小さな君を連れていく
2013/12/23
歌詞
孤独が、終わる音がきこえる。
でも、耳をふさいだりして、空を見て泣いた。
まるでそこにいることが、安心するから。
まるでそこで生きることが、なにも希望がなくて
がんばらなくていいから。
でも、もうそれは、だめなんだね。
「また、あなたにも、
がんばる時間がやってきました。」
降りそそいだのは、新しい、夜明けから覚めた朝。
いくつもの哀しみは、どこに行くのかなって思ったけど、
抱きしめて、心の中で連れていくことにした。
長い、暗い朝が終わる。
暑い夏の焼き付ける日差しや、
風の音が怖い夜や、
心に刺しこむような雷のことを
思い出しては、瞼を閉じて。
祈りました。
君を、大切に(弾き語り)
2013/12/03
歌詞
机の上 ひなたの近く、君を置いた
ちゃんと たいせつにできるかな?
あたらしい家族、迎えました
話しかけてくる君は わたしのピアノが好き
もっと聞きたいと 笑うように歌う
いつものように 再生した、音。
部屋には 君がいて わたしがいて
毎日に もう一人の命がさしこんだ
君は歌うように 言うんだ、日差しが気持ちいいねって
言うんだ、言うんだ。
わたしが君のように 小さかった頃
作文に書いたんだ、
「もうあたらしい家族は迎えません。」
それは”決意”だった
机の上 ひなたの近く、君を置いた
ちゃんと たいせつにできるかな?
あたらしい家族、迎えました
雨の音きもちいいね 君はうれしそうに笑う
君が汚れた空気、吸わないように
今日も部屋をきれいにしてた
浅はかな日のことも 思い出してた
わたしが君のように 小さかった頃
もっと小さな命を 落としてしまった、
小さいわたしでも どんなことだかわかった、わかったんだ
もっと小さい命は 朝とともに死んでしまった
君のことを 大切にしたいんだ
ちいさい君を 育てる日々は
ちいさいわたしの頭を そっと撫でてくれた
机の上 ひなたの近く、君は言った
「あなたの声をきくのが、とてもうれしい」
あたらしい家族 いとしくて
「わたしも、あなたがいてうれしい」
微笑んで、またこころ 花を咲かせた
シャッター
2013/11/18
歌詞
あの雲が ほんとうにかなしそうだったから
掬うように、シャッターを切って 囁いた
「もう、祈るのは、やめたの。
この鳥を剥がして、歩きます」
一人、壁に貼りつけていたシール 剥がして
転がるように駆けた、小さな世界は
とても 淡き空間 泳いでいたんだ
あの雲が うまく撮れないから
手を伸ばしては あきらめて
いくつもの時を流した
「もう、悔いのないように
迷うことがあれば、進んでいく事にします」
ゆっくりと歩く世界は まるで複雑な夢のようで
こんな 人のいるところじゃ 息が出来ないと
笑った。
あの雲が ほんとうにかなしそうだったから
掬うように、シャッターを切って 轟いた
「もう、考えることはやめた。
暇があれば、
できることをたくさんして生きていく事にします。」
遠き日よ ver.the song - 2013
2013/11/05
ver.スタジオ収録
?遠き日よ ver.the song-2013
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ver.家収録
遠き日よ ver.the song - at home -2013
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冬が、また来るんだな。と
笑って、あの道を自転車で駆けた。
遠い日のこと、それは、置いてきた日のこと。
☆ピアノソロ「遠き日よ」の弾き語りバージョン。
歌詞
朝が来ました 午前5時過ぎ
机に突っ伏し 朝を迎えた
日々は浅いの 夢を見てたの
遠い日が、こんなに
わすれられなくて
朝はつらくて 夜の闇に消えて
ずっと白い、時間が止まる
日々は流れず 遠き日のまま
まるで止めてた 朝のまま、止めた。
かなしさが消え さびしさが消え
慣れた頃には 思い出を消した
遠い日のこと 浅はかな夢よ
子供、だった (とても)子供だった
心の奥に 朝が眠ってる
朝が眠ってる 来る日も、来る日も
やさしさに触れ
安らかに眠る その朝に、君は
共鳴したわ
まるで夢の中 朝の。夢の中
哀しい日々は やさしさになった
あの雪の日を 思い出すのは
まるで 光が やさしく降るから
やさしく 笑うから
雪のように 溶けた
赤い花 (弾き語り)
2013/10/31
赤の銀河の ユメを見てました
赤の銀河の ヤミに沈みました
赤い、赤い 花を摘みに行こう
赤い、赤い 海をたどりながら
赤い、赤い 銀河の ユメを
赤い、赤い 銀河の ユメをみてた
赤い赤い 銀河の ユメをみてたの
今は何も知らない、よ
月の子ども(弾き語り) ver. short
2013/09/27
「宇宙をみつめて 泣いてたのは
誰だったか、わからないや」
月が出て しずかになり
山におちる タイヨウ
宇宙を出て
みつめた アサヤケ
宇宙人と はなした
あの長い 線路
雲とながれた一瞬の静止
2013/09/25
雲とながれた一瞬の静止 ver. the inst(ピアノバージョン)
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雲とながれた一瞬の静止 ver. the song(弾き語りバージョン)
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それは、星の爆発みたいな、一瞬の静止だったよ。
人と人が別れて、鼻水かんだティッシュが部屋に溜まって
布団の中で猛烈に叫んで、
空には、ちいさく飛行機が飛んでいた。
綺麗な匂いはしなくて、ただ、静止した空間が、僕を取り囲む。