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ピアノ即興」カテゴリーアーカイブ

私と言葉と

私と言葉と
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私と言葉と

2019/04/17

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「お前はなんのために言葉を、紡ぐのだ」

老人は、そう言う。

自分のため。誰かのため。
いや、誰の為でもないのかもしれない。
そこに、意味は成してないのかもしれない。

言葉と初めて向き合ってから
幾つもの時が流れて、幾つものの
呼吸のしにくさを感じた。苦しさばかりだった。

「こんなに大切に、言葉を、できないのなら
言葉などいらないです」

言葉はあるとき他人を傷つけた。
言葉は跳ね返って自分を苦しめた。

そんな言葉なら、言葉などいらないと願った。
口を塞ぎ、目を閉じて、だけれどそれは違った。
そのことにある日を境に気付いた。

「言葉は、苦しんだり、他人を傷つけるものではないのだ」

言葉があるから、生かされたり、
誰かに救われたこともあった。

言葉が自分のためになることもあった。

「言葉は、ただの、道具だ」

一瞬、一瞬、ガラクタのような文字列が心に転がっている。
一瞬、一瞬、私は言葉を使って、

私も、世界を、少しでも楽に、
少しでも幸せにできたら

自分の心が、全てをあらわしている。
心から綺麗に洗浄して、

いきましょう、わかったのなら、もう口を塞ぐことはない。

ゆこう。

カテゴリー: ピアノ即興, 更新履歴, 桃色 |

灰暗い朝はきて

灰暗い朝はきて
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灰暗い朝はきて

2018/03/13

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朝が来れば体は重くて
身体は痛くて、瞳は乾いていて
一杯たぷたぷにしたコップの水で口を潤した、
昨日見た夢のことは覚えてない。
覚えてるけれど、思い出さないように
そっと蛇口から出た水道水とともに流した、

朝が来ればいつも苦しくて
身体は痛くて、唇は荒れていて
ぬるま湯で潤わせた、
だけど乾いていた、カラカラに乾いていた
乾いていないのに、心の中は
人工的な風が吹いていた、

カテゴリー: 弾き語り, 更新履歴 |

紅いツツジは言った

紅いツツジ
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紅いツツジは言った

2018/07/09

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紅いツツジが見事なまでに咲いていて
そこでただただぼうっと
立ち尽くしていた。

抗うすべもなく、滑り落ちて
またこの場所ではいくらか吼えることもあった。

簡単でしょう、ただこなすのなら
ただ毎日繰り返すのなら
ただ痛むだけなのなら

叫びたいことは幾度もあった。
だけど叫ばなかった。

そこで紅いツツジが私を見ている。
雨に濡れながら、ただただ向き合っていた。

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Don`t tell

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Don`t tell

2018/11/05

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ざわりと香る、夜のこと。
ぱきりぱきり、と音を立てて
それを包んでいた殻が割れだした。
露わになったその姿はすごく滑稽だ、
醜くて見れるものではなかった、
露わになったその姿は
今まで目をそらしていた自分の姿だ。
一メートルぐらいの距離で
あなたをずっと見つめていたが
あなたも私を見ていなかった。
ざわざわと外では風が荒れ狂っていた。
これ程にずっとあなたのことを
見放していたことに気が付く。
あなたの瞳に魂は宿ってなかった。
私はただただ、そこで立ち尽くした

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未来へ

未来へ
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未来へ

2019/04/30

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先は真っ暗で何も見えない。
この一歩を踏み出して
新しい時代を迎える。
同じ世界の延長線上で
不安がざわめいている、

それは静かで、洗練とした空気の中で。
無我夢中で何も見えない色を
旅するのだ。

汽笛は鳴った。世界は幾度も
瞬間、色を変えて。
電車は走り出す。
ホームに行き交う人々。
街は走り出す。

未来はいつだって真っ暗なのに
それでも進みゆくのは
まだ見ぬ世界を見てみたいから。

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