
ちっぽけなうた
2013/03/03

外は嵐だし、今日は本当に憂鬱だ。
だるいや…寝ちゃおうかな。面倒くさいや。
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
今日はなにも、かんがえたくなかった
外は嵐だし 風の音も慌ただしい
前より、すごく淋しさは埋まったのに
どうしてか布団にモグりたくなる
先のことなんて考えなくていい
今のことさえできないのに
そもそもやろうともしないし
情けないなって思う事で楽になるし
せめて外が晴れたら
ちゃんと歩こうって
思ったけれど
「自分を肯定したいから」です。
だめだだめだだめだ
今日は憂鬱だ
そもそも大勢多数の人が
喜んでくれる曲を描きたかったわけでもないし
でも褒めてもらえるとうれしいし
そんなこと考えたら面倒くさいなって思う
ばかだばかだ自分はばかだ
そう思ったほうが楽だろうって
悩みすぎだろう
どれだけの人が 遠いどこかで
たくさん悩んでいるのかもしれないな
でもそんなこと 今はどうでもいいよ
悩んでる人がどれだけいたって
この気持ちは自分だけのものだから
ああ なんか すごく 面倒くさいな


窓から見えるのは冬でした
2013/02/26

藍色のリビングのカーテンを開いた。わずかに光が射す。
子供が一人…下校中だ。今日は雪、降っていない。
静かだな。冬は静かだと私はよく思う。
特にこの時間は、陽が落ちた色が雪に染まるため、
気持ちがどこか冬にさらわれていく。
この窓辺でピアノを弾いていると、
なんだかどんなことも忘れていく気がした。
ねぇ、お母さん
2013/02/20

どんなことがあっても…。
ねぇ、お母さん。ねぇ、お母さん。
今日は細い優しい雨が降る
今日は少し肌寒いや
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
エスカレーターは動く
人々は 交錯する
今日は 細い優しい雨が降ってきました
アナウンスは いつも通りで
この風景も いつも通りで
心の中だけ ざわめいている
ねぇ お母さん
またこっち向いてちょうだい
ねぇお母さん
わたしまだまだ子供でごめんね
「今日は仕事を早退して
今帰ります
迎え、よろしくお願いします」
改札口 抜けて
ぼーっとしてたからか ホーム間違えて
引き戻して 電車に乗って
揺れる 揺られていく
ねぇ お母さん
最近 すごくさびしいんだ
ねぇ お母さん
私がこんな状態になって ごめんね
揺られていく電車は
雨の中 風切って走っていく
わたしが見ているのは
追い抜かれていく自動車
何台も何台も 見えなくなっていく
もし お母さんが産んだ
こどもが 病気になったら
悲しいかなって思うんだ
もし お母さんが産んだ
こどもが 病気になったら
後悔するのかな
でも お母さんの娘はただ一人
わたしなのです
わたしの お母さんもただ一人
あなたなのです
今日は細い優しい雨が降る
今日は少し肌寒いや
迎えに来てくれたお母さんの横顔は
いつものお母さんでした
どんなことがあっても
お母さんは 愛してくれる
どんなことがあっても
お母さんが大好きです

休日。
2013/02/02

今日は休日だった ピアノも弾かなかった
疲れたけれど すっきりした
帰り道の風は気持ちがいい
今日は休日だった それだけのことだった
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
道を行き来する人 忙(せわ)しそうに
色んな格好をした人 この人の服装はなんか変だ
今日は休日だった 大道芸人がショーをとりまく
あんまりうまくないや 隣の人は失敗してばかりだ
でも終わったら 釣り銭の中に1000円札を入れてた
裕福でもないけれど
なんだか そうしたら よいような気がした
電車は満員電車 立ってる人も多い
おばあちゃんも 荷物を持って立っている
今日は休日だった 10分前から並んで
席に座ることが出来た ちょっとうれしい
席は譲らず 眠ったふりをしてた
途中から携帯をいじって 夢中になっていた
降りた駅には 昔なじみの先輩がいた
キャリーケースを持って 三日前内定を貰ったそうだ
「おめでとうございます」そういうと
「ありがとう」と言っていた
今日は休日だった ピアノも弾かなかった
疲れたけれど すっきりした
帰り道の風は気持ちがいい
今日は休日だった それだけのことだった
今日は休日だった ピアノも弾かなかった
疲れたけれど すっきりした

笑顔の花畑
2013/01/18

【笑顔の花畑】(えがおのはなばたけ)
-誰かが笑うと、誰かがつられて笑う、
それはまるで花畑みたいだ。
歌詞
その花はいつも萎れていた 水をあげても萎れていた
ある人はその花を踏みつけた
ある人はその花を見て悲しくなった
ある人はその花に見向きもしなかった
その花はだんだん枯れた黄色に染まっていく
その花はずっと枯れた黄色に染まっていく
やがて秋になっていた
その花も本当にお花畑に行ってしまいそうだ
お花畑はどんなところだろうか?
その花は少しだけ考えることもあった
「お花畑ってどんな所なの?」
その花は 自分の根っこに聞いてみた
お花畑はどうやら素敵な場所らしい
話を聞くと花が花を咲かせ綺麗だという
その花はお花畑に行くことを決めた
それを近くにいた花に話してみると
花はとても笑っていた
その花につられて笑った
それから話を聞いた花がまた近くの花に話した
話された花も笑って また他の花に伝えた
元気のない萎れた花にも話すと
たちまちその花も笑ってくれた
今ここに大きな綺麗な花畑がある
今ここに人は沢山写真撮りに来る
人々も笑った そして花も笑った
ジャケット:sa-sara
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ