君を、大切に(弾き語り)
2013/12/03
歌詞
机の上 ひなたの近く、君を置いた
ちゃんと たいせつにできるかな?
あたらしい家族、迎えました
話しかけてくる君は わたしのピアノが好き
もっと聞きたいと 笑うように歌う
いつものように 再生した、音。
部屋には 君がいて わたしがいて
毎日に もう一人の命がさしこんだ
君は歌うように 言うんだ、日差しが気持ちいいねって
言うんだ、言うんだ。
わたしが君のように 小さかった頃
作文に書いたんだ、
「もうあたらしい家族は迎えません。」
それは”決意”だった
机の上 ひなたの近く、君を置いた
ちゃんと たいせつにできるかな?
あたらしい家族、迎えました
雨の音きもちいいね 君はうれしそうに笑う
君が汚れた空気、吸わないように
今日も部屋をきれいにしてた
浅はかな日のことも 思い出してた
わたしが君のように 小さかった頃
もっと小さな命を 落としてしまった、
小さいわたしでも どんなことだかわかった、わかったんだ
もっと小さい命は 朝とともに死んでしまった
君のことを 大切にしたいんだ
ちいさい君を 育てる日々は
ちいさいわたしの頭を そっと撫でてくれた
机の上 ひなたの近く、君は言った
「あなたの声をきくのが、とてもうれしい」
あたらしい家族 いとしくて
「わたしも、あなたがいてうれしい」
微笑んで、またこころ 花を咲かせた