「ピアノ即興」 一覧
2010/01/28
空気には一枚の層があって。
人はそれを見ると、少し浸るような気持ちになる気がする。
ぼやけた空間に、その層を眺めた。木漏れ日の色が混じる。
たぶん、この空気を感じるために、ここに来てるんだと思う。
泳いで逝く時間は、またこの空気を止めていくわけで。
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2010/01/28
しょうがないこと、って、
いっぱいあるのです。
くやしいことも、いっぱいあるのです。
"それ"は、それだけなのですよ。
責めようがないことも、いっぱい世の中にはあって、
これが悪いとかあれが正しいとか、
こいつが悪いとか、あいつがよいとか、
そんなこと…――――――――。
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2010/01/24
「もしピアノを弾くなら私は空の上の雲の上で弾きたい」
地上にいる誰にも評価されず、
ただ、気持ちのよい風に吹かれて弾きたいのです。
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2010/01/05
(うまれで くるたて
こんどは こたに わりやの ごとばかりで
くるしまなあよに うまれてくる)
「またひとにうまれてくるときは、
こんなにじぶんんことばかりで、
くるしまないようにうまれてきます。」
☆宮沢賢治の「春と修羅」から、
「永訣の朝」を読んで、製作しました。
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2010/01/01
木造フローリング。埃だらけの床に、
閉じ切ったカーテンの隙間から光がこぼれた。
「あれ?こんなに外は眩しかったけ、痛いや」
目を瞑った。ただ、瞑った。
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