春の風はどこまでも吹く
2016/02/24
凛と張り詰めていた、雪解けの季節は
叫んでしまいたい気持ちも
もどかしくて仕方のない気持ちも
冷たい風がまっすぐ、まっすぐと突き抜けていくみたいに
どこまでも走っていくんだ。
「私も連れていって。」そう一声、発せば
たくましい風が吹いて、また通り抜けた。
謳う朝焼け ver.short
2016/02/24
眩しすぎるぐらいに朝焼けは
私たちを照らしていた。
やさしい時間が流れて
哀しい悪夢を今は忘れてしまうぐらい
うつくしい空が流れていた。
☆Novectacle様主催、
「ファタモルガーナの館 -Another Episode-
Original Sound Track」より
都市列車の夕べ ver.short
2016/02/22
不規則に揺れる列車の中では
帰路の途中へと着いた人達でひしめき返っていた。
窓の向こうでは、さびしく踏切が光り
ビルの数々が青白く光り
ひんやりとした情景は、心が水底に沈んでいるみたいだ。
列車が揺れる。今日も、この街へと眠る。
☆良太様主催のコンピレーションアルバム、
「Following the Light -夜景コンピレーションCD- 」より。
パッケージ版とDL版が通信販売中です。
BGM作品 vol.17
2016/01/28
曇り空の真下
空虚/曇り/灰色/淡々/冷たさ/静けさ/やや暗い
水温5℃
水/冷たさ/ぬるま湯/幻想的/悲しい回想/記憶/透明感
夜が散らばる
低音/轟き/粒/氷/演出的/夜/決戦前夜/静けさ/緊張感
白く薄れた世界
何もない部屋/透明感/静けさ/空白/記憶/冷たさ/消えていく
変わらない空へ宛てて
淡い青空/広がる/穏やか/爽やか/優しい/ゆったり/しなやか/日常