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「鶯」 一覧

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沼地に消えて

2020/05/01

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思考の旅はまた始まってたみたいだ。

変わっていくこと。
変わらないこと。
いつまでも、変われないこと。
太く刺し込む棘が増えていくばかりだ。

きれいなこころは
もう息をしていない、
黒ずんで暗い沼のようだ。

何もかも振り切ったら
何もかも信じられなくなっていた。

水を口にした。誰かと話した。
SNSで発信した。

でもどこにも、私は
どこにもいない
ただ無になって
なにもない場所で
寝そべっていた。

本当の心は消えた。
どこにもない。
消えたんだ。

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車輪の下より

2020/03/29

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/YOUTUBE版(ver.short)

外に出れば木々の端々からやわらかい光が
射し込んだ。不思議と、息は出来て。
水が流れる小川、小鳥の鳴き声、
ずっとここにいたいと、そう願った。

ーヘルマン・ヘッセの車輪の下を読んで。

小説「車輪の下」ぜひ読んでみてください。

★こちらはつばさ様のコンピレーションアルバム
「外出自粛コンピ」に参加させて頂いた曲です。
DLはこちらからどうぞ。

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心は流れてゆく

2019/10/02

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/YOUTUBE版

風が心と共鳴するように
静かな泉のようにたぷり、たぷりと
涼やかにかなしく漂っていた、佇んでた。
なげやりな気持ち、呼吸はしにくい、
だけれど生きていた、それでも生きていた。

更新履歴 ピアノ即興

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氷に眠る

2019/03/09

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風が冷たい。まだあたたかい春には遠く、
心もまだ冷ややかな氷の中に
閉じ込められている。
季節の変わり目はなにとなく切ない。
気温差に身体中が痛めつけられて
この痛みやもどかしさをどこにも放てないでいる。

ピアノ即興 更新履歴

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乾いた野はらを後にして

2018/03/28

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凍て付く寒さに身震いした日も
束の間。春が訪れたならば
今度はさみしさにすっぽり埋まって
心は潤いをもとめて
水を欲して沢山、沢山身体中に
浸透させた。

満たされる日があれど、
また乾き、手を伸ばすのなら
もっともっと、昇っていくべきなのだろう。
日々感じる違和感やずれを感じながら
口をむすんで、野原を歩いていくだけだ。

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漂流の信 (二部編成)

2017/10/12

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(第一部|ピアノ曲|「翳る場所で」)

(第二部|弾き語り|「自分との対話」|動画版)

「誰よりもずっと、あなたのことを信じていた。」
光は、放たれる。視界は前より明るく感じる。
確かな安心感に包まれていた、
足取りは早く、誰にどう思われても
どう言われても
構わないだろう。
大事なことは輪郭を帯びて見えている、
大事にするべきことも
心の中でずっと佇んで
いつも対話している。
対話をやめるな、今日も、明日も、明後日も
自分にそう言う。
構うな、何も思うな、何よりも
信じることがあるのなら
ただ一心に、そこだけを見て
生きてみよ。

更新履歴 ピアノ即興 弾き語り

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風が歩かせる

2017/09/28

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どんなにあたたかな風が吹いても
今の季節ではすぐに涼やかな風や
凍えるような北風が吹くでしょう、
暖炉のそばにいるような心地でも
背中へ 前へ 凛とした風が勢いよく
押し出すように吹いて
歩き出した、走り出した、
過ごし始めた、立ち止まれないぐらいに
風はずっと後ろから背中を押してくれた、
いつだって、生きることをやめない、
息を止めないで、どこまでも
風に押されて、生きてゆく。

更新履歴 ピアノ即興

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神様が与えてくれたこと

2017/06/06

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こおりがゆるやかに
溶けてしまったかのように、ひかりが射した。
なぜ、自分なのか、考えることがあれば
あなたはこう、言っていたとおもいだす。

「この運命を乗り越えることのできる者に
神様は、命を与えるのです」

こおりがゆるやかに
溶けてしまったかのように、ひかりが射した。
わたしが受け止めたことを
これは試練だ、と生きていくのだ。

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哀しみ色の滲みかた

2017/05/25

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哀しみの色、翠の薄い色、
そこはかとなく水に浮かんでしまった
あのひとの様で、

哀しみの色、薄暗い桃の花のように
使い切ってしまった心は
滲んでいくようで、

哀しみの色、あの輝きは
今はどこかへ失くしてしまって、

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frailty (二部作)

2016/07/27

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(ver.piano sing)
frailty[download id="588"]

"そうして、立ち止まる。"

(ver.song)
frailty[download id="589"]

歌詞

このままでは、ゆけない。
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…)
このままでは、ゆけないから
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…)

両手。頬を ばしっと、叩いて。
脆さ。紐を ぎゅっと結んで。

いくつかの日 くじけて
かたちのない 君は 話しかける
「もう、だめだよ…」と、かえしたよ?

このままでは、いけない。
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…!)
このままでは、ゆけないから
(ゆこう、ゆこう。ゆこう…?)

このままでは、ゆけないから
(ゆこう、ゆこう。ゆこう。)

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