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【2023/10/22(日)】関西コミティア68へ出展します。お品書き公開しました。
2023/10/01
真夏が過ぎ去って
少し涼やかな空気に一休みな
毎日を過ごしてます。
関西コミティアへ出展します。
秋の関西コミティア、ぜひ観光がてらにも
遊びに来てくださいね。
台風の時期でもあるので
お天気がいいことを祈って。
目次
イベント出展情報
2023年10月22日(日)11:00~15:00
関西コミティア68
京都パルスプラザ 大展示場
君の音。ブースにて。
配置:D-28
アクセスは京都パルスプラザ様のアクセスページが
わかりやすいですのでそちらを参照ください。
お品書き
新作・頒布/詳細情報
・最新作「少女は薔薇に眠る」 700円
「朝、目が覚めたら きらきら星を歌って願うんだ。」
少女は薔薇の沢山咲いた屋敷に長い間棲んでいた。
いや、棲んでいた、囚われていた。
少女はいつも小さな窓辺から薔薇の庭を見ていた。
薔薇の咲く時期だけ少し光が見えるようだった。
キラキラと星が輝く真下、この屋敷で願ったのでした。
素材としても、そして観賞用としても
どちらでも楽しめるバランスで作成した一枚です。
ゲームを作られる方やボイスドラマ作られる方など
素材として使うのもおすすめです。
テーマ曲のフレーズのアレンジを
一部曲除きほとんどの曲にかけていますので
複数曲で素材を使う際は
作品のテーマ曲、そして
ここぞというシーンに使うことができます。
今回当サークル初のクラフト紙の印刷をお願いしまして
届きましたパッケージサンプルはこちら。
・準新作「うまれかわる」 1000円
— 初めまして。うまれかわった、わたし。
少女は無垢で何も知らないまま生きていた。
冷たい水面に足を付けるたびに、
泣きたい気持ちも怒りたい気持ちも
悲しい気持ちもすっと消した。
怒ったり、泣いたり、悲しんだり、憎しんだり、
そういう気持ちを受け入れて
右手を伸ばして、左手を伸ばして
大きな声で沢山の表情であらわすんだ。
生まれ落ちた感情を、露わに、
少女は表現する。
「再生」と「陰」をテーマに、
2つのボーカル曲、8つのピアノ曲を。
少し切なくて、愛おしい日々の物語。
・「まどろみの中の目隠し」 1000円
-まどろみの中で、また貴方は現れた。
-貴方が泣いているのをずっと立ち尽くして眺めていた。
切なくも幻想的なピアノ×フルボーカル×コーラス集です。
陰りありながらも力強くドラマティックな
ボーカルコーラス曲を8曲収録。
ブックレットでは全ての歌詞を読むことができます。
自身の過去にサイトで公開した弾き語りを
また再度完成度を上げて収録して
パワーアップバージョンCDとして
ベスト盤としてリリースします。
ぜひあなた様のお好きな一曲を見つけてみてください。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
[特設サイト]
(DEMO-PV)
・CD&小説本「少女炭酸集」【残部僅か】
セット/1,000円 本/600円 CD/500円
こちらは全年齢対象ではありますが
百合ものを扱っておりますので
苦手な方はご注意ください。
-この間はごめん。君と約束をしたことを
-すっかり、忘れてしまっていたんだ。
-でも、もう忘れたりしない。
少女たちが織り成す苦しくも淡くて
切ないエモーショナルな音と小説の世界です。
短編を5つ、そして音も短編に合わせて5曲
収録してます。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
(DEMO-PV)
・CD「風の吹く庭に」 / 1,000円【残部僅か】
「ゆこう、いつもの日々を、風景を。」
きらきらとそれはやってきた。
季節は瞬いた、いくつも風景は
彩りを成していった。
今なら歩ける心があるんだ、ゆこう。
この”ガーデン”に辿りつく運命は
決まっていたんだ。
-
コスモスやシュウメイギクが咲く
ガーデン(庭園)を舞台にした少女の物語。
ピアノ伴奏の歌&コーラスの曲を7曲収録。
1曲1曲尺がたっぷりあるので、ボリューム感もあります。
洗練とした雰囲気に少しの切なさと力強い意志。
澱んだ世界を乗り越えていく心模様を歌詞におさめてます。
ブックレットには全曲の歌詞を収録してます。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
・CD「25をなぞって」 / 1500円
少女、そしてこれから大人になっていく
あなたへ。
等身大の想い、葛藤や絶望、
そして希望。感じるがままに
詩を紡ぎ、イラストを描いて頂き
トールケースに包み、一つの作品が出来上がりました。
やさしくも、かなしく、
だけれど、力強く、苦しみもあらわに
この一枚におさまっております。
是非ブックレットとともに、何か感じるものがありましたら
幸せです。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
・CD「泣かない」 / 1000円【残部僅か】
「ただ、そこにあるだけ。」
少女の心、そしてそれを巡るもの。
描かれた絵より、拾うようにして。
透き通る音を そっと、ならべました。
かすかに水の音が聞こえてくるような、
しっとり、やわらかい透明感のある
ピアノ曲集です。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
あとがき
コロナ禍も経て前のようなイベントの
人出に戻りつつありますが
当方も感染症対策して
準備して参ります。
ちょくちょくイベント出たり
通販でも手に取ってもらって
残部僅かの作品が増えてきました。
ぜひぜひ今年最後のイベント出展になりそうなので
遊びに来てくださるとうれしいです。
(2023.10.01 真島こころ)
やがて秋はやってきた
2023/09/23
オレンジやピンクのコスモスの
揺れる川沿いの道をゆっくりと歩いた。
傾き始めた日差しは川に反射し
揺らめく光がきらりきらりと輝いた。
ずっと先まで行けば
彼岸花が赤く道を彩っていて
すすきはやさしく揺れていた。
【2023/9/17(日)】名古屋コミティア63へ出展します。お品書き公開しました。
2023/08/28
いつもありがとうございます。
先日の15周年メッセージ募集では
今も多数の方からメッセージを頂いて
パワーを頂いております。
なかなか思うようにいかない日々が春から
続いてましたが
なんとか腰を上げてイベント申し込みもしまして
今回貴重なスペースを頂きました。
名古屋コミティア、どうぞよろしくお願いします。
10月は関西コミティアも予定してます。
目次
イベント出展情報
2023年9月17日(日)11:00~15:00
名古屋コミティア63
名古屋国際会議場 白鳥ホール
君の音。ブースにて。
配置:B-18
アクセスは名古屋コミティアのアクセスページが
わかりやすいですのでそちらを参照ください。
お品書き
新作・頒布/詳細情報
・最新作「少女は薔薇に眠る」 700円
「朝、目が覚めたら きらきら星を歌って願うんだ。」
少女は薔薇の沢山咲いた屋敷に長い間棲んでいた。
いや、棲んでいた、囚われていた。
少女はいつも小さな窓辺から薔薇の庭を見ていた。
薔薇の咲く時期だけ少し光が見えるようだった。
キラキラと星が輝く真下、この屋敷で願ったのでした。
素材としても、そして観賞用としても
どちらでも楽しめるバランスで作成した一枚です。
ゲームを作られる方やボイスドラマ作られる方など
素材として使うのもおすすめです。
テーマ曲のフレーズのアレンジを
一部曲除きほとんどの曲にかけていますので
複数曲で素材を使う際は
作品のテーマ曲、そして
ここぞというシーンに使うことができます。
今回当サークル初のクラフト紙の印刷をお願いしまして
届きましたパッケージサンプルはこちら。
・準新作「うまれかわる」 1000円
— 初めまして。うまれかわった、わたし。
少女は無垢で何も知らないまま生きていた。
冷たい水面に足を付けるたびに、
泣きたい気持ちも怒りたい気持ちも
悲しい気持ちもすっと消した。
怒ったり、泣いたり、悲しんだり、憎しんだり、
そういう気持ちを受け入れて
右手を伸ばして、左手を伸ばして
大きな声で沢山の表情であらわすんだ。
生まれ落ちた感情を、露わに、
少女は表現する。
「再生」と「陰」をテーマに、
2つのボーカル曲、8つのピアノ曲を。
少し切なくて、愛おしい日々の物語。
・「まどろみの中の目隠し」 1000円
-まどろみの中で、また貴方は現れた。
-貴方が泣いているのをずっと立ち尽くして眺めていた。
切なくも幻想的なピアノ×フルボーカル×コーラス集です。
陰りありながらも力強くドラマティックな
ボーカルコーラス曲を8曲収録。
ブックレットでは全ての歌詞を読むことができます。
自身の過去にサイトで公開した弾き語りを
また再度完成度を上げて収録して
パワーアップバージョンCDとして
ベスト盤としてリリースします。
ぜひあなた様のお好きな一曲を見つけてみてください。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
[特設サイト]
(DEMO-PV)
・CD&小説本「少女炭酸集」
セット/1,000円 本/600円 CD/500円
こちらは全年齢対象ではありますが
百合ものを扱っておりますので
苦手な方はご注意ください。
-この間はごめん。君と約束をしたことを
-すっかり、忘れてしまっていたんだ。
-でも、もう忘れたりしない。
少女たちが織り成す苦しくも淡くて
切ないエモーショナルな音と小説の世界です。
短編を5つ、そして音も短編に合わせて5曲
収録してます。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
(DEMO-PV)
・CD「風の吹く庭に」 / 1,000円【残部僅か】
「ゆこう、いつもの日々を、風景を。」
きらきらとそれはやってきた。
季節は瞬いた、いくつも風景は
彩りを成していった。
今なら歩ける心があるんだ、ゆこう。
この”ガーデン”に辿りつく運命は
決まっていたんだ。
-
コスモスやシュウメイギクが咲く
ガーデン(庭園)を舞台にした少女の物語。
ピアノ伴奏の歌&コーラスの曲を7曲収録。
1曲1曲尺がたっぷりあるので、ボリューム感もあります。
洗練とした雰囲気に少しの切なさと力強い意志。
澱んだ世界を乗り越えていく心模様を歌詞におさめてます。
ブックレットには全曲の歌詞を収録してます。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
・CD「25をなぞって」 / 1500円 【再販】
少女、そしてこれから大人になっていく
あなたへ。
等身大の想い、葛藤や絶望、
そして希望。感じるがままに
詩を紡ぎ、イラストを描いて頂き
トールケースに包み、一つの作品が出来上がりました。
やさしくも、かなしく、
だけれど、力強く、苦しみもあらわに
この一枚におさまっております。
是非ブックレットとともに、何か感じるものがありましたら
幸せです。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
・CD「泣かない」 / 1000円【再販】
「ただ、そこにあるだけ。」
少女の心、そしてそれを巡るもの。
描かれた絵より、拾うようにして。
透き通る音を そっと、ならべました。
かすかに水の音が聞こえてくるような、
しっとり、やわらかい透明感のある
ピアノ曲集です。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
・CD「ナナカマドを唄いながら」 / 500円【ラス1】
「“思い出せば遠く、忘れたいほど近く…――――”」
記憶は季節が巡るたびに思い出すようで
忘れたいことのほど、いつもそばに"在る"ようで
このアルバムはつらい過去を思い出しながらも
そっと箱にしまって
新しい季節へと歩いていくという一枚となってます。
どこか懐かしくも、哀愁漂う芯の強さを感じる一枚、
宜しければどうぞ
お手に取っていただけたら幸いです。
こちらのCDは商用利用含め、素材使用可能です。
あとがき
コロナ渦もありなかなか思ったように
イベントで作品を頒布できなくなってしまって
破裂していた春~初夏から
少しずつ元気を取り戻し始めてます。
未だに通販するまでには元気が戻ってない
状態ではありますが
イベントにお近くの方ぜひ遊びに来てくださると
すごくすごくうれしいです。
私も楽しく参加できたらなと
ディスプレイを見直したり
色んな事を初心の気持ちで
頑張っていきたいと思います。
会場で、お待ちしております。
(2023.08.29 真島こころ)
虹色の詩
2023/08/27
ある日照りが強い頃、
夢中になって打ち込んでいた。
それは楽しくて仕方がなくて
出来上がったら嬉しくて
幸せで溢れていて
雨が降っていた頃は
よく出来上がった後のことばかり
考えて誰もが振り向いてくれることを
願って願い続けて
結果ばかり見て落ち込んでいた。
ある日照りが強い頃、
そこに少しの涼やかな風が運んで
秋の気配を感じた。
気温も下がれば
陽気なステップでまた踊れるだろうか、
そっと素足を一歩前に出せば
初めの頃の私が楽しそうに夢中になって
打ち込んでいる姿があって
瞼を閉じた。
ある雨上がりの頃、
虹が淡くかかって
ぼんやりとだが、少し歩いていけるような気がした。
まだぼんやりとだが、頑張れる気がした。
虹はかかっていてもまだ雨は止まないが、
きっと次第に晴れるだろう。
ある日照りが強い頃、
夢中になって打ち込んでいた。
それは楽しくて仕方がなくて
出来上がったら嬉しくて
幸せで溢れていた。
今後のイベント活動について
2023/07/11
いつもありがとうございます。
いつも、聞いてくれる方は
特に読んでほしいなと思います。
2022年頃からコロナ禍の中
イベントに参加することが増えていましたが
新作を作るたびにコロナ感染症が流行ったこともあり
客足は遠く、売り上げはいつもの10分の1以下で
参加費ぎりぎり回収するぐらいの、
そんな日々が続いてました。
苦しくても出ていましたが、
破裂してしまってた時もあります。
この間、私はこんな出ても意味がないなら
もうやめてしまおう。CDも捨てて
やめよう、と思ったのでした。
つらかったけど一度イベントのことを考えずに
過ごしたことで少し元気が回復してきました。
新作を作るたびにプレッシャーで
体調不良を起こしてました。
思い通りにいかなくて
自分の音楽はあってもなくても
同じなんだって
作らなくたって
誰も困らないんだって思う日々でした。
自分は何のためにイベントに出て
何のために作品を作ってるんだろうと
考える日々でした。
売れるため?生き甲斐とも思っていたことを
やめて。こんなに必死にやっていたことを
やめてからしばらく経って気づいたんです。
自分は十代の頃は友人も全然いなくて
外との関りがなくて
ずっと家に引きこもりがちでした。
そんなときツイッターで出会った友人が
札幌でイベントに出てるって聞いて
その場所へドキドキしながら行ったのです。
そこでは沢山のクリエイターさんが
沢山きらきらしたものを販売していて
お話をしながらブースに立っていました。
私はその宝のようなものを
沢山買って持ち帰って
次は、自分も参加してみようと決めたんです。
あの頃は北海道でずっと小さなイベントに
沢山出て、時々東京にも行ったりしました。
友人が出来て。旦那であるAzellと出会い
ずっと真っ暗な部屋で一人ぼっちだったのに
イベントを通じて私はかけがえのない日々が生まれました。
きっと、イベントって、多分作品を出して
販売するだけでない"なにか”があるんです。
そこで生まれるもの、見つけるもの、
吸収することって
おそらくそこにいた人しか味わえないと思います。
私は幾つものの感動をこれまでしてきました。
同時にここ数年で絶望と破裂を繰り返しましたが
それでも、やりたい、行きたい、参加したい、って
また思えるように、戻ってきました。
きっと、作品は少し、いや全く売れないかもしれません。
きっと、絶望も破裂だってこれからも
またあるでしょう。
でも、それでも私はその場所で
生きていきたいんです。
++
日記みたいな記事になりましたが、
9月と10月の名古屋コミティアと
関西コミティアに申し込む予定です。
それ以降の予定はまだ立てられないでいますが、
よかったらお近くの方、真島とお話にきませんか。
こんな情けない記事で心苦しいですが
これからも頑張ってまいります。
(2023.07.11 真島こころ)
命
2023/07/01
とても、とても小さなカエルが跳んでいた。
懸命に飛んでる姿を
じっと、私は見つめた。
雨はずっと降っていた。
電話の後だった。
ずっとずっと雨が降っていて。
想いを遠く、遠く馳せた。
叫びみたいな憤りが込み上げて
私に語りかける。
「命を粗末にしていた君が、何故」
身を投げ出したことだって幾度もあったのに。
貴方の命は長いようで一瞬で
気が付いたら会えないまま
立ち上がれなくなって
歩けなくなってしまっていた。
何故生きているという問いは
果てしなかったのに
今こんなにも愛おしい命の数々が
私を見つめていた。
大事な愛おしい命が沢山、
私へ教えてくれる。
"命"を。