As it is
2012/05/19
蒼白の光や、雨の海に溺れたい。
気持ちいい朝や、静かな夜もすべて終わって逝くだろう。
私は死ぬつもりもない、
だからと言って、生きるつもりもない。
ただただ、人が前を向いていく。
歌唱、コーラスアレンジ、ジャケット:リュンカ
マスタリング、MIX:高岡兼時
作曲、作詞、演奏:真島こころ
歌詞
空が浮かんでいる
雨が降ってきたりして
遠い彼方では
命が入れ替わったりして
lalala
悲しいことや
lalala
辛きことが
人を追い込むのなら
何故あるのかなぁ
消えて逝くのは
見えてるもので
見えないものは
気付かないでばかり
静かな夜も 気持ちいい朝も
すべてすべて すべて
終わって逝くのよ
君は知っているか
時は動いてるのだと
歩く理由なんてなくて
人が前を向くからだろう
lalala
転ぶことや
lalala
走ることが
駄目なことでなくて
"それ"は"それ"だけなんだよ
変わっていくのは
見えてるもので
見えないものは
置き去りにされてばかり
どんな形も どんな時間も
そっと そっと そっと
流れて逝くのよ
私は"生きる"というつもりもない
私は"死ぬ"というつもりもない
ただただ、ただただ
日が過ぎ 明けていくだけよ
一日、一日 歩くことが
きっと 大切なことだから
ここで 息をしながら
人と 出会っていく
空を見上げながら
呼吸 整えたりして
lalala
小さきことや
lalala
近きことが
ぼやけてしまうのは
私が もっと小さいから
考えることは
見えてるもので
見えないものは
忘れてしまってばかり
日々の中に そっと溶け込む、
小さな 小さな 小さな
光に触れたい
きっと きっと きっと
あなたにも ある
今日は2012年5月14日 晴れ 月曜日
2012/05/14
今日は2012年5月14日 晴れ 月曜日
今日は2012年5月14日 晴れ 月曜日
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
かき氷は冷たい 食べると歯が痛い
ちぎれた花はその花で それだけのことだって
花は花のままだって
タンスには時々服がはみ出る
ゴミ箱にはだんだん ゴミくずが 溜まっていく
部屋にはガラクタばかりが 溜まっていく
自分は一番見えない
言葉は重たい
どんな花も"ヒト"に踏まれていく
飴玉は口の中で溶けていく
卵は黄色い 傘をさすと少し濡れない
アスファルトは熱を通す
太陽はまぶしい 猫はしっぽがある
今日は2012年5月14日 晴れ 月曜日
今日は2012年5月14日 晴れ 月曜日
ジャケット:∀Y∀
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
Regressio~回帰
2012/05/08
―それは、"書かれなかった"記憶。
砂に埋もれていた「音の箱」から始まった。
記憶に触れるお話。
作詞、歌唱、MIX、コーラスアレンジ:風のウィン 作曲、演奏:真島こころ
☆2011春M3頒布、windy・way主催、民族系音楽CD企画「Indagare*」の収録曲から。
ウィンちゃんのサイトのほうで、全曲、WEB公開もされております。こちらから。
歌詞
眼を開くとそこはもう朝の地平
白い…いや、緑が海のように
光さえ渦のように ソラへ吸い込まれていった
音の止まった 描いた物に似た
さっきまでの景色は
例えば絵本の最後の一ページ
私が遠く視界を凝らせば淡い影が振り向く
声の無い歌が静かに鳴りだした
亡骸に咲いた花 輝きの草原に揺れた
留(とど)めた命を押し流すように
今 時は訪れる
薄れゆく姿には満ち足りた心が零れた
朝日が全てを照らしきる前に
あなたは ありがとう と云った気がした
言葉を止めた音楽が語る彼の民の行く末が
記憶の中に色を帯びていった
打ち鳴らす弦の音(おと) 輝きの草原に鳴いた
留めた命を押し流すように
今 時は訪れる
透明の眼(め)の中にこの世界の容(かたち)が映る
過去が未来へと融けてゆくように
あなたも歴史へと帰るのでしょう
さよならの空
2012/03/22
心も体も変化にいた中学生のとき読んだ
朱川湊人さんの「さよならの空」という本、
6年越しに読み返して
「あぁ、あの時は大分流し読みで読んだのかもしれないな」
と、少し苦笑いしてしまいました。
「さよならの空」を読んで、読書感想として曲を製作しました。
もう、絶版になってる本ですが、
読んだ後とても胸がぎゅっとなる一冊です。
是非、曲を聴いて、そして本も見つけたら読んでみてください。
出展:(株)クレオフーガ主催
「読書感想曲コンテスト」投稿作品より
αι?νια στιγμ? ピアノアレンジ
2012/03/11
原曲の「αι?νια στιγμ?」を聴いてから、
日々この曲ばかり聴いて過ごすことが多くなりました。
心のこもった演奏、音を奏でるsionsivaさん、
これからも尊敬、応援しております。
原曲の「αι?νια στιγμ?」は永遠の一瞬という
意味だそうです。
大好きな人と一緒にいるときに感じる、愛しさ、切なさ、
とても穏やかな、涙が出そうになる悲しみ。
原曲を日々聴いた上で、私もピアノを奏でてみました。
今日は3月11日でもあります。
私になにができるんだろう、と探したけれど、
軽はずみに弾くのはよくない、と一年が経ちました。
それでも、こうやって、その中で、
大切な音や心を奏でることが、私に出来ることだと
思いました。
大切な人のことを考えて、
今日は過ごしたいと思います。
原曲:sinosivaさんのアルバム「αι?νια στιγμ?」より
トンネル-弾き語り-
2012/03/08
いつも雨だった。いつも雨、だった。
今がやや、元通りの日常に戻りつつある幸せ。
とてもうれしいことだ。
作詩、MIX、弾き語り朗読:真島こころ
歌詞
雨が、降ってました。
いつも、いつも、雨でした。
いつも。雨でした。
傍に咲いてくれた花は
見えないし、
雨で霧が白く、
視界は悪い。
今日も、この部屋で
ジグソーパズルを一個一個はめて、
完成してもうれしいこともなくて、
また崩して、また完成して、
また崩して、
またピースをはめるだけの毎日。
そんな毎日。
そんな毎日。
そんな、毎日。
"トンネルの向こう側には
ちゃんと光があるんだって。"
そう言ってる子がいた。
歩いた、歩いた、ゆっくりすぎて、
追い抜かされてばかりだけれど、
歩いた、歩いた。歩いた。
歩き続けた。
ただ、見ることもできない光を追いかけた。
学生の喧噪された世界を、眺めつづけた。
歩いた、歩いた、歩いた、
歩いた、走った、転んだ、歩いた…歩いた――――――――――。
「今日」は、朝を起きた。
それから、朝ごはんを食べた。
お母さんと少し会話をした。テレビが付いていた。
弟が学校に行った。お父さんが会社に行った。
恋人と電話をした。
風呂洗いをした。綺麗になった気がした。
今日も息をしていた、今日はカーテンを開いた。
お日様自体は見えなかったけれど、なんだかあたたかかった。
もうすぐ春が近いのかな。そう思った。
今日も生きている、確かに生きている。
私は今日も明日も明後日だって、生きている。
生きている。生きている。
いつも帰る道
2012/02/06
地元の帰宅途中。
いつも変わらない道。今日も歩いてしまった。
晩御飯なんだろう?
作詩、MIX、弾き語り朗読:真島こころ
詩
いつも帰る道。
女の子が売られてる店
通り過ぎて
いつも帰る道
レンガは反射し
まぶしかった
いつも帰る道
晩御飯
なんだろう?
遠くの哀しみが
ニュースで 流れた
なにとなく 見ていたら
涙が出ていた
そんな 通過していく 毎日が
今日も こうして 廻る
いつも帰る道
コスモスが
揺れているな
いつも帰る道
信号無視する人は
笑って追い越していく
いつも帰る道
あぁ
空がきれいだなぁ
生きてしまった、
バカみたいに?
今日も 生きてしまった
バカみたいだね
明日も
バカみたいに生きてるのかな
"わたし"
そんなコト
考えていたら
夜は明ける
朝が来る
いつも帰る道
自転車かごに
ゴミが入れられてた
いつも帰る道
電車は
心地よいなぁ
いつも帰る道
晩御飯
なんだろう?