いつも帰る道
2012/02/06
地元の帰宅途中。
いつも変わらない道。今日も歩いてしまった。
晩御飯なんだろう?
作詩、MIX、弾き語り朗読:真島こころ
詩
いつも帰る道。
女の子が売られてる店
通り過ぎて
いつも帰る道
レンガは反射し
まぶしかった
いつも帰る道
晩御飯
なんだろう?
遠くの哀しみが
ニュースで 流れた
なにとなく 見ていたら
涙が出ていた
そんな 通過していく 毎日が
今日も こうして 廻る
いつも帰る道
コスモスが
揺れているな
いつも帰る道
信号無視する人は
笑って追い越していく
いつも帰る道
あぁ
空がきれいだなぁ
生きてしまった、
バカみたいに?
今日も 生きてしまった
バカみたいだね
明日も
バカみたいに生きてるのかな
"わたし"
そんなコト
考えていたら
夜は明ける
朝が来る
いつも帰る道
自転車かごに
ゴミが入れられてた
いつも帰る道
電車は
心地よいなぁ
いつも帰る道
晩御飯
なんだろう?
今日、どこかへ出かけようか。
2012/01/15
(朗読)
信号が青になる。横断歩道を渡る。
今日は通りに人が多く、忙しく移動していく。
…もしかしたら行く宛ても知らないのかもしれない。
今日の天気は快晴だ。こういう日はどこかに出かけよう。
歩みだす。高架線の上で電車が走る。
車の排気ガスで少し汚れる。
塔の時計はお昼をさす。
心はまったく皆無だ。
今日も人が歩いている。今日も街は動いている。
今日も時間が時を刻んでいる、あぁ、なんて、素晴らしい。