「 年別アーカイブ:2016年 」 一覧
都市列車の夕べ ver.short
2016/02/22
不規則に揺れる列車の中では
帰路の途中へと着いた人達でひしめき返っていた。
窓の向こうでは、さびしく踏切が光り
ビルの数々が青白く光り
ひんやりとした情景は、心が水底に沈んでいるみたいだ。
列車が揺れる。今日も、この街へと眠る。
☆良太様主催のコンピレーションアルバム、
「Following the Light -夜景コンピレーションCD- 」より。
パッケージ版とDL版が通信販売中です。
作曲のご依頼受付を仮再開しました/今後について
2016/02/17
昨年2015年の10月より、舌癌になってしまい、
抗がん剤治療のため、ご依頼受付を休止しておりました。
休止してしまい、お願いしようと下さった方には
非常にご迷惑をおかけいたしました。
本日2016年2月17日を持ちまして、
依頼を仮再開させて頂きます。
抗がん剤治療は翌週の2月23に最終の点滴があり、
3月の末に最終検査があります。
最終検査次第では、治療が延期することも
可能性としてありますが、
今のところ順調に癌は見えないくらいまで小さくなったため、
あとは最終検査次第といったところであります。
もしかしたら、3月の末に可能性は小ではありますが
新規の依頼受付をまたストップさせて頂く形を
とらせて頂くかもしれませんが、
何卒、ご理解の程よろしくお願いいたします。
また、正式に再開になった場合についても
更新履歴としてお知らせさせていただきます。
最後になりますが、大変ご心配おかけしまして
大変申し訳なかったのと、
ツイッターでも励ましの数々、入院中もスマホで確認して
すごくすごく、支えられました。
本当に支えられていたなと実感としてあります。
こんなにも、沢山の方に支えられて
活動だけでなく、自分自身も生きる力をもらっていたのだなと
改めて強く感じました。
本当にありがとうございました。
まだ治療は続きますが、あとひと分張り無理なく、
頑張ります。
そして、ご依頼受付の方も仮再開しましたので
また是非こちらでもよろしくお願いいたします。
ご依頼の数々を受けてきて、本当にそれ自体も
自分のパワーとなってる部分があるため、
再開に至ったのもあります。
何卒、よろしくお願いいたます。
サウンドノベル「朝焼けのブルーIII - Mezzo piano episode ? 」
2016/02/15
2016年2月、サウンドノベル「朝焼けのブルーIII - Mezzo piano episode ? 」公開。/フリー公開中
シリーズ第三作「朝焼けのブルー? - Mezzo piano episode -」を公開しました。キャラ人気投票も開始。
2016/02/08
前々作「朝焼けのブルー」、
前作「朝焼けのブルー?-Pianissimo episode-」を
プレイくださり、ありがとうございました。
その続きのお話となります、
「朝焼けのブルー? - Mezzo piano episode ?」を
リリースしました。
・特設サイトはこちら。
・DLはこちら。(ふりーむ様に飛びます)
「槇さん、ありがとう」
槇はその日、祐(たすく)というクラスメイトに
ノートを貸した。
なんにも、授業が上の空のようで、
ノートが真っ白だった。
傷を抱えた少女は、海へと誘われる。
少年はやさしくほんのり微笑んで、
こう言うのだった。
「槇さんも、ここに連れてこれたらって
ずっと思ってたんです」
これは、海の煌く場所から始まる
哀しく、切なくも、やさしい物語。
…
夏のこと、前作の公開を終え、
すぐに製作が始まりました。
?に引き続き、サークル"イエロービオラ"さんに
プログラムと校正をお願いしました。
自分はまず原稿を書き終え、企画書を作成し、
音楽を一通り、原稿を眺めながら演奏し作り、
背景素材を揃えて加工なども行い
指定するためのト書きもを行いました。
校正なども同時進行で進めていただき、
それからシステム面、本編の組み込みなども
行っていただきました。
今回、画面を800×600にしたり
セーブスロットを3つにしてもらうなど
新たな試みがシステム面でもあったり
これまでの登場人物紹介やあらすじなど
タイトル画面から飛べるように
組んでいただきました。
プログラムでご協力頂いた、
Hitoki Fedya Horie様と
望月ぼたん様に心から感謝です。
?のときでもそうでしたが、
一人ではできなかった事を
お二人の協力により実現できて…
本当にありがとうございました。
時間を割いて、積極的に製作にあたってくださり
頭が上がりません。
?は、"傷"をテーマにお話を書きました。
原稿を書いている当時は、この弾き語りの詩を
よく思い出したりしてました。
根っからの思いとして、そういう気持ちが
自分の中に強くあり続けていると思います。
それは傷つけた人も同じく、ずっと残ってるんだなって…。
アヤメと槇が序盤で行く百貨店の喫茶店は
古き百貨店の屋上にある喫茶店をイメージしていて
私の地元北海道の、札幌にある
とある喫茶店をモデルとしております。
(4p●aの最上階の喫茶店をイメージしてます。
ほとんど似てはいないのですが感じとしてそんな感じ…)
夏ぐらいに感じを掴むために実際に
そこに出向き、パフェを注文しました。
朝焼けのブルーシリーズは
まだまだ続編を予定しております。
(今、?のシナリオを書いてるぐらいなので…。)
最終的に、最初の章がプロローグにあたるような
シリーズのきっかけとなるような感じで
伏線を回収していければなと思ってます。
謎の部分も多かったかもしれませんが、
加藤さんやチヅのことも書きたいと思ってます。
?ではまだ同じような学校のお話にはなるかと思いますが
今度は少しずつ動きが出てくるので
楽しみに待ってくださると幸いです。
?の製作も近日中に入っていく予定です。
また、朝焼けのブルーシリーズの
?~?までのキャラクターを集めた
人気投票を行っております。
サイトのゲームページからも投票できますが、
一応リンクもしておきますね。こちらより。
今月末までの期間限定投票ですが、
もしかしたら延長する可能性大です。
是非、よろしくお願いします。
しばらくゲーム製作のほうは離れてましたが、
朝焼けのブルー?からの再開で、今回が二作目ということで
もう完全復帰のような感じになりました。
?のときより、今はツイッターもあるので
感想をもらいやすくなったり、
?の製作のときは、?をプレイした方も沢山いらっしゃって
(中には?をプレイして、二次創作された方や
そこから影響を受けて作品を作られていた方もいらっしゃいました)
ああ、すごく作品を楽しんでくれてるんだなぁと
気づくこととなり、昔よりモチベーションの維持が
できるようになりました。
ゲーム製作は2008年頃から始めてますが
今は製作仲間にも縁が出来やすく、
ファンの方とも交流しやすく
素材サイトも随分数が増えて
昔より作りやすい環境が整ったなぁという印象です。
今はノベルゲーム自体の数もすごく増えましたよね。
その中でプレイしてもらえるって本当にありがたいです。
朝焼けのブルーシリーズはイラストも一枚もないですから。
イラスト無しであえてやってるのは
ラジオみたいなもので、あえて想像に任せたいっていう
部分もあったりします。
箱庭の硝子達の製作でもよく言われたのが
豪華なムービーがあって、立ち絵・スチルがあって
そういうのが必ずしも、いいゲームの条件じゃないんだ、
という言葉でした。
昔だったら、私はイラストをお願いしたり、
とにかくボリュームや贅沢さにこだわっておりましたが
今はちょっと考え方を改めました。
いいものができているかはさておき、
自分一人でも出来ることを活かしたものを
これからも作っていきたいです。
自分だから表現できる世界が作れたらなというのが目標です。
大分、文章が長くなってしまいましたが
?は続編の続編ということで、あまり反響やDL数は
期待してませんでした。
ところが、今も続編が出ると決まったように
プレイしてくださる方がいらっしゃって
本当にありがたい限りです。
次も作るのもきついかな、と思ってましたが
すごく力がまた沸いてきました。
ありがとうございます。
「朝焼けのブルー? - Mezzo piano episode ?」は
ふりーむ様にて?と?に引き続き、無料公開中です。
まだシリーズをプレイしてない方も
この機会に?からプレイされてはいかがでしょうか。
どの章も1時間以内でプレイできるようになってますので
宜しければ是非です。
それでは、よろしくお願いいたします。
BGM作品 vol.17
2016/01/28
曇り空の真下
空虚/曇り/灰色/淡々/冷たさ/静けさ/やや暗い
水温5℃
水/冷たさ/ぬるま湯/幻想的/悲しい回想/記憶/透明感
夜が散らばる
低音/轟き/粒/氷/演出的/夜/決戦前夜/静けさ/緊張感
白く薄れた世界
何もない部屋/透明感/静けさ/空白/記憶/冷たさ/消えていく
変わらない空へ宛てて
淡い青空/広がる/穏やか/爽やか/優しい/ゆったり/しなやか/日常