「過去作品」 一覧
2010/12/08
世界は一眼レンズと音楽で救えるはずだ。
流れる時間の中にいることは
もしかしたらすごいことなのかもしれない。
よくみれば
この世界には天使も神様も必然性もあるようだ。
ならば誰もが理解できない悪魔もいるのだろう
駅に溶け込むと世界は奇跡なのだとわかる。
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2010/12/02
日常の他愛ない一コマが瞳に焼きついていく。
友人との会話の一コマが忘れられていく。
信号機が変わると人々は歩きだす。
時間が進むと人々は追い越していく。
きっと、世界は薄情な渦に巻かれていて、
薄情による決裂が時を流すのだろう。
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2010/12/02
電車がやがて動き出す。
あぁ、今日も夕焼けが出ているな。
疲れた体が揺られる。
車窓から空を見上げると、
白い光が地上へ向かって降下していた。
雲には隠れ、白い光は消えたり現れたりして…。
電車がやがてブレーキを踏んで、
隣駅への到着の準備を始める。
疲れた体が揺られる。
あぁ、疲れてるみたいだな。
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2010/11/05
席に座ると、前方の空いてる紫の席が視界に入った。
並んだ四角い模様。
外はすっかり暗くて、合わせた色合いは冬の夜色だった。
皆どうやら、
帰り道の模様。
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2010/09/29
なんて波だろう。大波ではないか。
僕はその波にのまれてしまって、息が出来ないのです。
ここは地上の世界。涼しげで少し寒いぐらいの風が吹く。
僕はそこに足をそっと着地させた。
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2010/05/29
今日もはじまるのは、いつもと少しだけ変わる日常。
今日と昨日は、変わらないようで、少し違う。
そんな毎日を生きていく僕らは、
今日をめくって、今日を歩いて、今日をとじる。
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2010/05/16
その日は雨でした。濡れて歩くだけでした。
周りは無音、私だけの世界。
☆原曲はうちこみのオリジナルから。タイトル忘れてましたが割と気にいってたので、
リメイク。fullはCD「10月9日」に収録。
ちなみに雨音は風のウィンさんよりお借りしました。
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2010/04/30
波が寄せる。波が引いていく。
ある夏、そこで浜辺で座って波を見つめた。
さざ波に揺られていると、とても、
懐かしいなぁ、そんな錯覚に陥った。
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2010/03/29
こんなに積もった雪は、
春には溶けて。
春先のホームでは、まだ肌寒いが吹く。
温い日差しが照らし、電車が滑るように停車した。
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2010/03/29
轟いた。頭の中に駆け巡る、あの言葉やこの言葉。
ここで溺れているのは…―――――現実。
ああ、苦しいやぁ。それさえも許されないやぁ。
後ろを向いても誰かが見てるやぁ。前を向いても怖いやぁ。
こころはずっと守り続けている。なによりも自分自身を。
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