新譜「25をなぞって」特設サイトをOPNEしました!
2018/03/22
こんにちは。いつもありがとうございます。
真島こころです。
2018年03月25日(日)に開催
「れみのそうさくむら」第二寄合にて
新譜「25をなぞって」の先行リリースを
前記事でお伝えしてましたが
本日、作品の特設サイトをOPNEしました。
同作品は、来月4月29日に東京で開催される
音系・メディアミックス即売会「M3」で
本リリースを予定して製作を進めてきました。
ようやく、お披露目出来ました。
予算的な意味でも、規模の意味でも
過去最大の大きさの企画でもあったので
一年かけての製作でしたが
先日完成品も印刷所より届き、
自分で言うのもなんですが
とても良い出来栄えになっているかと思います。
製作の始まりは去年の3月だったと思います。
友人と食事をして話したことを
きっかけに、自分自身の変化などに
気付き始め、
25歳以前や25歳になった後のこと、
前後のことを
等身大に詩やイラストともに描いた作品となってます。
サイトの展示曲でもいくつかそのような詩や
曲は公開してきましたが
自分は彼これ随分前、情けないですが
とても子供でありました。
それは良い意味でもあるし、悪い意味でも
子供であったかと思います。
CDの収録楽曲にも描いてるのですが
私が見る世界はとても狭くて
この生きている世の中や世界はとても美しくて
きらきらとしていて
大人になったらいっぱい幸せなことを
叶えたいと思ってたんです。
それは憧れでもあり、ある意味綺麗に見えていただけ
なのかもしれません。
25歳になるまでに、現実を何度も
垣間見て、絶望を沢山経てきました。
あるときは、本当に心が空っぽになるときも
ありました。
絶望を経て、自分がどれだけ無知なのか
思い知らされるときも度々ありました。
初期の頃のサイトの展示曲は
世界はうつくしい、などとも綴る日もありましたが
だんだんと、そうは思えなくなるようになり
塞ぎがちで、心が閉じこもって
人を疑い、全ては決して美しいものではありませんでした。
25を経て、だんだん心はそれから変化していきます。
血の繋がった方との別れや、癌を患ったこと、
大きなきっかけもあり、色んなことを
考えて、決心したり、感じてきました。
在ることの尊さを知りました、
愛しさを知りました、
様々な絶望がいくつもあるけれど
その尊さや愛しさは変わらないものです。
そばにいてくれる家族や友人、
聴いてくれるリスナーさん達も
画面越しだったとしても、その向こうに
確かに存在していて
在ること、それだけで
何でこんなにも愛おしいんだろうと
思いました。
25歳を前後して、色んな感情が
芽生えて、今回の新譜はその思いを
たっぷり濃縮しました。
詩と、音楽と、そして
「少女の海から」のジャケやPVでもお馴染み
Merrill Macnautさんにイラストを多数
描いて頂きました。
今回はブックレットの16pもカラーで
一枚一枚とても美しいイラストを
描いて頂きました。
イラストのやり取り自体は昨年の
春~夏にかけてでした。
「少女の海から」でも感じましたが
Macnautさんは真の気持ちで
作品に向き合ってくれます。
企画書も赤裸々に、詩以上に
どういう曲なのか、どういう話なのかということを
書いてスタッフさんたちと共有しましたが
それを真っ直ぐ真っ直ぐと
向きあって、絵に起こしてくれました。
ジャケットの階段や床に散らばってるものも、
Macnautさんがとても考えてくださって
描いたもので
"無垢な、何も知らない少女"というのを
広さがわからない、どこまでも壁がない
室内で提案くださり、今回のジャケットは特に
すごく考えてくださり描いてもらいました。
光があたりながらも、薄暗い、
少し孤独な広い部屋で一人佇む少女の姿は
とてもこのアルバムを象徴していて、
ジャケット、そしてブックレットも
一枚一枚懸命に描いてくださり
Macnautさん、ありがとうございました!
Macnautさんの絵は画面上で見ても
とても綺麗なのですが、印刷された状態が
本当に映えるイラストになってまして
パッケージも是非イベントで見て頂きたいです。
写真では伝わりきれないので、
れみむらやM3などではブックレットのサンプルも
置こうと思ってます。
是非手に取って、感じてみてください!
また、今回ロゴとDTPデザインに
「泣かない」から続きまして
葉月紗さんをお招きしました。
実は進行自体は「泣かない」の製作後半辺りから
ずっとやり取りしてましたので
この一年は本当に葉月さんとずっと一緒に
製作をお付き合い頂いておりました。
葉月さんは「泣かない」のときもそうでしたが
女性らしい繊細なデザインをされる方で
汲み取ってください際も
綺麗な水をそっと汲み上げるみたいに
そっとそっと、汲み取ってくれる方なんです。
今回はロゴ以外にも、ジャケやブックレットの
文字の配置などのDTPデザインも頂きましたが
本当にすごいんです。
イメージを伝えると
レイアウトなど文字の並べ方や、余白で
イメージをそのまま再現してくださるんです。
文字のレイアウトだけでこんな風に表現出来るのだと
すごく刺激を貰いながら、学ばせて頂きました。
パッケージが今回とてもよい仕上がりになったのも
Macnautさんは勿論のこと、
葉月さんがデザインくださったのは大きかったので
彼女にお願い出来て本当によかった、と
印刷所から届いた際はすごく心より強く思いました。
(印刷を想定したデザインなのだとすごく気づかされました)
また、今回特設サイトのデザインを
以前ご依頼でもお世話になりました、
ボイスドラマを作られてる、
さうら魎さんにお願いしました。
以前よりとてもふわっとした洗練とした
サイトデザインを手がけられてる方だと
ずっとお願いしようと心に秘めていたのですが
今回ご依頼しまして、念願叶い
特設デザイン担当にお迎えしました。
特設サイトは、スクロールすると
絵がだんだん移動していく演出になっておりまして
こちらお願いする情報量が多く、イラストも何枚か
見せるイメージに合わせてだったのですが
やり取りを重ねて、とても見やすく、
素敵なデザインをしてくださりました。
なんと、スマホ対応にも配慮頂き
今回の特設サイトはスマホでも見れる形に
頂きました。
さうらさんが自主的にご提案くださったのですが
非常にありがたく、助かりました。
見る目線で今回の特設サイトをすごく考えて
作ってくださりました。
大変丁寧にこちらの要望に答えてくださり、
さうらさん、ありがとうございました!
また、今回DEMO-PVのスタッフには
宵町めめさんをお招きしました。
以前、「朝を終えるために」のPVも
ご担当くださりました、
PVの公開は一週間後、3月30日ですが
宵町さんらしい演出をされた
素敵なPVとなってますのでお楽しみにです。
こちらについては、また別記事で
来週ご紹介させて頂こうと思っております!
子供から、大人へ。年齢を重ねていくにつれて
感じることってありますか。
自分にとって、25歳はその分岐点でもあり
一本線が引かれた場所でもありました。
ずっと薄暗い視界でもありました、
ずっと瞼を閉じていたようにも思えます、
でも瞼を開けてみたら
愛しい人たちが沢山いました。
もしかしたら、今までも沢山
そばにいてくれたのかもしれない、
だけれど無知で周りが見れなくて
気づけなかったのだと思います。
このCDはある意味自分が記録しておきたかった
自己満足でもありますが
同時に伝えたいものでもあるんです。
25歳にまだなってない方も
なったばかりの方も
当の昔になった方も
このアルバムを手にしてみませんか。
大掛かりな企画ではあるので
ややいつもよりは値が張ってしまうのですが
誰か一人でも、大切なアルバムになってほしいという
願いがあります。
年を重ねて、感じること。
私はまだまだ若いでしょ、とも怒られていますが、笑
それから、在る事への愛しさを
お届けしたいです。
長くなりましたが、ここまで読んでくださった方、
ありがとうございます。
何か引っかかるものがありましたら
是非よろしくお願いいたします。
今週末3月25日、札幌では
れみのそうさくむらでプレリリースです。
【告知】
"それでも私は人が好きだった。
「在ること」の尊さ、そして愛しさ。"新譜「25をなぞって」の特設サイトをOPENしました。https://t.co/gPPqB3Bt9g
時を経ていく少女、そして大人になっていく心模様を
繊細に、力強く、切なく奏でたピアノ曲集です。#M3春 pic.twitter.com/as6mjnwd9i— 真島こころ*君の音。|3/25れみむらsp5,6*4/29春M3-サ20ab (@KIMINOOTO_PIANO) 2018年3月23日