熱情に往く ver.2017
2017/06/12
なぜだ、こんなに震えるような思いを
持っていても、立ちはだかる壁は多くて
終わりのない道でずっしりとした
熱に蒸発するようだった。
掴もうとしても掴もうとしても
砂埃が吹き荒れて引き戻されるようにして
スタート位置に立たされた。
こんなにも、こんなにも
熱情を抱えながら、果てしなく
聳え立ついくつもの大きな岩の壁を見つめて
生きていくには、あまりにもつらい。
☆2015年製作「熱情に往く」より。
今この瞬間、ここにいる
2016/03/30
突如、世界は明るくなった。
だけれど、
また次の苦しみのことへ
自然と身体は向かい始めていた。
どんなに明るく笑えても
こんなに雲ひとつなく晴れていても
ましてや君とだって会えるのに
なぜだろう、予感がするのだ…。
世界は、明るくなっても、またその終わりがやってくる。
そして、また明るくなって、また春が来て
夏が来て、秋が来て、冬が来て、、
そして、また唐突に突き落とされる。
安心出来ず、泣くんだ。
越えても、越えても、終わらない恐怖に
空を見上げてこう言った。
「それでも、今このときが、あるのだから」
今、私はここにいる。確かにいる。
いるような、いないような気も時々するけど
ここにちゃんといるから、大丈夫だ。

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