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「ほんとうは強き心で、夢を見ているの。」

水面に眠る

水面に眠る
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水面に眠る

2014/09/18


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水面に、ゆらゆらと自分の姿がぼんやりと映るので
目をそらして、風の音だけを聞くようにした。
大したことじゃないから、と空笑いする自分の姿は
なにとも滑稽で。自分が自分らしく頑張るのは
本当に、本当にバカみたいだ。投げ捨てた大事なものを
大好きな人たちがやさしく拾って、私に渡してきたのだった。
その大事なものを、受け取らず、何も言わず
背を向けて秋へと向かった。
時間は過ぎるほどに、気を紛らわし続けて、
目を瞑っていった。
一生懸命に、まじめに、熱を入れれば、すごく笑われた。
気が付けば、体も心も、狭い、水面の中に沈んでいた。
沈んでいるのも、少し安心した。眠りについて、
また朝が来た。一日、一日が、水面の中で揺らぐように
足をプカプカと浮かせていたのだった。

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砂へ

sunahe
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砂へ

2016/07/16

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「かなしくなって、砂のようにさらさらと
 すべてを流したいと思う。」

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君の標。

kiminosirube2
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君の標。

2014/11/21


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まるで、雪が深いように心にいくつもの影が差した。
私は、臆病になりかけていた。

強く生きようと思えば思うほど、
立ちはだかる壁は大きく、人を疑い、
不安が募り、至る所に恐怖が襲う。

まるで、心の中にいくつものの棘があるみたいだった。
強く生きようと思えば思うほど、
弱さを知る、涙を見る、叫んでしまいたいぐらいだ。

慎重に、慎重に指先で音を探し、鳴らす日々。
それは長い冬のようで、
もう出たいよと言いながら、向かう日々。

出口の見えない根深い雪のトンネルで、
君と奏でる。君が悲しくないように、
君に真正面から向かって、想いを伝える。

凍てつく寒さを耐え忍ぶ冬が、君と私を包み込んだ。
どんなに光が見えなくても、たとえ光の方に
全く行けなくたっていい。どんなに寒くたって。

君の音を私は守り続ける。そうして、奏でるんだ。
君がいつまでも埃まみれにならないように。
私が触れ続ける。

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海は笑うようで

海は笑うようでjk
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海は笑うようで

2016/10/15

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「また、海を見てたんだね」

海は教えてくれる。ここにいなくちゃいけないと。
ずっと背負い続けなきゃ、いけないと。
夜が来るたびに、黒い闇が迫ってきて、
あの子のことを考えながら、眠りについて、
朝になって、海の音が聞こえて、
あの子のことを思い出して、過ごして。

隠れていた月に、雲がだんだん流れて、
おぼろげに光を帯びて姿を現した。
月が静かに、海へと映って揺らいでいた。

今日も、明日も、明後日も、
苦しみ続けるいつもの風景は、
ゆっくりと動き出していた。

☆2017冬公開予定、
「朝焼けのブルーⅣ – Mezzo forte episode -」より。

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春の朝に心うばわれて

2015.02.24-2
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春の朝に心うばわれて

2015/02/24


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通り過ぎゆくその一瞬を
何と言い表したらしたらいいのだろう。
また、誰かが通り過ぎて、春の駅は
ふわりと温い風に、包みかえっていた。
ただ朦朧とした視界に、駅のアナウンスが黄色く瞬くだけ。
ここにしばらく私は座って、行きゆく人や急ぐ人を見つめて
そっと耳を傾けて、電車の音をゆっくりと聴いていた。

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