6月17日(金)より、詩集「感覚記憶装置」をBOOTHにて発売させて頂きます。紹介PVも作りました!
2016/06/15
「音と、言葉と。そして、紙を愛する人たちへ。」
いつもはピアノを奏でて、
音楽を作る私でしたが
ともに、そばには文字が一緒にいました。
この度、初めて
文字をメインとした詩集を、
地元のイベントで知り合った、
はらださんとともに
作りました。
派手なことや、凝ったことは、
特に一切していませんが、
文字のうつくしさが表現できたらと、思いました。
ささやかでありますが、QRコードより
その詩とともに作りましたピアノの音楽も
ご一緒させてください。
日々の記録を、そのままに、
一冊の文庫本となりました。
バナーはご自由にお使いください。
(https://flower-prayer.com/wp-content/uploads/baner-kannkakukiokusoti.png)
紹介PV「感覚記憶装置」
ということで、君の音。初、詩集本が出来ました。
今回、展示曲の過去作を挿入しております。
以下、収録作品になっております。
・乗車-ソラノキップ-
・ほんものさがし
・くもりぞらの、一滴
・午後四時過ぎの、公園
・そらのゆめ
・誰もいない夕暮れの図書室
・静かな河のほとりへゆきましょう
・遠き日よ
・溺れる魂
・冷たい春
・なにもいらなかった
・春の風はどこまでも吹く
・傷
・しあわせ
この詩集は、もしかしたらデータでコンパクトに
済ませたい方には作品として合わないかもしれません。
全て過去作品で、サイトで画面の文字として
読むことも可能なんです。
私は、本は特にですが電子書籍より、
紙で読むのが好きで、印刷された文字というのは
画面では出せない美しさがあって、愛着沸くものが
あるなぁと思ってます…。
スマホもタブレットもあって、
パソコンすらコンパクトになる時代で
こんなにアナログ的なものが
求められるかというと、時代には合っていないかと思います。
だからこそ、アナログであたたかいものが
自分にとって、特別なものになります。
それは悪い意味でも、よい意味でもなのかもしれませんね。
触れるよろこび、紙として印刷されたうつくしさ、
形のある安心感、作品の内容以上に
自分の思いが詰まっております。
詩集の紹介PVには、今回"夏川みわこ"さんに
朗読をお願いしました。
以前から、ご一緒したいと思ってたお一人で、
なんというか、夏らしい、凛としていて
蜜柑がよく似合うオレンジのようなやさしい、
涼やかなお声だなと思ってます。
夏川さんは、以前より、君の音。の音楽を
声劇などにご使用くださったり、
少し前には、M3にも遊びに来てくださり、
作品と心がひとつになった、素敵な方なんですよ。
HPも素敵ですので、是非見てくださいね!
本当に何度も聴きたくなる朗読となっております。
最後のナレーションも素敵です。
また、冒頭でも触れましたが、
今回表紙のイラストを、いつも真島が
お世話になっています、札幌のクリエイター、
はらださんにお願いしました。
はらださんと言えば、woRksにも参加されていて、
幾度か、君の音。ブースにもお手伝いを頂き…
仲良くさせて頂いて、プライベートでも
真島がすごくお慕いしている方なのですが、
出会いは、真島が札幌イベント
woRksの初めて出展の際に空CDを
間違って販売してしまったことからなんです…
(なんてことだ…)
イベントが終わった後、CDが空CDでした!と
メールが届きまして、
すぐに中が入ってるCDをお送りしました。
数日後、はらださんという方から
お手紙と、空CDの返却の小包が届き…
お手紙は、今でもよく読み返してますが、
CDの感想と、今の真島へと繋げてくれる
そんな内容でして、
自分はそれまで、自分のことだけ考えて
自分らしく、自分のために音楽を作ってきましたが
そのお手紙には、「沢山の方が必要としている音です」との
ことが綴られていて、
私ははっとした記憶がすごくありまして、
すごく励まされたのです。
空CDを送ってくださるお心遣いもそうですが、
はらださんはそんなやさしいお手紙をくださる、方です。
表紙イラストも、アナログで描かれてるんですが
その丁寧な細かさは本当にうつくしく…
是非これは手にとってほしい仕上がりにもなりました。
薄くて、厚みもありませんが、
沢山の思いが詰まった一冊になってます。
文庫サイズで、小さいカバンでも、ぽん、と
しまうことができます。
電車で取り出して読むことも可能です。
QRコードをスマホや携帯でかざせば、その場で詩の音楽も
聞くことができます。
興味を持っていただけたら、是非これから公開する
BOOTHのページも見てみてください!
サンプルの写真もそちらにて公開予定ですので、
よろしくお願いいたします。