星の絵
2012/02/28
(朗読)
こんなに、星は綺麗だというのに、
か細く光って。
あまり夜を歩けない私は、見ることが少なく、
たまに出かけると、見上げてしまう空。
薄い吐息を吐いて、コーンポタージュの缶スープを口にした。
あったかい…。
自動販売機にお金を入れれば、温かくなれる。
こんなに、星が綺麗なのは、少し、贅沢かもしれない。
たまに歩く夜の世界は、とても静かだ。
ただ、見えていないだけなのかもしれない。
あの星たちは、色んな事を知りながら、
私たちを…照らしてくれるのだろう。
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