風を追う魚のように
2017/04/02
- 川の匂いを、
気配を探りながら
細い道へ、昏い道へ。 -
- 風を追うんだ。
----- ( 宵町めめさん作「川底幻燈」1~3総集編より引用 )
☆「Like a Night Fish?川底幻燈イメージアルバム-」へ
向けて製作したトラック1第一稿の楽曲でした。
本収録では違うバージョンを収録したため、
君の音。で展示出来ないかと、
原作の宵町めめさんより許可を頂きました。
総集編より風を追うシーン(P38~P46)を
イメージした楽曲です。
テーマソングとなっているAzellさん作曲、
瀧沢一留さん歌唱、
「夜に浮かぶ魚のように」のアレンジともなっております。
また、曲名を宵町さんより付けて頂きました。
虚像 ver.short demo
2017/04/01
見ているもの全ては…――――。
☆収録曲より。現在アルバム「泣かない」を製作中です。
紺・灰・水・桃・白色を基調とした
かすかに水の音がきこえるようなピアノ曲集を目指します。
Artwork:素敵なゲスト様より。(お楽しみに。)
吐息 ver.short demo
2017/04/01
それは、水音のように。か細く、淡く―――。
☆収録曲より。現在アルバム「泣かない」を製作中です。
紺・灰・水・桃・白色を基調とした
かすかに水の音がきこえるようなピアノ曲集を目指します。
Artwork:素敵なゲスト様より。(お楽しみに。)
朝の駅、階段を駆けのぼる
2017/03/26
走れ。
窓から射し込む光に反射した階段を
一段、また一段と急がせて。
まるでピアノの鍵盤を一鍵一鍵、
しなやかに指で奏でるように走らせた。
最後の一鍵を飛び跳ねて、
赤茶色のフローリングに靴音が
かつん、と響いた。
☆執筆中のサウンドノベル
「赤レンガの駅で会いましょう」より冒頭部分を
弾き語りにしてみました。
まだ形にしていく作業は、しばらく遠く先ではありますが
赤レンガの駅を舞台にしたお話になります。
薄紅の指の先
2017/03/25
舞い上がる 花のひら
円描き ゆるりと
風立つ薫り くすぐりて
行き着く先は 夜の空
何を想うか 悲しみの
記憶の先を 想うて泣くか
くるりくる 高く高く
誰のもとへと ゆかんと泣くか
その先にいらしたはずの
姿想って 天仰ぐ
★こちらはTwitterで期間限定開催しました、
"【単発企画/募集】楽曲のタイトル・添えるテキスト
(詩or物語など)・ジャケット(写真・イラスト)を募集します!"
という企画にて公募頂きました参加作品の中より
とても投稿の度、悩みながらも選ばせて頂いた
荒木さんと、takezoさんの作品です。
企画はサーバーにアップしました
まだ名前のついてないピアノ曲に
イメージ詩やタイトル、そしてジャケットなどの
イラスト・写真をつけて頂くという企画でした。
モーメントに、参加頂いた作品もまとめさせて頂きましたが
どれもこの曲の可能性を広げるような
素敵なテキストやジャケットばかりで
是非モーメントページでも作品もご覧頂けると幸いです。
突発企画ではありましたが、
たくさんのご参加ありがとうございました!
単発でなく、また第二回も出来ないかと模索中です。
夜から朝へ (二部編成)
2017/02/20
「夜の水槽」
夜の水槽[download id="629"]
「なにを焦っているのだ、
君は、大切なことを約束しただろう、」
自分の中の神様はそう言う。
唸り続けて叫び続けて
夜の真下で獣みたいに鳴いていた。
ただただ滴りながら
吼えて、狂い荒れながら
自分の中の神様は語りかける。
「もう話しかけるな」
そう放てば、神様は黙る。
黒い黒い明かりのない場所で
そこにいることが今の自分にとっては
許しにもなるだろうと思う、
暗い暗い闇の底まで沈んで
遠く遠く吼えていた。
「どうしてか、」
どうしてか、[download id="630"]
それでも朝は来てしまっていて
こんなに苦しい気持ちも
少し引きずるものの
はじまりの世界では
気持ちを入れ替えて正していかなくてはならない。
コップに水を入れて、口の中を潤して
一日は始まる。どんな怖い夜がきたって。