたいで、この曲を眺めながら、聴いた。
とてつもない旅が終わり、また明日からがんばろうと、
還ってきた空で沢山のことを強く思った。
☆2014春M3に頒布予定の新作CDに入れる
この「空の海」のリメイクに合わせて、
2011秋M3に頒布の
「タオ~時は線路を越えて~」(データ版のみ販売中)より、
この曲を無料公開をすることにしました。
マスタリング:神崎鳴宗
ジャケットイラスト:虎瀬くの
風の泳ぐ街 - Town the wind is swiming -
2013/07/02
(ピアノソロ)
風を泳いだ、小麦畑を眺めて歩いた。
神社でお祈りをして、二十五円玉を入れる。
まだ私が小学生の頃通学路にしていた通りを
赤い自転車で抜ける。
動いていく、雲も、花も、大地も、風が通り過ぎていく。
生きている感覚を体の至る所で探った。
感覚は、もうなかった。
汗をびっしょりかいて、今日を生きる。
また、ね
2013/03/07
冷たい風が通り抜ける中、
とっさに案内したのは、誰もいないレストラン。
知らないオペラが店内を流れていて、彼女もやがて、
口を開いた。
頼んだマシュマロココアは甘すぎるし、
流れるオペラの曲は今の話にしっくりきすぎて、
逆にどれも邪魔に思えた。
人は、もしかしたら、年をとると、
少しガンコさんになったり、
大人らしい大人になっていくのかもしれない。
雪解けの道は、歩きやすいけれど、
彼女と出会った頃に歩いた道を思い出させた。
どうにも腑に落ちない感情は、
やがて列車に乗せて運んでくれた。
彼女のようなお花の咲く季節が、
今年もやってくるんだなって、
冷たい風に身震いしながら、思った。
☆「ミュージックもん」様にて、
2012年10月掲載曲として楽曲が掲載されました。
空のピアノ
2012/10/31
空は何があっても、雲とともに、泳いで逝く。
なにも知らないかのように、動いていく。
空が、今日も流れていく。
空が、明日も明後日も流れていく。
遠い昔も、流れている。
☆又、「MUZIE」様主催、
FMうらやすで放送中の、インディーズ新譜情報番組「Bandup」、
10月31日放送予定分にてオンエアされました。
BGM作品 vol.18
2011/12/01
夜をスキップしましょ。
スタッカート/スキップ/穏やか/厳か/やんわり/日常/夜/夕方
夜は満ちて私は歩いて
夜の散歩/街/ゆっくり/静けさ/ネオンの光/真夜中/穏やか
熱帯夜は明けない
ダンス/情熱的/ドラマティック/ダーク/赤
振り子が揺れる
静か/音数少なめ/シンプル/部屋/白/明るくも暗くもなく
ひまわりが笑う
やさしさ/光/希望/OP/日差し/明るい/穏やか/爽やか/切ない