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「 年別アーカイブ:2016年 」 一覧

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少女の海から

2016/06/16

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「少女は今も海の中で夢を見ている」

静けさと、儚さ。少女は今も海の中で夢を見ている。
愛しさだって、やさしさだって、痛みだって
少女にはまだ残っていたんだ。

「フエラムネの向こう側」より一年弱、大きな挑戦の裏で
改めて、自分らしく作ることを思い出しはじめた春のこと。

かぼそく、儚い世界を、
ピアノだからできる旋律で歌うように、愛しく表現しながら。

そうして、このアルバムは生まれることとなりました。

[試聴]

[曲目]
01.春の海辺にて
02.溶けゆく朝
03.あなたのやさしさ
04.美しくも醜いのなら
05.少女の海から feat.がお
06.泡沫へ

[スタッフ]
ピアノ演奏・作曲・声 / デザイン / 統括:真島こころ
ボーカル / コーラスアレンジ:がお
ボーカルミックス:Rist.NS
マスタリング:マシュー
イラスト/映像:Merrill Macnaut

[価格]
イベント価格:500円
通販価格:600円
通販(DL版価格):600円

[特設サイト]
少女の海から 特設サイト

☆下記通販先の他に
オフボーカル収録版をこちら"SoundUp"様にて
販売中です。

通販

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6月17日(金)より、詩集「感覚記憶装置」をBOOTHにて発売させて頂きます。紹介PVも作りました!

2016/06/15

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「音と、言葉と。そして、紙を愛する人たちへ。」

いつもはピアノを奏でて、
音楽を作る私でしたが

ともに、そばには文字が一緒にいました。

この度、初めて
文字をメインとした詩集を、

地元のイベントで知り合った、
はらださんとともに
作りました。

派手なことや、凝ったことは、
特に一切していませんが、

文字のうつくしさが表現できたらと、思いました。

ささやかでありますが、QRコードより
その詩とともに作りましたピアノの音楽も
ご一緒させてください。

日々の記録を、そのままに、
一冊の文庫本となりました。

baner-kannkakukiokusoti
バナーはご自由にお使いください。
(https://flower-prayer.com/wp-content/uploads/baner-kannkakukiokusoti.png)



紹介PV「感覚記憶装置」


ということで、君の音。初、詩集本が出来ました。

今回、展示曲の過去作を挿入しております。
以下、収録作品になっております。

・乗車-ソラノキップ-
・ほんものさがし
・くもりぞらの、一滴
・午後四時過ぎの、公園
・そらのゆめ
・誰もいない夕暮れの図書室
・静かな河のほとりへゆきましょう
・遠き日よ
・溺れる魂
・冷たい春
・なにもいらなかった
・春の風はどこまでも吹く
・傷
・しあわせ


この詩集は、もしかしたらデータでコンパクトに
済ませたい方には作品として合わないかもしれません。

全て過去作品で、サイトで画面の文字として
読むことも可能なんです。


私は、本は特にですが電子書籍より、
紙で読むのが好きで、印刷された文字というのは
画面では出せない美しさがあって、愛着沸くものが
あるなぁと思ってます…。

スマホもタブレットもあって、
パソコンすらコンパクトになる時代で
こんなにアナログ的なものが
求められるかというと、時代には合っていないかと思います。

だからこそ、アナログであたたかいものが
自分にとって、特別なものになります。
それは悪い意味でも、よい意味でもなのかもしれませんね。

触れるよろこび、紙として印刷されたうつくしさ、
形のある安心感、作品の内容以上に
自分の思いが詰まっております。


詩集の紹介PVには、今回"夏川みわこ"さん
朗読をお願いしました。

以前から、ご一緒したいと思ってたお一人で、
なんというか、夏らしい、凛としていて
蜜柑がよく似合うオレンジのようなやさしい、
涼やかなお声だなと思ってます。

夏川さんは、以前より、君の音。の音楽を
声劇などにご使用くださったり、
少し前には、M3にも遊びに来てくださり、
作品と心がひとつになった、素敵な方なんですよ。

HPも素敵ですので、是非見てくださいね!

本当に何度も聴きたくなる朗読となっております。
最後のナレーションも素敵です。


また、冒頭でも触れましたが、
今回表紙のイラストを、いつも真島が
お世話になっています、札幌のクリエイター、
はらださんにお願いしました。

はらださんと言えば、woRksにも参加されていて、
幾度か、君の音。ブースにもお手伝いを頂き…
仲良くさせて頂いて、プライベートでも
真島がすごくお慕いしている方なのですが、

出会いは、真島が札幌イベント
woRksの初めて出展の際に空CDを
間違って販売してしまったことからなんです…
(なんてことだ…)

イベントが終わった後、CDが空CDでした!と
メールが届きまして、
すぐに中が入ってるCDをお送りしました。

数日後、はらださんという方から
お手紙と、空CDの返却の小包が届き…

お手紙は、今でもよく読み返してますが、
CDの感想と、今の真島へと繋げてくれる
そんな内容でして、

自分はそれまで、自分のことだけ考えて
自分らしく、自分のために音楽を作ってきましたが

そのお手紙には、「沢山の方が必要としている音です」との
ことが綴られていて、
私ははっとした記憶がすごくありまして、
すごく励まされたのです。

空CDを送ってくださるお心遣いもそうですが、
はらださんはそんなやさしいお手紙をくださる、方です。

表紙イラストも、アナログで描かれてるんですが
その丁寧な細かさは本当にうつくしく…

是非これは手にとってほしい仕上がりにもなりました。


薄くて、厚みもありませんが、
沢山の思いが詰まった一冊になってます。

文庫サイズで、小さいカバンでも、ぽん、と
しまうことができます。

電車で取り出して読むことも可能です。

QRコードをスマホや携帯でかざせば、その場で詩の音楽も
聞くことができます。

興味を持っていただけたら、是非これから公開する
BOOTHのページも見てみてください!

サンプルの写真もそちらにて公開予定ですので、
よろしくお願いいたします。

更新履歴 トップのお知らせ

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朝焼けのブルーシリーズ/同人ゲーム・オブ・ザ・イヤーにて、作曲部門受賞

2016/06/11

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2016年6月、
みなみ様「おすすめ同人紹介」主催、同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2015にて
「朝焼けのブルー? - Pianissimo episode -」
「朝焼けのブルー? - Mezzo piano episode -」
作曲部門の受賞を頂きました。

ディスコグラフィー

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ほんとうのこころ

2016/06/10

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この顔もこの顔もすべて私なのに
すべて私なのに私じゃないのはなぜ?

ほんとうのこころを開けられないでいる。

ほんとうのこころを曝け出せば、
私は人を傷つけるだろう。

ほんとうのこころを曝け出せば、
嫌な気持ちになるだろう。

ほんとうのこころなんて、
曝け出した方が苦しいのだろう。

私が鬼のように立ち向かって
怒っている夢を見た。

朝起きたらわたしはまたいつものように
普通どおりの顔をしていた。
夜がきたら、私は至るものに怒り続けた。



☆2014年製作の「ほんとうのきもち」
姉妹曲です。

更新履歴

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まどろみの中の目隠し

2016/06/06

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まどろみの中で、またあなたは現われた。
何も言わず、ただやさしく笑うので
声をかけようとすると、あなたは急に泣きだした。
あなたがなぜ泣いているのか、わからないまま
私はそこで立ち尽くして、眺めていた。

あなたは、そうしてまたやさしく笑う。
あなたは、そうしてまたやさしく笑うので、
私はまたわからなくなって

遠回りするように、とぼとぼとあなたとは遠い世界を
底の低い世界を亀のように歩き続けた。

まどろみの中で、またあなたは現われた。
私は両手で自分の右目と、そして左目を隠した。

更新履歴 水色

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新作アルバム「少女の海から」特設本サイト&DEMO-PVを公開しました。

2016/06/03

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(ティザー前記事はこちらより)

2016年6月17日~19日に開催
ネット音楽マーケットイベント
「APOLLO」第四回にて初リリース予定の
新作アルバム「少女の海から」特設本サイト
OPENしました。




また、それに合わせてDEMO-PVも公開しました。

同じくイラスト担当をしております、
「東北東、十七の空」でお世話になりました
Merrill Macnautさんによる
美しいDEMO-PVとなっております。





DEMO-PVの方は是非画面の大きいサイズでも
見ていただきたいDEMO-PVとなっております。


今回ミニアルバムということで製作してきましたが、
Macnautさんが自主的にも
このDEMO-PVのために何枚も新しく描きおろしてくださり

むしろこちらが本編なんじゃないかというぐらい…笑
素晴らしい、圧巻のPVとなっております。


以前、「東北東、十七の空」にて
その美術の美しさには感動を覚えた記憶がありますが

今回、真島への提供作品ということもあって
「東北東、十七の空」とはまた全然違った
美術にて描かれております。

自分の今回のCDの世界観を大切に、大切に
汲み取って、描いてくださりました。

今回、海を舞台にしているので、そこで描かれる景色は
ある意味で、狭い範囲内、海だけの景色なのですが
"朝焼け"や、"春の海辺"、"夕焼け"など
時間により、その景色は実に見事に移り変わります。


Macnautさんは現在も劇場アニメーションのスタッフとしても
活動されてまして、今回ご依頼させて頂いた事
恐縮ながら、本当に素晴らしい作品が
出来上がったなと思っております。


去年、皆様のご支援も頂き、
購入させて頂きましたタブレットの方も
イベントでこのPVを流すことが出来ると思うと
幸せで仕方が無いです。
(大きい画面で、会場内でもお見せできますよ!)
その節はありがとうございました!


このアルバムの軸(ベース)となる物語は
もう何年も前より書いてきたストーリーなので

何年も思い浮かべていた舞台がこうして
一種のアニメーションのような形で
形にして頂けた事は、なんというか
活動してきて、作品を作ってきて
その中で一番物づくりを続けてきた甲斐があったなとも
感じました。

海小屋A (2)-rahu
(映像中のカットのために、
起こしてくださったラフの一部です)

大変お忙しい中、Macnautさんより
メインのジャケットイラストもそうですが
本当に何パターンもラフを作成頂いたり、

ご姿勢としても、自分も見習う部分、
勉強させていただく部分があり、
作品もそうですが、その作品に対する
姿勢、それから気持ち、心意気、
妥協のなさ、そして自分自身への厳しさも、
やはりすごいお人だなと
強く、感じました。

自分にはその辺りが足りないなと
自分の未熟さについても、改めて感じて、
こうして提供作品へ
これだけの力を注いでくださった
Macnautさんに続いて活動していけたらと
強く、思いました。

本当にイラストもPVも、
壮絶な程の、お時間をかけてくださり、
作って頂きました。

是非、見てくださるとうれしいです。


また、DEMO-PVでは、がおさんによる
美しいボーカルや、Rist.NSさんによる
音の心地よさを感じるボーカルミックス、そして
マシューさんによる安定感のあるマスタリングも
試聴として聞くことが出来ます。

特に、ボーカル曲のタイトル曲は
一番聞いてほしいところを、試聴に持ってきたので、
試聴だけでもまずは楽しんでいただけたら幸いです。

がおさんによる、サビは特に必聴もので…
私も最初確認したとき、体が震えるようでした。

声の伸ばし方や表現の力に
身体中を駆け巡っていくようで
素晴らしいです。


今回、ティザーも特設サイトも
2年程前に買ったAdobeのlllustratorを
ようやく実践として、使用しまして
デザインを自分で施しました。

ジャケットの方などロゴもそうなのですが

こんなにも大変な作業なのだな、と
前々からわかっていたつもりでも
実際にコーディングまで行うと
その大変さがわかり、今まで旧作で
デザインを御願いした方々には
ますます頭が上がりません。

サンプル

DSC_1087-2

サンプル20160522-22

また、特設デザインのコーディングには、
今回わからない部分を、「雪の鳴る街へ」にて
サイトデザインを担当くださった
真中ユエさんにご相談させて頂きました。

お忙しい中、わかりやすく丁寧に
教えてくださりました。
本当にありがとうござました…!

改めて、コーディングは自分一人では
まだまだ先が遠いことを感じ、
勉強しつつも、コーディングのみでも
どなたかに御願いする方法を
次回は取ってもいいかもなと思いました。


今回のアルバム、ミニアルバムとはいえ、
結構作ってみると大掛かりなアルバムに
なってしまいました。

とは言え、今までのアルバムよりかは
自分らしくも、そうではないような
アルバムになったんじゃないかと思います。

アルバムを作るたび、ここはこうした方が
よかったな、なんて反省したり、
改めたりするんですが

今回はある意味であまり枠に捉われ過ぎず
ピアノの旋律、それから効果音などを使い
舞台設定も最初からあまりまとめすぎず

音楽としての良さも出るように
縛られすぎず、自分らしく自由にやってみたつもりです。


アルバムごとに、テイストの違いは出ますが、
今回のアルバムは特に、物語を書く人にとって
なにか浮かぶような作品なんじゃないかと
個人的には思ってます。

今回はあえて、文章や言葉に頼らず、
PVもあえて、言葉を少なく
ブックレットもほぼ曲目だけで、
勝負してみました。

言葉はあえて取っ払った作品ですが
今まで以上にきっと色んな愛情が
この作品へとぎゅっと詰まっております。

そのため、スタッフさんにも
沢山注文して申し訳なかったですが、

自分の追い求めてきたような作品が
ようやく出来上がりました。



発売まであと15日も切りました。
3月からの製作でしたが、
非常に今回、曲構成としても
まとまったんじゃないかと思います。

ミニアルバムということで、いつもより
少ないトラック数ですが、1曲がそれ以上に
凄く長いので聞きごたえはあるかと思います。

是非、通販でも、イベントでも、
より多くの方に、このCDが届きますように。

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守る朝

2016/06/02

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朝、体が震えているので、君にそのつらさを
おしえてあげた。スコールの明けたその日、
アスファルトはすでに乾いていた。

それでも体が震えるのは、この朝の冷え込みのせいか、
あなたに、ぞわりと近づく明日への不安だろうか、
とにかく今すぐあたたかい
マスカットティーを淹れてあげよう。

朝、体が震えているので、君にあたたかい紅茶を
いれてもらった。フルーツのかおりがして、
砂糖を幾つも入れた。

あなたはうつろな目でぼうっとマスカットティーを口にした。
まだ目も覚めていないのだろう。

朝、体が震えているので、君は自分の手を
ぼくの手にそっと置く。ゆっくりと隣に腰をかけて、
やがてしばらくして、小さく口を開いた。

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昊坂千鶴様のトークラジオ「らびハート」へ、BGMを提供させて頂きました!

2016/05/26

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こんにちは、真島こころです。

ボイスコーポレーターとしてご活動をされております
昊坂千鶴様の、ラジオ番組「らびハート」へ
ラジオBGM曲を提供させて頂きました。



らびハート 第四回 (YOUTUBEより)


今回、昊坂様のお声をイメージさせて頂きまして
こちらのラジオBGM曲をお作り致しました。

とても品のある、お姉さんのような綺麗なお声でしたので
落ち着いた、しっとり目のピアノで添えたら
きっと合うんじゃないかなぁと

昊坂様のご希望されてたイメージと合わせて
今回ご使用頂いてるパターンを提案させて頂きました。


君の音。のことや、真島のことも、
ラジオで触れてご紹介頂いております。


私も何度も拝聴しましたが、その度照れてしまいつつも
すごくうれしくて、癒されました。


今回ご依頼を頂き、やり取りの中でも
あたたかなお言葉を沢山頂き、感謝の気持ちとともに
この活動を長年続けてきて、本当によかったなぁと
心から思いました。


是非ラジオの方、御試聴ください!
よろしくお願いいたします。

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