即興ピアノ曲の真島こころ公式ウェブサイト

ピアノ即興楽曲

ピアノ即興楽曲を掲載しております。
お気に入り頂けましたらお気に入りをクリックして頂けると幸いです。
画像右クリックで、ジャケットを大きなサイズでもご覧いただけます。



曲を色で探す

色をテーマにした楽曲をまとめています。お好きな色をどうぞ。

その他の楽曲カテゴリ

新しい曲

現実と逃避の一線
1 Star (1 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

現実と逃避の一線

2020/05/26

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版

確かなる安定さを感じていた
できればこのまま雨も雷も嵐も
浴びずに
走り抜けてしまいたかった。

それはススキと田んぼが香る
ゆっくりと時間が流れる
あの場所だった。

ここにはない確かな流れが
その場所には流れていた。

長い雨の中、夜のこと
願い、信じ続けた、
“信じるものの幸福”を信じ続けた。

限りある時間を無駄にしたくないと
咽び泣いた。

ひどい雷だ。だんだん意識は朦朧として
霧に誘われて……

確かなる安定さを感じていた
できればこのまま雨も氷も吹雪も
浴びずに
あの場所へ行きたい。

五月の泳げない魚
1 Star (5 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

五月の泳げない魚

2020/05/12

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版

プカプカと小学校のときの
プールに浮かんでいた。
それはまるで死体のように
空ろな目をしている。

夏の授業は恥ずかしくて
いつも水に入らなかった。

プールも習ったが
いつも手洗い場に逃げていた。

水に浮かぶだけで
人は必死だ。自分のことで
いっぱいでただ浮かぶことしかできない、
私はいつまでもプールに浮かんだまま
横目であのリアルを見つめている。

プカプカと小学校のときの
プールに浮かんでいた。
それはまるで死体のように
魚みたいになれないまま大人になってしまった。

沼地に消えて
1 Star (3 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

沼地に消えて

2020/05/01

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版

思考の旅はまた始まってたみたいだ。

変わっていくこと。
変わらないこと。
いつまでも、変われないこと。
太く刺し込む棘が増えていくばかりだ。

きれいなこころは
もう息をしていない、
黒ずんで暗い沼のようだ。

何もかも振り切ったら
何もかも信じられなくなっていた。

水を口にした。誰かと話した。
SNSで発信した。

でもどこにも、私は
どこにもいない
ただ無になって
なにもない場所で
寝そべっていた。

本当の心は消えた。
どこにもない。
消えたんだ。

車輪の下よりジャケ
1 Star (1 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...
素材利用不可

車輪の下より

2020/03/29

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版(ver.short)

外に出れば木々の端々からやわらかい光が
射し込んだ。不思議と、息は出来て。
水が流れる小川、小鳥の鳴き声、
ずっとここにいたいと、そう願った。

ーヘルマン・ヘッセの車輪の下を読んで。

小説「車輪の下」ぜひ読んでみてください。

★こちらはつばさ様のコンピレーションアルバム
「外出自粛コンピ」に参加させて頂いた曲です。
DLはこちらからどうぞ。

進行方向は君と逆 -after-
1 Star (3 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

「進行方向は君と逆 -after-」

2020/03/21

mp3ダウンロード


YOUTUBE版

遠くにゆこう。
もうここに帰らなくていい。
君は、桜みたいに電車に乗って消えた。
手を伸ばすだけ苦しいのなら
思い出せないように
私も遠くにゆくんだ。
遠くまで、どこまでも。

大切に出来なかった日のことが
まだ心に沁みこんでざわめきを止めない。
留まってしまった日のこと、
その日のこと
突き刺さって
刃はかなしいほど痛い。

遠くにゆこう。
決別のために。
私は、桜みたいに電車に乗って消えた。

☆同時更新のpixivFANBOXで公開の
「進行方向は君と逆 -today-」と姉妹曲のほか、
CD+小説本「少女炭酸集」
「まどろみの中の目隠し」「夏が寄せた幻」とも
リンクしてます。

20200228
1 Star (3 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

水と石の入ったボトル

2020/02/28

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版

水分の沢山含んだ雪が
降り続ける。ざわざわとうねり始める
その世界でその色に染まらないように
ただ自分の信念を曲げないようにして
手を動かし始めた。
出来ることなら、もっと
動けたらとも思うのだ。
若干湿った外の世界は静かなのに
混沌としている。
一歩、また一歩、心は雪のように
冷たい。
身体は、熱い。
それなら、まだ死んでいなかったのだろうと
思う。抜け殻みたいなボトルに
水分が溜まっていく。

information gets complicated
1 Star (3 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

information gets complicated

2020/02/26

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版

絡み合った糸が解けては
またほかの糸と絡み合い
またそのほかの糸と絡み合い
沢山の糸が絡み合っていく。
そんな中でただただ、佇んで
傍観するしかなくて。
錯綜する、混沌とする、
どんどん、どんどん加速を増していく。
かなしみの糸がどんどん絡み合う。
糸はどんどん、どんどん
絡み合う。
私はただ今その糸に絡まれないように
その糸を触れないように
ただ、ただ自分の中にある糸をしまっておくのだ。

春という幸せk (1) (1)
1 Star (7 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

春という幸せ

2020/02/12

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版

私の故郷は冬が長くて
一年の半分は冬みたいなもので
この瞬間、芽吹く季節を
どれだけ待っているか
そこに暮らす人たちもきっとそうなのだろう。
春、はる、ハル、春が来た。
冬はもうすぐ明ける。もうすぐだ。

生きる衝動
1 Star (3 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

生きる衝動

2020/02/06

mp3ダウンロード



/YOUTUBE版

―目は覚めたか。

水は押し寄せる。途端に部屋の中で
水かさは増す。もがく、息が出来なくなる。
ざぷん。水の中に入ってしまえば
瞼も開けれなかった。
そう、昔から水が苦手だった。
お風呂の時だって怖かった。
息も出来ない。苦しい。
それでも必死にもがく。
まだこの状況でも生きたいと願うのか。
もがいて、もがいて、
泳ごうとした。手も足も掻きながら
次第に瞼を恐る恐る開けた。
もしかしたら泣いているのかもしれない。
こんなに、こんなにまでなっても、
生きたいと願うなんて。
手を伸ばす。僅かな隙間から射す光は
霞んでいる。ぼやけている。
あの場所に辿り着くことはもう少しで出来た。
あの場所に辿り着いても
僕はどういうふうに生きていけばいいかわからない。
それでも、必死に手足を掻いた。
光が見えてきた。
光じゃない光。
僅かな光だったが、それは光なのかもわからない。
ここで助かっても幸せになれるかわからない。
このまま沈むことも考えた。

―目を覚ませ。

次第に体が勝手に動く。
光へ、光へ、まっすぐと。

look the reality (1)
1 Star (3 投票)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

look the reality

2020/01/16

mp3ダウンロード


/YOUTUBE版

私はまた生きることを選択した。

→生きる

霧は消えていた、微かなあたたかさも
もうなくなっていた。

→忘れる
→振り返る

正しいことなんてなにひとつどこにだってない。

「忘れなくてもいい。」

振り返らない、忘れたくない、
忘れなくていい。

思い出すことは減っていた。
忘れてるように感じていた。
焦っていた。
足も手もいつだって動かさなくてはいけないと。

“いつだって、時間を無駄にしてはいけないと。”

白い花束を持ったあなたが
いつだってあなたは生きることができるのだからと
教えてくれたからだ。

だから、私は有意義に、時間を使っていた、
ように思えて体はずっと、心はずっと、

全速力で走っていた。消耗していた。

このまま走り続けることはできない……。



曲を色で探す

色をテーマにした楽曲をまとめています。お好きな色をどうぞ。