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「 投稿者アーカイブ:Azell 」 一覧

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戒め

2010/03/29

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轟いた。頭の中に駆け巡る、あの言葉やこの言葉。
ここで溺れているのは…―――――現実。

ああ、苦しいやぁ。それさえも許されないやぁ。
後ろを向いても誰かが見てるやぁ。前を向いても怖いやぁ。

こころはずっと守り続けている。なによりも自分自身を。

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forgive

2010/03/28

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いろいろさがしたけれど、
ほんとうのしあわせなんてみつからなかった。
いろいろ、かなしくなったけれど、かなしくなかった。
なみだもいっぱいでたけれど、なみだはやがてとまった。

生きていたら明日がある。明後日もあるし、一週間後もある。
死ねば、明日はないし、
気の合う友人とも、愛しい恋人とも抱き合えなくなる。

いろいろさがしたけれど、
ほんとうのしあわせなんてみつからなかった。
いろいろ、ずっとかんがえたけど、
ほんとうにしあわせなんてことは、
どこにもない、どこにもない。
それだけ、人間はふこうということだ。

でも穏やかな心を持てば、
少ししあわせだ。少ししあわせだね。
もっともっと穏やかな心を常に持てば、
世の中に戦争なんてないし、
自殺する人もいない。私もずっと生きようと思う。

ほんとうのしあわせは、ほんとうのしあわせは。

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じかん

2010/03/11

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溢れかえったものたちも、流れていくじかんの中で、
けずれていく。この世界、終わらないものなんてないの。

鬩ぎあうことも、いつかはちゃんと終わるから、
それを信じて流されて、生きていく。

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真夏の海

2010/02/15

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人が消えた世界で、夏が来た海は
じめじめした暑さの中揺らぎを見せ、
空は薄い赤で染まっていた。

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カーテン開けないで

2010/01/30

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盲目。カテゴリー。光。
進む。夜。海へ。沈みたくない。
カーテン開けないで。カーテン開けないで。
カーテン開けないで。カーテン開けないで。
カーテン開けないで。見えるからやめて。
やめて。やめてくれ。やめてくれ。
自分はこうだ。自分はこうだ。自分はこうだ。
もうやめて。もうやめて。もうやめて。
もうやめて。もうやめて。
自分はこうだ。こう主張する。
もうやめだ。もうやめだ。やめてやる。
自分はこうだ。こうだ。こうだ。こうだ。
自分がどんなになっても自分だ。
叫んだ。叫ぶ。自分だ自分だ自分だ。
カーテン開けないで。カーテン開けないで。
カーテン開けないで。カーテン開けないでください。
お願いしますカーテン開けないで。カーテン開けないで。
カーテン開けないで。カーテン開けないで。
お願いだからカーテン開けないで。
カーテン、

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見えない。

2010/01/29

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毎日が忙しいと気がつかないこの世の美。
時々私でもね、見えなくなる時があるんだよ。
だからそのことが悲しくて私は泣いたんだ。

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あの空気

2010/01/28

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空気には一枚の層があって。
人はそれを見ると、少し浸るような気持ちになる気がする。
ぼやけた空間に、その層を眺めた。木漏れ日の色が混じる。

たぶん、この空気を感じるために、ここに来てるんだと思う。
泳いで逝く時間は、またこの空気を止めていくわけで。

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しょうがないよ

2010/01/28

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しょうがないこと、って、
いっぱいあるのです。
くやしいことも、いっぱいあるのです。

"それ"は、それだけなのですよ。

責めようがないことも、いっぱい世の中にはあって、
これが悪いとかあれが正しいとか、
こいつが悪いとか、あいつがよいとか、
そんなこと…――――――――。

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空の上の演奏会

2010/01/24

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「もしピアノを弾くなら私は空の上の雲の上で弾きたい」
地上にいる誰にも評価されず、
ただ、気持ちのよい風に吹かれて弾きたいのです。

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永訣の朝

2010/01/05

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(うまれで くるたて
 こんどは こたに わりやの ごとばかりで
  くるしまなあよに うまれてくる)

「またひとにうまれてくるときは、
 こんなにじぶんんことばかりで、
 くるしまないようにうまれてきます。」

☆宮沢賢治の「春と修羅」から、 
 「永訣の朝」を読んで、製作しました。

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