ねぇ、お母さん
2013/02/20
どんなことがあっても…。
ねぇ、お母さん。ねぇ、お母さん。
今日は細い優しい雨が降る
今日は少し肌寒いや
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
エスカレーターは動く
人々は 交錯する
今日は 細い優しい雨が降ってきました
アナウンスは いつも通りで
この風景も いつも通りで
心の中だけ ざわめいている
ねぇ お母さん
またこっち向いてちょうだい
ねぇお母さん
わたしまだまだ子供でごめんね
「今日は仕事を早退して
今帰ります
迎え、よろしくお願いします」
改札口 抜けて
ぼーっとしてたからか ホーム間違えて
引き戻して 電車に乗って
揺れる 揺られていく
ねぇ お母さん
最近 すごくさびしいんだ
ねぇ お母さん
私がこんな状態になって ごめんね
揺られていく電車は
雨の中 風切って走っていく
わたしが見ているのは
追い抜かれていく自動車
何台も何台も 見えなくなっていく
もし お母さんが産んだ
こどもが 病気になったら
悲しいかなって思うんだ
もし お母さんが産んだ
こどもが 病気になったら
後悔するのかな
でも お母さんの娘はただ一人
わたしなのです
わたしの お母さんもただ一人
あなたなのです
今日は細い優しい雨が降る
今日は少し肌寒いや
迎えに来てくれたお母さんの横顔は
いつものお母さんでした
どんなことがあっても
お母さんは 愛してくれる
どんなことがあっても
お母さんが大好きです
休日。
2013/02/02
今日は休日だった ピアノも弾かなかった
疲れたけれど すっきりした
帰り道の風は気持ちがいい
今日は休日だった それだけのことだった
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
道を行き来する人 忙(せわ)しそうに
色んな格好をした人 この人の服装はなんか変だ
今日は休日だった 大道芸人がショーをとりまく
あんまりうまくないや 隣の人は失敗してばかりだ
でも終わったら 釣り銭の中に1000円札を入れてた
裕福でもないけれど
なんだか そうしたら よいような気がした
電車は満員電車 立ってる人も多い
おばあちゃんも 荷物を持って立っている
今日は休日だった 10分前から並んで
席に座ることが出来た ちょっとうれしい
席は譲らず 眠ったふりをしてた
途中から携帯をいじって 夢中になっていた
降りた駅には 昔なじみの先輩がいた
キャリーケースを持って 三日前内定を貰ったそうだ
「おめでとうございます」そういうと
「ありがとう」と言っていた
今日は休日だった ピアノも弾かなかった
疲れたけれど すっきりした
帰り道の風は気持ちがいい
今日は休日だった それだけのことだった
今日は休日だった ピアノも弾かなかった
疲れたけれど すっきりした
笑顔の花畑
2013/01/18
【笑顔の花畑】(えがおのはなばたけ)
-誰かが笑うと、誰かがつられて笑う、
それはまるで花畑みたいだ。
歌詞
その花はいつも萎れていた 水をあげても萎れていた
ある人はその花を踏みつけた
ある人はその花を見て悲しくなった
ある人はその花に見向きもしなかった
その花はだんだん枯れた黄色に染まっていく
その花はずっと枯れた黄色に染まっていく
やがて秋になっていた
その花も本当にお花畑に行ってしまいそうだ
お花畑はどんなところだろうか?
その花は少しだけ考えることもあった
「お花畑ってどんな所なの?」
その花は 自分の根っこに聞いてみた
お花畑はどうやら素敵な場所らしい
話を聞くと花が花を咲かせ綺麗だという
その花はお花畑に行くことを決めた
それを近くにいた花に話してみると
花はとても笑っていた
その花につられて笑った
それから話を聞いた花がまた近くの花に話した
話された花も笑って また他の花に伝えた
元気のない萎れた花にも話すと
たちまちその花も笑ってくれた
今ここに大きな綺麗な花畑がある
今ここに人は沢山写真撮りに来る
人々も笑った そして花も笑った
ジャケット:sa-sara
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ
かえりみち
2012/12/31
地元の廃れた田舎道を今、帰ってるところ。
なんもないけれど、そして数々の憂いを思い出すけれど。
眺めてるだけで、歩くだけで、
幸いなことだと思っているんだ。
即興弾き語り、コーラス、語り、MIX、作詞:真島こころ
歌詞
町はやがて帰る人ばかり
冷たい手をポケットにしまって
あなたには重いかもしれない、おばあちゃんの手提げ
眺めて
道路は数少なく車が走る
信号は赤から青に変わり
でも進む人は私だけで
田舎町です
トイレに忘れていった誰かの
ペットボトルを近くに届けて
電車に揺られながら 携帯触り
プレイヤーで音楽を聴いてる
帰宅途中の女子高生たちは
寒そうな格好でおしゃべりして
帰宅途中の青年は
少年ジャンプ、読んでた
今日も 帰ろうか
今日も 帰ろうか
今日も 家があるから
帰ろうか
今日も 帰ろうか
今日も 帰ろうか
今日も 布団があるから
帰ろうか
空のピアノ
2012/10/31
空は何があっても、雲とともに、泳いで逝く。
なにも知らないかのように、動いていく。
空が、今日も流れていく。
空が、明日も明後日も流れていく。
遠い昔も、流れている。
☆又、「MUZIE」様主催、
FMうらやすで放送中の、インディーズ新譜情報番組「Bandup」、
10月31日放送予定分にてオンエアされました。