シャッター
2013/11/18
歌詞
あの雲が ほんとうにかなしそうだったから
掬うように、シャッターを切って 囁いた
「もう、祈るのは、やめたの。
この鳥を剥がして、歩きます」
一人、壁に貼りつけていたシール 剥がして
転がるように駆けた、小さな世界は
とても 淡き空間 泳いでいたんだ
あの雲が うまく撮れないから
手を伸ばしては あきらめて
いくつもの時を流した
「もう、悔いのないように
迷うことがあれば、進んでいく事にします」
ゆっくりと歩く世界は まるで複雑な夢のようで
こんな 人のいるところじゃ 息が出来ないと
笑った。
あの雲が ほんとうにかなしそうだったから
掬うように、シャッターを切って 轟いた
「もう、考えることはやめた。
暇があれば、
できることをたくさんして生きていく事にします。」