「紫」 一覧
2013/06/11
うるさく鳴り響く目覚まし時計を止めた。
目を覚ましたら今日になっていた。
重い体を勢いつけて起こす。今日も一日が始まる。
重たい体を運んでくれる電車は
わずか10分の時間だけ私と共にする。
うとうと、と瞼を閉じたりして、
リュックサックを抱えながら揺れる。
目の前の座席は日当たりがよく、
避けるようにして座った日陰の席。
がらりと、数えれるだけの人が揺られている。
この前と一緒だ、と思った。
今日もなんてことのない一日が
時間とともに流れて、
今日もなんてことなく終わっていく。
それがつらい。
それがつらくて、またうるさく鳴り響く目覚まし時計を止めた。
目を覚ましたら今日になっていた。
更新履歴 紫
2013/04/10
ああ、果てないって一体なんだろう。
ああ、晴れてる日は何故青い空なんだろう。
ああ、どうか神さま、じぶんの中の神様、
この言葉にできない気持ちを教えてください。
ふっと蘇ってすぐに背けて忘れしまう弱さや、
まあいいや、と思えるような心の強さや、
すごくすごく、薄く遅い、雲のような事柄を、
わたしはすごく日々感じるのです。
更新履歴 紫
2013/01/27
疲れると時々空の青い夕焼けをぼーっと眺める。
電車に揺られながらその夕焼けを見るとね、
なんだか世界なんてどうでもよくなるんだ。
更新履歴 紫
2013/01/26
それでも町や人は変わらない。
電車は今も走るし、自動車だって。
今日は久しぶりにピアノと向き合った。
ピアノも変わらず、音を出した。
いつだって、叫びたい。いつだって、涙に溢れかえりたい。
いつだって、愛しい人に抱きしめてほしい。
でも、それさえも、許すことが出来ない。
つらい、つらい。いつまでこの状況が続くんだろう。
いつかの日、「トンネルの向こう側には光がある」とも描いた。
きっと、そうなのだろう。と…遠い明日を見据えた。
更新履歴 紫
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