笑顔の花畑
2013/01/18
【笑顔の花畑】(えがおのはなばたけ)
-誰かが笑うと、誰かがつられて笑う、
それはまるで花畑みたいだ。
歌詞
その花はいつも萎れていた 水をあげても萎れていた
ある人はその花を踏みつけた
ある人はその花を見て悲しくなった
ある人はその花に見向きもしなかった
その花はだんだん枯れた黄色に染まっていく
その花はずっと枯れた黄色に染まっていく
やがて秋になっていた
その花も本当にお花畑に行ってしまいそうだ
お花畑はどんなところだろうか?
その花は少しだけ考えることもあった
「お花畑ってどんな所なの?」
その花は 自分の根っこに聞いてみた
お花畑はどうやら素敵な場所らしい
話を聞くと花が花を咲かせ綺麗だという
その花はお花畑に行くことを決めた
それを近くにいた花に話してみると
花はとても笑っていた
その花につられて笑った
それから話を聞いた花がまた近くの花に話した
話された花も笑って また他の花に伝えた
元気のない萎れた花にも話すと
たちまちその花も笑ってくれた
今ここに大きな綺麗な花畑がある
今ここに人は沢山写真撮りに来る
人々も笑った そして花も笑った
ジャケット:sa-sara
即興弾き語り、MIX、作詞:真島こころ