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「きらきらって。まぶしいけれど、どこか懐かしい視界。」

確かな光

確かな光
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確かな光

2019/11/30

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列車、最後の車両から見える景色は
だんだんと遠ざかってゆく。
こんなにも残酷なほど目に見えるほど
トンネルのなかで滲む光は
弱い心を無理矢理でも
立たせようとする。
この景色をあの日も見た記憶がある。
確かに雪は降っていた、積もっていた、
心は歩きだしていた、
とても正直だ。
さ迷う暗闇が晴れていく、
じきにこの雪もやむだろう、
隙間なくうめられた未来が諭す、
「どんな朝がきたって構いやしない、
 どんなに、這いつくばっても。」

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五月の泳げない魚

五月の泳げない魚
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五月の泳げない魚

2020/05/12

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プカプカと小学校のときの
プールに浮かんでいた。
それはまるで死体のように
空ろな目をしている。

夏の授業は恥ずかしくて
いつも水に入らなかった。

プールも習ったが
いつも手洗い場に逃げていた。

水に浮かぶだけで
人は必死だ。自分のことで
いっぱいでただ浮かぶことしかできない、
私はいつまでもプールに浮かんだまま
横目であのリアルを見つめている。

プカプカと小学校のときの
プールに浮かんでいた。
それはまるで死体のように
魚みたいになれないまま大人になってしまった。

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朝靄は明けない

朝靄は明けない
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朝靄は明けない

2018/08/08

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ぼぅっと、人影が見えた。
ような気がした。誘われて踏み入れてみれば
まだ、嗅いだことのない匂いがした。
黒と灰色のコントラストの隙間から
光はいつものように見えない。
だけれどそれが居心地よかった、
静かに彷徨いつづけた、
夏を歩くのはもう疲れた、
ここに眠ろう、

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水に透

水に透k
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水に透

2018/05/21

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桃色や薄紫、薄い紅色の
全て同じトーンで彩られた
花たち、ひとつひとつ形も大きさも違う。

四角い桃色の箱にたっぷりの水が
潤っていて、
その中に花たちは沢山沈んでいました。

花たちはだんだん水を浸透させて
ぷかりと浮かんで光に透りぬけて

ただ、そこで、潤いを楽しまれているだけなのです。

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音は色褪せることがなかった

音は色褪せることがなかった
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音は色褪せることがなかった

2018/10/22

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きらきらと瞬きをする、教室だ。
肌色のカーテンゆれていた。
次第に鍵盤を奏ではじめた。
一斉に歌い始めた、
ざわりと心が震えた、
意識はどんどん深くのめりこんでいく、
歌声と教室のピアノの音が体中を支配した。
あのまっすぐな瞳。

「ここに、いたんだね。」
彼女はその教室の一番後ろで眺めていた。
やさしい音が次第にやってくる。
ここにいた確かなこと。
気が付いたら瞳は濡れていて
ベッドの上にいた。

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