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新作アルバム「少女の海から」特設本サイト&DEMO-PVを公開しました。
2016/06/03

2016年6月17日~19日に開催 「少女の海から」 特設本サイト
ネット音楽マーケットイベント
「APOLLO」第四回にて初リリース予定の
新作アルバム「少女の海から」特設本サイトを
OPENしました。
また、それに合わせてDEMO-PVも公開しました。
同じくイラスト担当をしております、
「東北東、十七の空」でお世話になりました
Merrill Macnautさんによる
美しいDEMO-PVとなっております。
DEMO-PVの方は是非画面の大きいサイズでも
見ていただきたいDEMO-PVとなっております。
今回ミニアルバムということで製作してきましたが、
Macnautさんが自主的にも
このDEMO-PVのために何枚も新しく描きおろしてくださり
むしろこちらが本編なんじゃないかというぐらい…笑
素晴らしい、圧巻のPVとなっております。
以前、「東北東、十七の空」にて
その美術の美しさには感動を覚えた記憶がありますが
今回、真島への提供作品ということもあって
「東北東、十七の空」とはまた全然違った
美術にて描かれております。
自分の今回のCDの世界観を大切に、大切に
汲み取って、描いてくださりました。
今回、海を舞台にしているので、そこで描かれる景色は
ある意味で、狭い範囲内、海だけの景色なのですが
"朝焼け"や、"春の海辺"、"夕焼け"など
時間により、その景色は実に見事に移り変わります。
Macnautさんは現在も劇場アニメーションのスタッフとしても
活動されてまして、今回ご依頼させて頂いた事
恐縮ながら、本当に素晴らしい作品が
出来上がったなと思っております。
去年、皆様のご支援も頂き、
購入させて頂きましたタブレットの方も
イベントでこのPVを流すことが出来ると思うと
幸せで仕方が無いです。
(大きい画面で、会場内でもお見せできますよ!)
その節はありがとうございました!
このアルバムの軸(ベース)となる物語は
もう何年も前より書いてきたストーリーなので
何年も思い浮かべていた舞台がこうして
一種のアニメーションのような形で
形にして頂けた事は、なんというか
活動してきて、作品を作ってきて
その中で一番物づくりを続けてきた甲斐があったなとも
感じました。
(映像中のカットのために、
起こしてくださったラフの一部です)
大変お忙しい中、Macnautさんより
メインのジャケットイラストもそうですが
本当に何パターンもラフを作成頂いたり、
ご姿勢としても、自分も見習う部分、
勉強させていただく部分があり、
作品もそうですが、その作品に対する
姿勢、それから気持ち、心意気、
妥協のなさ、そして自分自身への厳しさも、
やはりすごいお人だなと
強く、感じました。
自分にはその辺りが足りないなと
自分の未熟さについても、改めて感じて、
こうして提供作品へ
これだけの力を注いでくださった
Macnautさんに続いて活動していけたらと
強く、思いました。
本当にイラストもPVも、
壮絶な程の、お時間をかけてくださり、
作って頂きました。
是非、見てくださるとうれしいです。
また、DEMO-PVでは、がおさんによる
美しいボーカルや、Rist.NSさんによる
音の心地よさを感じるボーカルミックス、そして
マシューさんによる安定感のあるマスタリングも
試聴として聞くことが出来ます。
特に、ボーカル曲のタイトル曲は
一番聞いてほしいところを、試聴に持ってきたので、
試聴だけでもまずは楽しんでいただけたら幸いです。
がおさんによる、サビは特に必聴もので…
私も最初確認したとき、体が震えるようでした。
声の伸ばし方や表現の力に
身体中を駆け巡っていくようで
素晴らしいです。
今回、ティザーも特設サイトも
2年程前に買ったAdobeのlllustratorを
ようやく実践として、使用しまして
デザインを自分で施しました。
ジャケットの方などロゴもそうなのですが
こんなにも大変な作業なのだな、と
前々からわかっていたつもりでも
実際にコーディングまで行うと
その大変さがわかり、今まで旧作で
デザインを御願いした方々には
ますます頭が上がりません。
また、特設デザインのコーディングには、
今回わからない部分を、「雪の鳴る街へ」にて
サイトデザインを担当くださった
真中ユエさんにご相談させて頂きました。
お忙しい中、わかりやすく丁寧に
教えてくださりました。
本当にありがとうござました…!
改めて、コーディングは自分一人では
まだまだ先が遠いことを感じ、
勉強しつつも、コーディングのみでも
どなたかに御願いする方法を
次回は取ってもいいかもなと思いました。
今回のアルバム、ミニアルバムとはいえ、
結構作ってみると大掛かりなアルバムに
なってしまいました。
とは言え、今までのアルバムよりかは
自分らしくも、そうではないような
アルバムになったんじゃないかと思います。
アルバムを作るたび、ここはこうした方が
よかったな、なんて反省したり、
改めたりするんですが
今回はある意味であまり枠に捉われ過ぎず
ピアノの旋律、それから効果音などを使い
舞台設定も最初からあまりまとめすぎず
音楽としての良さも出るように
縛られすぎず、自分らしく自由にやってみたつもりです。
アルバムごとに、テイストの違いは出ますが、
今回のアルバムは特に、物語を書く人にとって
なにか浮かぶような作品なんじゃないかと
個人的には思ってます。
今回はあえて、文章や言葉に頼らず、
PVもあえて、言葉を少なく
ブックレットもほぼ曲目だけで、
勝負してみました。
言葉はあえて取っ払った作品ですが
今まで以上にきっと色んな愛情が
この作品へとぎゅっと詰まっております。
そのため、スタッフさんにも
沢山注文して申し訳なかったですが、
自分の追い求めてきたような作品が
ようやく出来上がりました。
発売まであと15日も切りました。
3月からの製作でしたが、
非常に今回、曲構成としても
まとまったんじゃないかと思います。
ミニアルバムということで、いつもより
少ないトラック数ですが、1曲がそれ以上に
凄く長いので聞きごたえはあるかと思います。
是非、通販でも、イベントでも、
より多くの方に、このCDが届きますように。
【告知】
新作ピアノアルバム「少女の海から」特設本サイト | https://t.co/NZxbzKiRCK
特設サイトと、試聴用のDEMO-PVを公開しました。@k_i0624さんによる美しいイラスト、PVを是非、ご覧ください!https://t.co/FCuyvFhaIH— 君の音。? 真島こころ (@KIMINOOTO_PIANO) 2016年6月3日
守る朝
2016/06/02

朝、体が震えているので、君にそのつらさを
おしえてあげた。スコールの明けたその日、
アスファルトはすでに乾いていた。
それでも体が震えるのは、この朝の冷え込みのせいか、
あなたに、ぞわりと近づく明日への不安だろうか、
とにかく今すぐあたたかい
マスカットティーを淹れてあげよう。
朝、体が震えているので、君にあたたかい紅茶を
いれてもらった。フルーツのかおりがして、
砂糖を幾つも入れた。
あなたはうつろな目でぼうっとマスカットティーを口にした。
まだ目も覚めていないのだろう。
朝、体が震えているので、君は自分の手を
ぼくの手にそっと置く。ゆっくりと隣に腰をかけて、
やがてしばらくして、小さく口を開いた。
昊坂千鶴様のトークラジオ「らびハート」へ、BGMを提供させて頂きました!
2016/05/26

こんにちは、真島こころです。
ボイスコーポレーターとしてご活動をされております
昊坂千鶴様の、ラジオ番組「らびハート」へ
ラジオBGM曲を提供させて頂きました。
らびハート 第四回 (YOUTUBEより)
今回、昊坂様のお声をイメージさせて頂きまして
こちらのラジオBGM曲をお作り致しました。
とても品のある、お姉さんのような綺麗なお声でしたので
落ち着いた、しっとり目のピアノで添えたら
きっと合うんじゃないかなぁと
昊坂様のご希望されてたイメージと合わせて
今回ご使用頂いてるパターンを提案させて頂きました。
君の音。のことや、真島のことも、
ラジオで触れてご紹介頂いております。
私も何度も拝聴しましたが、その度照れてしまいつつも
すごくうれしくて、癒されました。
今回ご依頼を頂き、やり取りの中でも
あたたかなお言葉を沢山頂き、感謝の気持ちとともに
この活動を長年続けてきて、本当によかったなぁと
心から思いました。
是非ラジオの方、御試聴ください!
よろしくお願いいたします。
春の海辺にて ver.short demo
2016/05/13

春の海辺にて ver.short demo
「ねぇ、どうして」
まだ肌寒い春先のこと。
波の音が聞こえた、カモメの鳴き声も聞こえた。
青年も目の覚めていない朝は、すごく静かで、
浜辺では、淡くやさしく穏やかに時間が流れている。
生温い潮風が、佇むように吹いていた。
☆イラスト:Merrill Macnaut様
マスタリング:マシュー様
6月17日~19日に行われるAPOLLO第四回にて
リリース予定の新作アルバム「少女の海から」より。
ティザーサイト公開中。
特設本サイトは5月末公開予定です。
日隈一角様主催、短編ノベルゲーム「ジャミと呼ばれた妖怪」の音楽を担当させて頂いております
2016/05/13

いつもありがとうございます。
遅くの更新になってしまいましたが、出来れば今日のうちに
この気持ちのままご紹介したいと思い、
綴らせて頂きます。
サークルひとつのがたり。から
日隈一角様より、
短編ノベルゲーム「ジャミと呼ばれた妖怪」の公開が
ふりーむ様と夢現様でされました。
音楽を担当しております。
製作はついこの間の3月頃のことでした。
短編ですが、音楽を全て担当させて頂き、
日隈さんのあたたかで、味わい深い文章で
綴られる物語に色を添えさせて頂きました。
原稿を読んだ時も、物語の魅力にはまり
とても面白かったなぁと思いましたが
改めて、本日ノベルゲームという形でプレイして
もっともっと、その魅力にはまるというんでしょうか、
素晴らしいの一言でした。
色んな感情での感動がきっとこの作品にはあって
その魅力にはまるのも、プレイしてみたら
私だけではないかなと思ってます。
またイラストは、山鳥まな様による
とても丁寧に、丁寧に描かれたイラストです。
美しくて、大切に描いてくださってるのだなと感じました。
日隈さんは今回が初めて公開するノベルゲームでの
作品となるそうですが、もっと日隈さんの紡がれる
表現される世界を見てみたいと思いました。
本当に推しまくりなほど、紹介になっているのかすら
怪しいのですが、本当に素敵な作品ですので
多くの方にプレイして頂けたらと思います。
私はこの作品をプレイし終わった頃、
初めて物語をゲーム作品などにして製作したり
公開した頃のことをよく思い出したりしました。
大切なものが沢山詰まった作品に
なっています。是非、よろしくお願いいたします。
【宣伝】短編ノベルゲーム『ジャミと呼ばれた妖怪』を公開しました。10分~30分ほどでクリアできますので、気軽に遊んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。公式HP→ https://t.co/m6um2TK1oM
— 日隈一角@ジャミと呼ばれた妖怪 (@ikkaku8975) 2016年5月12日
(じっくり読むと、私は1時間程で読むことが出来ました)
イラストレーター池田ピロウ様の新作ショートアニメーション「旅の出会い」へ音楽を提供させて頂きました
2016/05/06

イラストレーターとして活動中の
池田ピロウ様の新作ショートアニメーション、
「旅の出会い」へ、音楽を提供させて頂きました。
(「旅の出会い」YOUTUBEより)
昨年も、池田様へアレンジ音楽を提供させて頂きました。
今回はオリジナルのアニメーションとのことで、
15秒という尺の中でとても楽しく製作させて頂きました。
15秒という尺の中でも
アニメーションが沢山展開されていくので
この中でどう演奏を構成しまとめるか、考えながら
数パターンを作らせて頂きました。
鮮やかな色合い、そして光の具合が
本当にうつくしい作品でして
短いながらもとても見応えがあり、
何度も見てしまいますね。
素晴らしい作品ですので、是非一度ご視聴ください!
夢から覚めるために (三部作)
2016/05/06

夢から覚めたら(第一部-時の経過)(時の経過)[download id="573"]
夢から覚めるために(第二部-心模様)(心模様)[download id="574"]
夢から覚めるために(第二部-未来へ)(未来へ)[download id="575"]
言葉にしてしまうと、すべてが幻のように思えた。
凛と張り詰めたその世界に私は確かにいたのだ。
まるで長い夢を見ていたかのように、目が覚めて
カーテンを開いた。
戻ってきた世界の方が嘘のように思えるのに、
だんだん体は感覚がこちらに戻り始めてきて
心だけを向こうに置いてきて、
目が覚めても、まだ心が戻ってこない。
呼んでも、呼んでも、返ってこない。
言葉にしてしまうと、すべてが幻のように思えた。
写真を撮ったり、作品にしてしまうことすら
今は勿体無くて、うなだれるようだ。
私はピアノを開ける。鍵盤の赤い布を外して
ピアノをやさしく拭いてあげた。
そうして、そっとやさしく触れる。
歌う、歌って、叫んで、奏でていく。
それすら、虚像だ。
言葉にしてしまうと、すべてが砂のように零れていくから
ピアノを奏でて記録していく。
そのときの気持ち、感覚、風景、思い出をしまっていく。
精一杯、詰め込んだら。また出発しよう。
言葉にしてしまうと、違うような気がするから
私は精一杯、お日様に向かって進んだ。